マドリード大会2018　錦織はジョコビッチにストレートで敗戦　悔しすぎる！　

モンテカルロで決勝まで到達し、バルセロナは疲労で途中棄権。10日間の休養を経て入ってきたマドリード大会でしたが、錦織は１回戦でジョコビッチと当たりました。

ショッキングなドローでしたが、二人とも怪我でランキングを落としているのでこういうことも起こりえます。それでもショッキングでしたけど。

マドリード大会2018ドロー　錦織の初戦の相手はまさかのジョコビッチ！

Yuriです。 マドリードオープン大会のドローが発表されました。 （マドリッドなのかマドリードなのか表記にまだ迷っていますｗ） マドリードで行くことにしました。表記は順次直していきます。 第１シードはもちろんナダル。 第２シードはズベレフ ...

yuri-san.com

2018.05.05

１年以上ジョコビッチの状態がボロボロだったこともあり、2014年の全米で勝利して以来、10連敗を喫している錦織にとっては勝ち星を挙げる絶好のチャンスかと思われましたが、残念ながらそうはなりませんでした。

試合はジョコビッチが大事なポイントでその勝負強さを発揮して、ストレートで勝利しました。

スコアはジョコビッチから見て７－５，６－４です。

錦織にチャンスかなかったわけではなく、出だしはジョコビッチのミスで始まり、何度も勝つチャンスもあったと思います。

でも結果的には錦織のプレーがジョコビッチの元の強さを引き出してしまった形で、負けてしまったように思います。（どこかのニュースでそのように錦織自身が語っていたのを見ました）

私はというと、負けた直後からショック過ぎて、放心状態で記事を書く元気がありませんでしたが、少し冷静になろうと色々なニュースや双方のインタビューを読んで、ようやく落ち着いてきました。

試合を振り返ります。期待値が高かったゆえにちょっとネガティブ気味なのはご容赦ください。

試合の流れ

とにかく今のジョコなら勝てるはず！と祈るような気持ちで見始めました。

錦織に勝って欲しい。
ただそれだけ🙏

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

最初はジョコビッチがミス連発で錦織にチャンスがあったのにミスで逃す。

ファースト大事。
ジョコがミス出てるのに、錦織はミスしちゃダメ

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコが攻撃的。ベースライン上からライジング気味にガンガン返してくる。

ふぅ。かろうじてキープ。
ファーストの確率上げて欲しい。

ジョコがベースラインから下がらないので、深いボールで左右に振って後ろに下げたい

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

錦織が主導権を握らないと、ジョコはどんどん調子を取り戻してしまう。
必要なのは当たり前の事だけ。

ファーストの確率
深いボール
先に攻撃する
で、ミスは最低限に抑える！！💪🔥🙏

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコもいまいちだったけど、錦織の動きも硬かった。すでに気負ってる？気持ちで負けてたら勝てないよ～と心の中で叫びながら応援。

ジョコは最初から錦織にプレッシャーかけようとしてるから、ラリーに付き合い過ぎちゃダメだと思う。
錦織はやっぱり相手がジョコだっていう気持ちが身体を固くしてる。
まだ足が動いてない。

頑張れ～！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

調子が上がってこないジョコビッチのサービスを先にブレイクしたのに、続く自分のサービスゲームをキープできず。バックの打ち合いになるとジョコビッチのショットの精度の高さと先に攻撃されて主導権を握られる。

ここはキープして欲しかった。
ジョコのバックハンドは世界一。
バックの打ち合いをしすぎちゃダメ。
ジョコの読みを外して振り回したい！！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコビッチが本来のジョコビッチっぽくなってきます。

ジョコのバックハンドは本当に隙がない。防御も攻撃もできて精度が高い。なんとか振りたいな～。

ジョコは錦織がバックに返し気味なのを読んで待ってる。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコビッチの一番の武器はショットの正確さはもちろん、実は予測力だと常々思っていますが、最近は全然戦う意欲さえ見せなかったのに、ここにきて復活してきました。

ジョコビッチの予測が戻ってるじゃんか😥
ちょっと前までダメダメだったのに、何で錦織と戦う時ばっかり強くなるんだよ！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

錦織の体勢を崩し続けた上で秀逸なドロップ。2016年のローマとかでもやられたやつ。

そのジョコビッチのドロップ、以前クレーで当たった時にも再三やられたやつ！
あっ。またやられた！
悔しい～！！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコに逆を突かれているのか、なんとか返すようなショットが多く、必然的に球が甘く浮き気味になり・・・。

やられた・・・
ジョコビッチ相手にほんの少しでもチャンスをあげるとこうなる。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

時折フォアが良い感じに炸裂してましたが、気がつくとバックの打ち合いになって負ける。

そのフォアが必要！！！🔥
バックの打ち合いしてたら勝てないと思う。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ストローク戦（特にバック）になると錦織の方が防戦一方になる。これでは厳しい。
フォアをうまく使って先にジョコを崩したい！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

ジョコがどんどん終盤になって安定してくる。

何かジョコビッチとやるといつも主導権握られっぱなしになる気がする。

先週までの別人のように弱いジョコはどこ行ったの？😮

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

何でだろう？錦織のショットが甘くてジョコが打ちやすいボールばかりになって決められちゃうのは、ジョコがそうしてるから？
ジョコの方が早くて強いボールが返ってくるから押されちゃうのかな？
錦織のボールが好きなのかな？
う～んぐるぐる考えてしまう。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

甘い球は叩かれます

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

そうそう！とにかくジョコの逆を突かないと！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

って、反対に逆つかれてる😥
頑張れ～！！！

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

負けた。

ショック・・・・・・・・・・

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

試合を振り返って思うこと

ショットの精度、サーブの精度、フットワーク全てで少しずつジョコが上回っての勝利だったけど、その少しが物凄く大きい（って意味不明？ｗ）。

確かに先日までの弱いジョコじゃなかったけど、それでも以前のような強さのジョコでもなかったのに負けたのは辛い・・・。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月7日

大事なポイントでの決めきれる力がジョコが優れてるというより、錦織に足りなかった。以前からジョコとやると同じような展開になる。

これって相性なんだろうか？

以前のフェデラーがナダルと試合すると、別人のようにミスを重ねて負けるのと同じ？

それとも錦織自身の問題？ジョコに対するメンタルブロックが外せないとか？

グルグル考えながら、でも悔しくて、起きてもまだ悔しかった。

寝るまで悔しくて、起きても悔しい。ジョコのコメントを見て更に悔しい😣

全然切り替えられない。
ジョコのコメントを錦織が読んで、「こんちくょー！俺は叩き台じゃない❗」ってメラメラしてくれたら良いんだけど。

— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月8日

ジョコのコメントというのは、最初はこれでした。↓

Djokovic: ‘Kei is a great quality player. We both haven’t had too many matches like this in the last 12 months. I’ve been looking to win these sort of matches. It was the perfect scenario. I couldn’t ask for a better start.’

— George Bellshaw (@BellshawGeorge) 2018年5月7日

「パ―フェクトシナリオ。これ以上は望まないよ。」とか言われちゃうとね～。ジョコに他意はないと思ってますが、この1年の彼の負けっぷりを見ていたので、錦織ファンとしてはそれを言われちゃあ・・・って感じですね。

でもほかの媒体ではまた違う印象でした。

UBITENNIS.netの長いインタビューの中でのジョコの最後の文章を日本語に訳すと、

 ”・・・・First and second sets I made breaks to win both sets in the final stages of both sets, so it was exactly what I needed for my confidence and for my game. I’m just happy to go through this one.”

ファーストセットもセカンドセットもセットの終盤にブレイクできた。これがまさに自分自身にとっての自信と自分のゲームにとって必要なことだったんだ。これができたことがただ嬉しい。

ージョコビッチ談

ま、どちらにしても勝ったのはジョコビッチだし、彼がこの勝利を切望していて、手に出来た事は良かったと思います。

思うけど、何も錦織との試合で復活しなくても！

Embed from Getty Images

↑彼も必死でもがいてたんでしょうね～。この表情が物語ってます。

それにしてもこれだけ錦織の敗戦がショックだったのは、いつ以来だろうかと考えてみましたが、中々思い出せません。

強いて言うなら、2015年と2016年の全仏ツォンガ戦とガスケ戦あたりでしょうか？あるいはこれもまた衝撃だった、2015年全米1回戦のペールショック。

勝てる可能性が十分あったにもかかわらず、自らのミスで相手にチャンスを与えてしまって負けてしまった試合です。

今回とは試合の内容も相手も全く違いますが、錦織が自身の力を存分に出せれば勝てる可能性が高かったと思われた試合で負けてしまったというところが、私の中で一致したのかもしれません。

後はモンテカルロでの鮮やかな準優勝が脳裏に焼き付いていて、実際の錦織の状態（手首はまだ完全じゃない）を軽く考えていたからかもしれません。

次の大会はローマです。

それまでに錦織の手首がちゃんと回復していると良いのですが、本人談では「テニスをするのには十分大丈夫。」とかいう良くわからない説明をしていたようですが、100％ではないということも言っているので、それで本当に続けて大丈夫なのか？という疑問は残ります。

こちらは見守るしかないのですが。

今回はちょっとどんよりした記事になってしまいましたが、次の大会と全仏では錦織の100％の試合が見たいものです。

Yuriでした。