音楽の街、オーストリアのウィーンで開かれているATP500ウィーン大会。
錦織は初めての参戦になりました。
毎年この週は裏で開催されているスイス、バーゼル大会に出ていましたが、何か心境の変化でしょうか?
でも新しいことをするのは良いことだと思います。
錦織もこの美しい街を楽しんでいるようです。
きのう錦織圭@keinishikoriがウィーン国立歌劇場@WrStaatsoperに🇩🇪@Kohlscribblerと🇫🇷@la_pouilleと🇿🇦@KAndersonATPと訪れました🎥 #NittoATPFinals 出場権獲得へ勝利がほしい #erstebankopen 1回戦🇺🇸ティアフォ戦は今夜8時から生中継🔥https://t.co/NUhelUW0zD #atp #gaora_tennis #gaora #GoKei pic.twitter.com/2inWtQnhJn
— GAORA SPORTS テニス (@gaora_tennis) 2018年10月23日
錦織 VS ティアフォー
錦織の初戦の相手はアメリカのフランシス・ティアフォーでした。
弱冠20歳のNEXT GENの選手です。
彼の試合をあまり今まで真剣に見たことがなかったのですが、漠然と「ま、錦織が勝つでしょ。」くらいの気持ちで観戦しました。
試合の簡単な振り返りです。
第1~第2セット
第一セットは、お互いに探り合いながらキープし合う展開でしたが、タイブレークに突入すると、錦織のレベルが上がりました。
「タイブレの途中から錦織のレベルが上がった!」
「ショットが強烈!」(always be punished!)
「これぞ錦織クオリティ!✨」
タイブレーク入ってから、海外解説が楽しそうに錦織を褒めまくってます😄。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
私は基本的に海外の解説で試合を見ていますが、解説者が興奮気味に錦織のプレーを楽しんでいる様子が伝わってきました。
そのままの流れで錦織が第1セットを先取します。
このレベルのプレーなら、すんなりストレートで勝てそうかな?と思った第2セット、錦織がいきなりブレーク!
しかし、リードしていたにもかかわらず、徐々に錦織のプレーがレベルが落ち、ティアフォーにどんどん押され気味に・・・。
そしてついに、SFM(サービングフォーマッチ)でブレイクされてしまいます。
ありゃ〜セット取られた。
解説は、
SFMまでは錦織は順調だったのに、突然レベルが下がってサーブが落ちた。
それに対してティアフォーは反応が良くなった。と。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
結局試合はセットオールに。
「錦織疲れてる?動きが・・・
怪我じゃないよね?」「でもUSオープンでSF行ってから楽天、上海とけっこう試合してるからね。」
と、心配されてる・・・😥
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
第3セット
第1セットまで解説していた女性が、第2セットではいなかったのですが、第3セットになって戻ってきました。
第1セットのタイブレを取った時の錦織を見た後に、第3セットの頭に戻ってきたので、
「どうしちゃたの!?フルセットになってるなんて。」
という感じで、急に動きが悪くなった錦織の状態を心配していました。
その後、錦織のプレーが徐々にまた上がっていきます。
チャンス来た~!
これは絶対に取らないと!!!💪🔥— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
よっしゃああ!ブレイク!😆
問題はこの後、しっかりキープできるか。
それが怖いので、もう一つブレイクして欲しい😅— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
ついにブレイク!
カモーン!叫んだ!😆
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
That’s more like it!
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
解説陣も褒めてる!
錦織のショットが深い!
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
とにかく途中から錦織のショットがどんどん深くなっていき、ほとんどのショットがオンラインに落ちるようになりました。
そのためティアフォーはどんどん後ろに下がらざるを得なくなり、アウトかと思ったショットも入るので、体勢を崩されていきました。
これはすごい・・・。
全部オンライン?😳
ティアフォー動けず。ダブルブレイク!😊
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
この試合、2度目のSFMです。
「第2セットもリードしていたのにSFMで落としたけど、今回はダブルブレイクしてるからプレッシャーもそれほどではないだろう。」
と海外解説。
でもデフォった・・・。
その後エース。😅— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
凄いエースでMP!
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
勝った!😆✨
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月23日
DF(ダブルフォルト)を犯したので一瞬ヒヤッとしましたが、その直後のサービスエースは何だったんだ!?と思うほどの威力のあるサーブでした。
そのまま勝利!
最後は突き放すように実力を見せつけるような勝ち方だったと思います。
アップダウンは少しありましたが、要所要所に見せたプレーは「さすが!錦織!!」と言うものでした。
錦織 VS ハチャノフ
今年のハレの大会で惨敗した相手です。
とは言うものの、あの時の錦織の状態は本来の出来とは程遠く・・・。
あれから半年が経ち、全米では準決勝、楽天では決勝、上海は準々決勝ながらキレキレのフェデラーに負け・・・と、今の錦織の状態はあの時とは比べ物にならないと思います。
メディアに既出ですが、ASPの公式内に錦織の記事がありました。その中で錦織本人もこのように言っているので、期待できるのではないでしょうか?
チャレンジャーからロンドン候補へ。
「この2,3か月非常に良いテニスが出来ていて自信もある。このレベルに戻れて嬉しい。」
「サーブも変えて、100%に戻るまで少し時間がかかったけど、今は戻ったと思う。」
From Challengers To London Contender, Kei Has Reason To Sing https://t.co/3fk6Fo1wqc— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月24日
今回は前回対戦した芝とは違って、錦織が一番得意なサーフェスの一つ、インドアハードです。速さも、速過ぎず遅すぎずなサーフェスのようですから、一番錦織が力を発揮しやすのでは?
ハチャノフは最近本当に安定して強くなりました。
サーブもフォアもバックも安定して良いショットを打ちますし、リターンも悪くありません。イメージはガタイの良いサーシャ?(笑)
フットワークはそれほど良くないかもしれません。
それでも錦織の状態がティアフォー戦の最後のように良ければ、勝ちをおさめることをできると思います。
ポイントは錦織の出来
いつもの事なんですが錦織の場合、勝敗を決めるのは
「錦織の出来次第」
なんです。(BIG4やスタン、デルポを除く)
もちろん、たまたま相手がめちゃくちゃ調子が良い場合もありますけどね。
それを自在にコントロール出来れば、NO.1もGSタイトルも手に出来ると思うんですが、なかなかそうはいかないですね。
まずは、この試合、この大会で良い結果を期待したいです。
Yuriでした。
コメント
やった!
勝ちました!!
今日は本当に強かったです。完璧な内容でした。
何かすっごく強くなってる気がする。
このまま決勝まで行けそう。
次こそティーム選手を倒して全仏のリベンジを見たいです。
風さん、錦織強かったですね~。ハチャノフがフラストレーション溜めまくりの一方的な試合になりました。ティームはホームの大会で気合も入っていると思いますが、ここは意地でも勝って欲しいです!全仏のふがいなかった試合を払拭して欲しいですね。