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錦織はバルセロナでは初戦(2回戦)敗退 ジョコビッチの状態は深刻 ~バルセロナオープン2018~

2018バルセロナオープン大会
skaramelka / Pixabay
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Yuriです。

モンテカルロの錦織の活躍に痺れた1週間でしたが、そのまま麻痺しておりました(笑)。

その間もテニスの試合は続くよ・・・ということで、バルセロナオープンが開催され、すでにベスト8が決まっています。

錦織はというと、今大会はシードがついて2回戦からでしたが、スペインのベテラン、ガルシア・ロペス相手に1セットを取られたところで、棄権しました。

まあ、想定の範囲内です。しょうがないですよね。

前の週に5日間連続でタフな相手と試合を戦い、つい二日前にモンテカルロでナダル相手に決勝を戦ったばかりです。

本人も全身筋肉痛・・・と言っていました。

大きな怪我ではないようですし、本人も休めば大丈夫と言っていたので、しっかり休んでいただいて次のマスターズ大会のマドリッドで活躍してもらいましょう。

ランキングもめでたく22位まで上昇しました。

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錦織の状態と周りの声

錦織は1セットしか戦いませんでしたが、こんな印象でした。

それにしてもやはりこのツアースケジュールは過酷です。

本当に並外れた身体の強さと体力、技術を併せ持つ数人の選手以外は、前週に決勝まで何とか勝ちあがっても、今回の錦織のようにガス欠をおこしたり、怪我をしたりして戦列から離れてしまいます。

逆に言うと、だからこそそれが可能なBIG4やデルポ、以前のフェレールがテニス界を席巻していたわけですが・・・。

モンフィスやツォンガも怪我がちで通年通して戦いきれていませんし、他にも多くの選手がそのスケジュールのタフさが原因の一つになって(と私は思っています)、怪我で休んだりしています。

今回錦織は、結果的にバルセロナオープンを初戦(2回戦)で棄権することになりましたが、周りからは概ね好意的に受け取られていました。

↓のツイートが一杯いいねもらえてて驚きました。皆、錦織が海外でどのように評価されてるか知りたいんですよね。

長年解説してきた彼らがこのように話すことからも、スケジュールが選手に及ぼす問題は確かにあると思います。

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ジョコビッチの不調は深刻

本当に深刻です。言葉もありません。

あれだけの強さを誇った元王者が、ここまで別人のようになってしまうとは。

とにかく何とかして、早く元の強さを取り戻して欲しいと思います。

↓(今回)とにかく線が細くて腹筋胸筋も薄く、手足も筋張ってます。

Embed from Getty Images

 

↓(2016年の全豪優勝時)この頃の強さとしなやかさがどこかに行ってしまった。

Embed from Getty Images

 

どうにかして、彼がかつての輝きを取り戻してくれることを期待したいです。

あれだけ、錦織の前に立ちふさがって崩せない壁だったジョコビッチ。

憎らしいほど強く、錦織ファンとしては目の上のたんこぶでしたが、ここまで状態が酷くなることは想像もしてませんでした。

やはり、強いジョコビッチでいて欲しい。

今後の彼の状態にも注目したいです。

 

錦織もジョコもフェデラーもマレーもいないバルセロナオープンですが、ナダルはやっぱりナダルです。順調に勝ち上がってます。その体力、やはり化け物級・・・。

優勝候補筆頭でしょう。

もう一つ嬉しかったのは、アンドゥハルの復活です。2015年にバルセロナの決勝で錦織と戦った相手です(錦織が優勝)。その後怪我長期休養していましたが、元気で強い姿を見せてくれました。バウティスタ・アグートに負けましたが、戻ってきてよかったです。

Yuriでした。

コメント

  1. ROM より:

    バルセロナでもRafa- ing!!

    こうなると早くショットクロックとクレーコートへのホークアイの導入が待ち望まれる…。

    • yuri より:

      ROMさん、こんにちは。
      Rafa-ingでしたね~。
      決勝は若手のチチパスと!たのしみです。

      確かにホークアイはすぐにでも導入して欲しい。毎年それによっていらない揉め事が起こります。
      ショットクロックも置けばいいですよね。選手が時間を確認できればいいことですしね。

  2. ゆうた より:

    記事アップありがとうございます。

    錦織選手、回避派の私としては(多分)故障が長期化しない様ですので別段問題はないかなって思っています。鼻血系ブログで参戦の是非が結構熱くなっていたので、もしも手首の再発等シャレにならない故障を発生していたら荒れたかも・・・ですね。

    ただモンテカルロの様な「鬼日程」は避けたいので、1回戦byeは無理でもマドリードでシードが欲しいところですね。シードまで後3人ですから。

    鼻血系ブログでも意見交換させて頂いたジョコビッチ選手ですが心配です。プレーもそうなのですがむしろフィジカルの方が個人的には心配です。3月辺りに「全快宣言」をしたのですが、長期欠場明けに半ば強行出場した全豪でチョン選手に完敗した挙句の故障発生でしたし。
    来週のエストリルのWCも取り沙汰されていますが、そうなるとモンテカルロからローマまで5連戦となりますし耐えられるのか・・・

    憎々しい強さの反面、カツラを被ってシャラポワ選手のマネをするなどユーモアのある兄ちゃんの面もある彼ですから復活して欲しいと思っています。

    • yuri より:

      コメントありがとうございます。
      現在の錦織の状態(身体と手首)を考えれば、一番良いパターンでの棄権だったと思います。
      この先の錦織のキャリアを考えた時に、GSとMSの取れる可能性を残すためにも、28才、怪我明け(まだ完治していない)では絶対にリスクを取るべきではないと思います。
      BIG4に匹敵する才能を持ちながら、怪我でMSの1勝さえ取れずに引退・・とかだけは避けてもらいたいです。

      ジョコビッチは心配です。彼もまだ30才ですから復活を見守るしかないですね。
      フィジカルも整ってないんですが、問題はそこに気持ちを持っていくことさえできてない気がします。闘争心がなくては戦えないですからね。
      結婚し、二人の子供も授かり、グルテンフリーのレストランを開業し、キャリアグランドスラムを達成し、全てを手に入れたことで(五輪以外)怪我もあり、モチベーションを失ってしまうことは考えられます。何とか復活して欲しいです。(でも今のうちに錦織にはMSとGSを!w)

  3. aoiです より:

    新記事ありがとうございます。
    錦織選手に関しては、まだクレーシーズンが始まったばかりなので、手首第一に考えながらも、更に自信と結果を得て北米ハードシーズンへの足掛かりにしてほしいと思います。私は、マドリードと全仏で爆発してほしい。復帰したばかりだけど、あの楽しそうなテニスを見ると、怪我直前の錦織選手より断然可能性を感じます!(ローマは体力的にどうか?グラスシーズンは怪我さえなければ、私的にはOK。ポイントゲット出来ればボーナス!)

    ジョコビッチ選手は、バイダコーチが戻ったことで今後好転していくのでは?と期待します。仰るように、錦織選手が乗りに乗っている時に唯一(と敢えて言ってみる)勝てなかったジョコビッチ選手が苦しんでいるのを見ると、私もショックです。でも、波はありますが強い選手であることには変わりがなくランキングもまだ12位と踏みとどまっているし、一度波に乗ったら一気に上昇しそうな気もします。本音としては彼が覚醒する前に錦織選手には彼に勝って頂点に立ってもらいたい、と思います。

    プロテニス選手は本当に過酷。近年の故障者の多さは、やっぱり異常だと思う。アスリートファーストで、怪我で苦しむ選手を少なくする運営や環境であってほしいと切に願います。

    • yuri より:

      いつもコメントありがとうございます。
      そうですね~全仏では頑張って欲しいです。ただ、手首の状態が決して完治はまだしていないと思うので、たとえ1日置きでも2週間の長丁場に耐えられるのかどうか・・・それが一番心配ですね。GSは頑張って欲しいですが、私個人としては、まず先週あと一歩まで行ったMSのタイトルを一つ!取ってもらいたいです。
      はっきり言ってフェデラーもマレーもスタンも不在でジョコも復活していない今が一番チャンスがあると思うので、何とか初のMSタイトルを~!!!と悶えております。(笑)

      身体の強い選手が生き残る、今のスケジュールはちょっと・・と思いますよね。

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