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ドバイ大会2019 波乱続出!第1シードの錦織は2回戦で敗退

2019ドバイ大会
Schmid-Reportagen / Pixabay
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Yuri(@yuri_lovesiames )です。

 

錦織にとっては初参戦で第1シードがついてのドバイ大会でしたが、残念ながら2回戦でポーランドの若手選手フーベルト・フルカチュ(22歳)にフルセットの上、敗退しました。

1回戦では、毎度苦しめられるイメージの強いブノア・ペールをストレートで下しての、77位の選手が相手だったので、これはチャンスと思いましたがそうはいきませんでした。

フルカチュ選手は良いプレーをしていたと思います。

でも錦織のプレーが安定しませんでしたね。原因は何だったのか気になりますが、簡単に試合を振り返ります。

 

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ドバイ大会 錦織VSフルカチュ

第1セット

最初は良い感じに見えましたが、第1セットのサービングフォーザセット、自分のサービスゲームで2本連続でバックハンドをネットにかけ、更にダブルフォルトでBPを握られてそのままブレイクバックを許してしまいました。

とにかくファーストサーブが入らない。

前回の記事で、錦織のセカンドサーブのポイント確率の高さに言及しましたが、これだけファーストが入らないとさすがにお話になりません。

続く5-6で迎えた自分のサービスゲームでもダブルフォルトとショットをネットにかけるミスで落とし、セットを取られてしまいました。

 

第2セット

第2セットに入って、ようやくペースを取り戻したかに見えましたが、ダブルブレイクしていた5-2から、まさかのダブルブレイクバックで振り出しに戻されてしまいました。セットポイントが何度もあったのに。

(まさかの!はこのような使い方をするものですよ、某メディアさん達・・w)

 

 

この時点で今日は何かやばいな・・・という気はしました。

 

最終セット

何とかセットオールまで持って行ったものの、錦織の乱調ぶりは改善せず・・・。

 

結局錦織はブレイクを返せず、最後もブレイクされて敗退してしまいました。

 

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ポイント加算のチャンスはまだまだ続く

う~ん、できればもう1勝くらいして欲しかったですね。

錦織は去年のこの時期は怪我明けでほとんど結果が出ていなかったので、ポイントを加算するチャンスだっただけに少し残念でした。

身体の動きは決して悪いとは思いませんでしたし、むしろよく走っていたように見えましたが、とにかくショットの精度とサーブが安定しませんでした。

試合直前に手首のテーピングをし直してもらっていたのも気になりました。

その影響があったのかどうなのか?フォアハンドのみならず、バックハンドでもミスがかなり多かったように思います。

サーブの確率も悪かったですね。大事なところでのダブルフォルトで流れを止めてしまいました。

今回は大会中、風がかなり吹いていてそれも難しかったのかもしれませんが、天候はどちらにとっても平等に影響するのでこれを理由にはして欲しくないですね。

 

本人が試合後に、

「今日なぜ負けたのか、理由をしっかり見つけるようにしようと思います」

と語っていたようなので、前向きな姿勢にホッとしました。

以前はこういうこと言ったことなかった気がします。

錦織は勝っても負けてもすぐ忘れることで有名で(笑)、あまり試合を振り返って検証するタイプには見えなかったのですが(もちろんチームはやってたと思いますが)、本人が自ら積極的に動くようになったのなら喜ばしいことだと思います。

 

この後は、アメリカでインディアンウェルズマイアミマスターズ大会が2試合続きます。

ランキングはフェデラーにまた抜かれましたが、デルポトロが怪我からの回復が遅れているらしく、IW(インディアンウェルズ)を棄権することが決まっているので、成績次第では5位まで上げられるかもしれませんね。

錦織はいつもIWを苦手にしていましたが、今年はどうでしょう?何とか早く、マスターズのタイトルを手にしてもらいたいと願っています。

IWのスタートは3月7日なので1週間ほど時間が取れます。リフレッシュして臨んで欲しいですね。

 

Yuri(@yuri_lovesiames )でした。

コメント

  1. より:

    錦織選手にとって色々課題が見えたことが収穫だと思います。
    この2回戦と全豪の1回戦は用意周到に錦織対策をしてきた若手に錦織選手らしさを封じ込められ、逆に錦織圭的テニスをされてしまった感があります。この辺り、ちょっと落とし穴にハマった感じもします。
    これをいろんな若手にやられたら大変ですから(今後そうなる可能性もありそう)、早めに対策をして言ってほしいと思っています。
    本人が理由を探ることは今後に向けて足元をすくわれないためにもすごく意味があると思います。

    • yuri より:

      風さん、ここ数日PCを開けなかったのでお返事遅れてすみません。もうIWが始まっていますが、ドバイの敗退は全豪のマイクシャクを彷彿とさせる試合展開で、3セットマッチでは挽回できず負けてしまいましたね。まあでも初めてのスケジュール、初めての大会だったので感触を確かめたという意味では良かったのでは?と思っています。何より怪我も病気もなくこの2大会を乗り切ってアメリカのマスターズに向かえたことは良かったです。

      また、チラホラ入ってくる情報を見聞きすると、以前に比べて錦織本人が色々取り組もうとしているような節があり、ようやく自主性が身についたか!(失礼w)と頼もしい気持ちになっています。このアメリカのマスターズ2大会で、ブイブイ言わせてもらいたいですね!

  2. ゆうた より:

    yuriさま
    記事立てありがとうございます。

    今回の欧州路線については大量ptの獲得という即効性の収穫は少なかったものの、「今後の反省点」の他に「ATP500の2大会消化」や「この路線の来年以降用のデータ採り」など後々に効く可能性の収穫はあるかもしれないので悔しさはあれど落胆まではいかないと思っています。

    和訳記事ツイートによると、この路線を1度やってみたかった的なコメントも有りましたし心身の負担が無ければ特に問題はないかな?と。

    むしろ興味があるのは来年の路線選択です。
    北中米路線のアカプルコは改めてクセ者だと感じました。昨年の錦織選手に続き西岡選手も「洗礼」を受けた様ですし、気温的にデイセッションが不可で尚且つWTAとの共催となると深夜2時半に終わったイズナーvsミルマンの様なケースも有りますしMS前にこれは・・・

    これだったら、ブエノスアイレス250→リオ500から1週休みでMSに挑める南米クレー路線の方がマシな気にもなります(17年のトラウマはある方もいらっしゃるとは思いますが・・・)

    先ずはしっかりと休養して北米MSに期待です!

    • yuri より:

      ゆうたさん、お久しぶりです。
      錦織は負けちゃいましたが、アカプルコもドバイも素晴らしい試合が続いていますね。個人的にはですが、錦織にはMSとGSのタイトルをどうしても獲って欲しいので、この敗戦は後に続くMS2連戦に向けて休養が出来て良かったくらいに思っています。

      ロッテルダム→ドバイ参戦は私は良かったと思っています。毎年微妙に結果が出せていなかったアカプルコ(気温や湿度も過酷だし、しょっちゅう体調不良になってました)より、錦織が得意のインドアのロッテルダムの方が期待ができますし、この二つの大会はどちらもATP500なので、この時期のポイントが稼ぎやすいです。錦織はもう250はあまりでなくていいと思います。BIG4みたいに。

      南米クレーはIWとマイアミのハードにまた調整しなおすのもなんなので、来年以降もぜひ今年同様ヨーロッパに行って欲しいですね。南米はコートが酷かったという話もあったので繊細な錦織は環境に左右されない大会を選ぶのが良いかとw。

      IWとマイアミではまた元気な錦織が見られることを期待したいです。

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