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2018インディアンウェルズ大会 フェデラーとチョリッチがSF進出 残る二人は?

2018インディアンウェルズ大会
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マスターズのインディアンウェルズ大会も佳境に入ってきました。

準々決勝に残った8人は、

トップハーフからは

  • ロジャー・フェデラー
  • ヒョン・チョン
  • ボルナ・チョリッチ
  • ケビン・アンダーソン

ボトムハーフからは

  • サム・クエリー
  • ミロス・ラオニッチ
  • フアン・マルティン・デルポトロ
  • フィリップ・コールシュライバー

が、勝ち上がってきました。

勝ち上がったメンバーを見るとBIG4からはフェデラーだけという、この10年間の流れからすると考えられないような顔ぶれになっていて、ちょっと複雑な気持ちになります。

更にフェデラーは現在36才で、BIG4の中でも最年長という。でもって、ランキングNO.1です。ちょっと人間じゃない感じですね。やっぱりw。

そのフェデラーは、今日の準々決勝では怪我からの復帰途中で中々完全復活できていない錦織に代わって、アジアのNO.1になった韓国のチョン・ヒョンと準決勝をかけて対戦しました。

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準々決勝2試合の結果

ケビン・アンダーソン VS ボルナ・チョリッチ

準々決勝の最初の試合はこのカードでした。

ケビン・アンダーソンは今年に入って調子を上げています。NY大会では錦織とクエリーを破って優勝し、続くアカプルコ大会でもデルポトロに決勝で敗れたものの、快進撃を続けています。

このIW大会でもここまで残ってきましたが、さすがに疲労がたまっていたのかもしれません。第1セットはあっさりケビンが取りましたが、徐々に調子を上げてきたチョリッチが第2第3セットを取り、初めてのマスターズ大会のSF進出を遂げました。

チョリッチもしばらく怪我で上がってこれなかったので、戻ってこれて良かったです。

 

ロジャー・フェデラー VS ヒョン・チョン

この対戦カードは、今年の全豪オープンの準決勝の再現でした。

あの時は、チョン選手が試合途中に酷い足のまめのため、途中棄権になってしまいましたが、そこまでの試合は素晴らしかったので、今回どんな試合になるのか楽しみでした。

第1セットは拮抗していてどっちに転んでもおかしくない展開でしたが、フェデラーから見て6-5のチョンのサービスゲームで、フェデラーがワンチャンスをものにして第1セットを取りました。

このあたりの勝負強さが、やはりTOP選手(特にBIG4)なんだよなあと感動。

これで気分が良くなったか、フェデラーの調子がどんどん良くなり、それに伴ってプレーのスピードも上がっていきました。

こうなるともう手が付けられません。チョンはフェデラーの速い攻撃に追いつくのがやっとになっていきました。

そして、あっという間に6-1でゲームセット。

フェデラーは準決勝進出を決め、この勝利でNO.1の座もキープしました。

う~ん、相変わらず凄すぎです。

 

でも、やっぱり他のBIG4とバブリンカと錦織がいないマスターズは、ピリッとしませんね(すみません)。フェデラーとやり合うには、今の状態は役者が少なすぎます。

試合後のインタビューで、チョンが錦織について話していました。

“I’m really honoured to be No. 1 Asian. And Kei is playing really good and is a great player in the world, and I hope he plays good this year,” Chung said.

「アジアでNO.1になったことは光栄に思う。ケイは素晴らしいテニスをしていて、また世界的な素晴らしいプレイヤーだ。彼が今年良いプレーをすることを願うよ。」

ーATP公式サイトより

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残る二人はデルポトロかラオニッチか、それとも・・

準々決勝はあと2試合残っています。こちらは明日の試合予定です。

残る2試合は

ミロス・ラオニッチ VS サム・クエリー

フアン・マルティン・デルポトロ VS フィリップ・コールシュライバー

です。

 

ランキングと実力では、当然ラオニッチとデルポトロが上がってきそうなんですが、何と言ってもラオニッチはまだ復帰途中で、ここまで本来の調子は取り戻せているとは言えず、ビッグサーバー対決でクエリーの方が有利な気もしないでもないです。

一方、デルポトロは本来の強さを発揮しだしていますが、先週のアカプルコで優勝して連戦が続いているので、そろそろ疲れがピークに達している可能性もあります。

コールシュライバーの様子がよくわからないので何とも言えませんが、どうなるのか楽しみです。

個人的には、錦織のライバルでもあるラオニッチの復活はとても嬉しいですし、度重なる手首の怪我から、ここまで戻ってきたデルポトロを応援したい気持ちもあります。

この二人の対決も見たいんですよね。

でっかいのに動ける人達対決(笑)。怖すぎですが・・・。

 

まあでも、クエリーも最近かなり安定して強いですからね~。

この2試合どうなるかわかりません。

明日の試合を楽しみに待つことにします。

 

Yuriでした。

コメント

  1. ROM より:

    ロジャーさまの一人勝ちを阻止できたのはデルポトロ選手でした。たしかにロジャーさまの調子はあまり良くなかったとは思いますが、それを差っ引いてもデルポトロ選手は素晴らしかったと思います。昔のような強烈なバックハンドはあまり見れなくなりましたが、スライスでつないでつないで…ストロークに磨きがかかったような気がします。
    なにかを失ってもまた新たな武器を見つけられた選手が復活を遂げられるのだなと改めて感じました。
    錦織選手はどのような武器を見つけ出す事ができるでしょうか?時間はかかるかもしれませんが、その時をじっくり待ちたいです。

    • ROM より:

      あれ?コメントするところ間違えてますね…。失礼しましたm(_ _)m

    • yuri より:

      やっぱりデルポトロは強い!ということを再認識させられた試合でした。
      2009年の全米オープンの決勝戦。フェデラーの優勝を信じて疑わなかった私が受けたショックを久々に思い出しましたよ。
      でも素直に喜びたいです。大変な思いをして帰ってきてここまで戻してきて・・NO.1のフェデラーを下しての優勝。素晴らしいです。

      錦織も時間がかかっても「やっぱり錦織は強かった!」とまた言われるとこまで戻ってきて欲しいですね。
      私もじっくり待ちたいです。

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