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マイアミ・オープン2018 ジョン・イズナーが初優勝!

2018マイアミオープン大会
12019 / Pixabay
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今年のマスターズマイアミ・オープン大会は、ジョン・イズナーが優勝しました!!

決勝の相手は若手筆頭、去年急激に力をつけてマスターズ2勝、ATPファイナルズにも出場したアレクサンダー(サーシャ)・ズベレフでした。

スコアはイズナーから見て、6-7(4), 6-4, 6-4 のフルセット勝利。

マスターズの決勝にふさわしい激闘でした。

 

おめでとう~ジョン。

また新しいマスターズ優勝者の誕生です。

 

デルポトロも大きい選手で、よく気は優しくて力持ちと言われますが、このイズナーもそんなタイプみたいですね。

せっかくなので、今回はイズナーについて少し紹介したいと思います。

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ジョン・イズナー選手

ジョン・イズナー 32才(今月33才になります)

  • アメリカの選手
  • 身長208㎝!
  • 体重108kg!!
  • ランキング9位(キャリアハイ)
  • タイトル数13
  • もちろんビッグサーバー

イズナーと言えば、何と言ってもこのでかさです。

ええ、一般的な日本人からしたらはっきり言って”巨人”と言ってもいいのではないでしょうか?

最近は、確かに各スポーツで選手の大型化は進んでいると思いますが、テニス界においてもその波は確実に来ています。

とはいえ、イズナーのように208cmという身長の選手はさすがに多くありません。

大きい選手と言って思いつくのは、

  • イボ・カルロビッチ(211㎝!
  • ケビン・アンダーソン(203㎝)
  • デルポトロ(198㎝)
  • サーシャ・ズベレフ(198㎝)
  • サム・クエリー(198㎝)
  • ミロス・ラオニッチ(196㎝)

このあたりの選手が、なんか大きいな~というイメージがあります。

デルポやラオニッチは見ただけででかい!と言う感じがしますが(笑)、それでも2mは超えてないんですよね。イズナーやカルロビッチは彼らよりさらに10㎝も大きいんです。

↑う~ん、確かにデルポトロよりでかい!

でもデルポトロも

”タワー オブ タンディル” タンディル(デルポの故郷)の塔

と呼ばれてます。その位みんな大きいです。

プレースタイル

プレースタイルは何と言っても、この身長から繰り出すビッグサーブが一番の武器で、そこからの展開でネットに出てくることも度々あります。

だからといってサーブ&ネットプレイヤーと言うわけでもなく、ストロークもしっかりしています。

特にこの手の大きい選手が得意とする、胸のあたりに来たボールをひっぱたくように打つフォアハンドは強烈です。デルポトロやラオニッチも同じように強力なフォアが武器ですね。

大きい選手にありがちなフットワークの悪さもあまり感じられませんが、巨体を支えて走り回るため(100㎏の体重!)どうしても足に負担がかかるようで、足の怪我をしている姿をよく見ることがあります。

これはラオニッチも同じですね。

不思議とデルポトロは足の怪我をしているのを私は見たことがありません。彼は本当にフットワークが素晴らしいです。だからこそ、彼は今の位置(6位!)にいるんだと思います。

3日間のウィンブルドンでの最長試合

ビッグサーバーだとサービスキープが楽にできるというのも特徴ですが、そのため相手もビッグサーバーだとお互いキープし続けて試合がかえって長引くこともあります。

その最たるものが、フランスのニコラ・マウとの2010年のウィンブルドン1回戦の試合です。

最終セットがタイブレークではないので、お互いキープを続けてなんと!3日間にわたる試合をする羽目になりました。

試合時間は11時間5分。最終セットは70-68!?という、とんでもない試合でした。

↑そういえば主審はライアニさんだった。大変だっただろうな~💦

 

それにしても1回戦ですよ?どうやってもその後回復できないですよね?結局その試合に勝ったイズナーは2回戦で敗退しました。

このこともあって、最終セットをタイブレークに・・・という話が出たと思うのですが、一体どうなったんでしょうね。いまだに変わってはいません。

USオープンだけは、最終セットタイブレークを採用しています。

性格は気の良いアメリカン?

気の良いアメリカンと言うと、どうしてもジャック・ソックを思い出します(笑)。

そのジャック・ソックとダブルスを組んで、前の週のインディアンウェルズではダブルスを優勝するなど、今年はかなり調子が良さそうなイズナーです。

少し前に結婚しましたが、そのおかげでメンタル的に安定していることも最近の調子のよさにつながってるのかも、というコメントをプレカンでしていたようです。

おめでたいこと続きですね。

性格の良さは、以前から垣間見えていて、錦織ともツイッター上でやりとりしてました。

錦織がイズナーに「そのサーブ頂戴」と言ったら、イズナーが「サーブ以外のケイが持ってる物全部くれるならいいよ。」とイズナーが言ったりして、微笑ましかったです。

でもそんなイズナーももう32才、今月33才になります。

ここまでフェレールや錦織、ラオニッチ同様、BIG4の壁に阻まれ続けて来たイズナーが、マスターズタイトルを取ってくれたことはとても嬉しく思います。

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錦織の次の大会はモンテカルロ

錦織はいまだ復調せず、ランキングもついに39位まで落ちました。

それでも焦ることはありません。

復活したデルポトロの活躍やラオニッチの復調、また、運悪くアカプルコとインディアンウェルズでは優勝したデルポトロに敗退し、マイアミでは準優勝のズベレフに負けたフェレールも以前のような強さが戻ってきている様に思います。

そして、イズナーのこの年齢でのマスターズ優勝。

 

彼らの活躍を見れば、錦織も怪我や体調不良が解消し、しっかりと体とテニスを作っていけばこれからいくらでも活躍できると思います。

 

錦織の次の大会はクレーコートのモンテカルロ(マスターズ)です。

この大会には久しぶりの参戦となります。最後の参戦は2012年です。ベルディヒが対戦相手で、最初押していたのになぜか自らミスを重ねて負けてしまった印象があります。6年ぶりになる今年は良いイメージで入って欲しいです。

クレーコートシーズンが楽しみです。

Yuriでした。

コメント

  1. 下団 より:

    2016年のIWでの錦織選手との対戦時に、
    「北米ハードシーズンではビッグ4級の強敵」と鼻血ブログにコメントしましたが・・・
    イズナー選手!!おめでとうございます

    • yuri より:

      やっぱり、若手より先に今まで苦労してきた彼ら(イズナーとか、デルポとか、フェレールとか、ベルディヒとか、錦織とか錦織とか錦織とかww)にビッグタイトルは取ってもらいたいですよね!!

  2. aoiです より:

    イズナー選手、最後まで諦めずにどんなにネットプレーでミスをしても攻めの姿勢を貫き通しましたね。
    テニスの内容としては総合的にA.ズベレフ選手の方が上だったかもしれませんが、イズナー選手は徐々にミスが減り、逆にズベレフ選手は痛いところでミスが出ました。粘り勝ちとも言えるのでしょうか。
    イズナー選手、本当に良かった。錦織選手も勇気をもらっていることでしょう。

    さて、最近錦織陣営からの情報発信がすごく多いですね。動画を見ても、すっかり体調は良くなって練習に励んでいる様子。最新の動画では、素人判断ですが、フォアも以前と比べて重心が前になり体重が乗っていい感じに見えます。モチベーションもかなり上がって来ているのでは?
    モンテカルロがますます楽しみになってきました。

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