マドリードオープン大会ももう決勝戦です。
私はというと、錦織が初戦ジョコビッチ戦で敗退してすでに気持ちはマドリードを離れ、ローマに向かっていました。ははは。
BIG4以下、去年~一昨年のTOP選手が軒並み敗退、または怪我などで最初から出ていないマスターズ大会になり、世代交代の波をいまだ受け入れられていない私は
「ふ~ん、そうなんだ。やっぱりね。」
位の淡々とした感じで試合を見ていました。
ラオニッチもデルポンも錦織もゴファンもジョコビッチも、応援してる選手がみ~んな負けちゃったんだけど😭。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月10日
結局決勝に残った選手は
ドミニク・ティーム
アレクサンダー・ズベレフ
という、二人の若手の実力者でした。
ドミニク・ティーム
ナダル VS ティーム
ティームは元々クレーで強い選手ですが、このところしばらく結果が出ていませんでした。怪我の影響もあったと思いますが、今年のクレーシーズンに入ってもモンテカルロではナダルに完敗、バルセロナではチチパスに負けとパッとせず。
このマドリードでも、デルボニス、チョリッチとフルセットでかろうじて勝ち上がってきた状態だったので、まだ調子が戻ってないのかな?と思っていましたが、準々決勝で当たったナダルをついに打ち破り、急激にプレーレベルが上がってきました。
実はティームは去年(2017年)のクレーシーズンでは、バルセロナとマドリッドで決勝に進み、どちらもナダルに敗れています。
その時のことはこちらで。
なので、本来クレーでは折り紙付きの強い選手です。接戦をいくつかものにしたことでそのティームがようやく戻ってきたんでしょうか。
以下、ナダル戦の振り返りです。
ティームすごい!😳
接戦をものにしてきて急に目が覚めた?— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月11日
解説者がティームのショットの凄さに思わず発した言葉「信じられるかい?」
Can you believe it?
By 英語解説— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月11日
さすがにナダルがお疲れの様子・・・。
ナダルがミス連発、珍しい・・・。😥
さすがにモンテカルロ~バルセロナの2週連続優勝からのマドリッドで疲れが?— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月11日
「冗談だろ?どうやったらあんなことできるんだよ」解説陣も口あんぐり状態でティームの素晴らしさを話していました。
Are you kidding me?
How could you do that ?— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月11日
で、ティームが勝利し、昨日の準決勝ではベテランのケビン・アンダーソンに安定したテニスで勝って決勝に進みました。
↑良い顔してます。
負けたナダルは連戦の疲れもあったと思いますが、彼の頭には「全仏優勝」があると思うので、無理する必要はないという判断だったかもしれません。
ラファにしてみれば、スペインで負けた悔しさはあったとしても、モンテカルロ~バルセロナ優勝でマドリッドだから、相当疲れていたはず。全仏にピークを持ってくるには、このあたりで一息つけるのはかえって良いのかも・・・って本人が考えていたとしても全く不思議ではないと思う。
邪推かな?😅— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年5月11日
実は去年も同じように思ったことがあり、実際にナダルは全仏では元気いっぱいで優勝したので、今年もそのパターンを狙っているのではないかと考えています。
こちらはその時の記事
サーシャ・ズベレフ
何ていうか、サーシャは強いんですよもちろん。確かに強いんですけど、どうもなんかいつもドロー運に恵まれてる感が否めないんですよね。
彼は既にマスターズを二つ勝っています。でも去年のローマもカナダも、確かに決勝の相手はジョコビッチとフェデラーでしたが、二人とも怪我を抱えていた状態でした。
その時の記事
今回はBIG4が一人しかいない中での第2シードで、サーシャの山は下位の選手ばかりというラッキードローでした。
実際戦った相手もTOP10選手はイズナーだけ。それ以外はドンスコイとL・マイヤー、シャポバロフというランキング下位の選手としか戦わずに決勝まで来ました。
それ、超~ずるいですよね!(心の声がダダ漏れw)
もちろんサーシャのせいではないんですけど、これまではマスターズの決勝に行くには、少なくともBIG4を二人は倒さないと辿り着けない場所だったんです!長い長い間。
そして、ようやく辿り着いた決勝戦には必ず超~強いナダルとかジョコビッチとかがいたんです!
で、ボコボコにされる。OMG(涙)
錦織やラオニッチなんかはその被害を一番被った選手だと思います。
もっと言うと、フェレール、ベルディヒ、さらにはマレーでさえも!何度彼ら(フェデ、ナダ、ジョコ)の厚い壁にさえぎられてきたことか。
それが、BIG4のみならず、TOP10選手にもほとんど当たらず決勝に行ってしまうとか、
ダメ!それ絶対!w
決して、サーシャをディスっているつもりではないんですが、実際に彼が優勝した大会では、ほとんどTOP選手と当たらずに優勝してるんです。
おまけにサーシャはモンテカルロで錦織に負けたじゃん!
なのに錦織は1回戦でまたもやジョコに跳ね返され、そのジョコはあっさり2回戦で姿を消し、ラオニッチとディミトロフは潰しあい・・・
ということで、サーシャの前に強敵はいなくなりましたとさ。
それって・・・
いや、もうやめておきます。所詮錦織ファンのひがみにしか聞こえませんからね。(笑)
サーシャは確かに強い。これは間違いないです。
決勝の見どころと予想
やっぱり見所はサーシャのバックハンド(本当に精度が高い)とティームのフォアハンドと片手バックハンド(強烈)の戦いになると思います。
二人とも目立った穴がないので、どちらが先に相手を振り回せるか、ダウンザラインに打ち込めるかではないでしょうか?
ティームはサーシャのバックではなくフォアで勝負しないと厳しくなってくると思います。サーシャのバックハンドは本当に隙がありません。自由自在に攻撃も防御もできます。
錦織がサーシャを破ったモンテカルロの試合を参考にしてみるといいのかも?
本当はストロークで勝負し過ぎずにドロップショットとか使うと良いと思いますが、ティームのドロップって見たことない気がする・・・。
サーシャも同様にフォアもバックも強力なティームをドロップショットなどで前後に動かすことが必要かもしれません。
どちらにしても、いかに相手を崩すかがポイントですね。
二人ともクレーは相性が良いと思いますが、ティームの方がクレーは得意だと思います。更にナダルに勝った自信と、準決勝では先に試合があったので休む時間が多く取れた事はティームに有利に働くかもしれません。
対してサーシャは楽々決勝まで上がってきたので、疲れていません。たぶん。
でも序盤で楽した分、クレーでは現在ナダルの次に強いと思われるティームと当たるのはきついかもしれません。
トータルの強さはサーシャの方が上かもしれませんが、クレーに限って言えばティームの方が強いと私は思っています。
あとはやっぱり、去年も決勝に2度も言ってナダルに負けたティームが、今回ようやくナダルを倒して辿り着いた決勝ですから、是非ともティームに勝って欲しいし、勝たせてあげたいと思ってしまいます。
He deserves to win.
「彼は勝利に値する。」
と、本当に思います。
ということで、予想はフルセットでティームが初のマスターズタイトル!
ということにしておきます。
Yuriでした。
コメント
私も、ナダル選手を破ったティーム選手を応援したいです。ナダル選手に関しては、自分自身に悔しさはあると思いますが、ほんとにちょうどいいところで休みが取れた、って感じだと思います。
ここからは妄想。
ローマのQFでティーム選手にリベンジを果たしたナダル選手だが、SFでその彼を待ち受けていたのは同じくジョコビッチ選手にリベンジを果たした錦織選手。
修造さん命名『clay錦織』に覚醒・進化した錦織選手が、手首の不安を感じさせず超攻撃クレーテニスを披露しナダル選手にもリベンジを果たしてFに進出。海外解説者を驚嘆させる。
勢いそのままに、遂に涙のMS初優勝を果たし、『ジェラート』とカメラにサイン。「ケイ、ニシコリ~!」コールが止まず、子ども達にサインしまくる。
表彰式では慎重に段差を昇り高々とトロフィを掲げニッコリするも、急遽かけつけたマイケル・チャンコーチが嬉しさの余りジャンプしコーチ席でつまずく。
こうして、錦織選手が一気に全仏優勝候補に名乗りをあげるのであった。
しかし、これは『新錦織伝説』の幕開けに過ぎなかった。。。to be continued…
妄想が・・・www
是非とも実現してもらいたいです!
そのためにも、万全の身体になって試合に入って欲しいですね。
ドロー運も実力の内って事でしょか? ティエムもサーシャどちらも好きな選手なのでテレビ観戦も少し気が楽熱いゲームを期待します
ところで、ドローとは開催地ごと方法?が異なるのですか?初歩的質問ですみません⤵️
何かのGSは一度見た記憶がありますが
以前から(ケガ前から)圭くんのドロー運がどーした良くなるのか……さらに考える今日この頃です
ドローセレモニーは大会ごとに違うかもしれませんが、方法は基本的に同じかと。
運でしかないですよね、こればっかりは。
ドロー運・・・普段の行い、とか?w
神頼みでも願掛け何でもして良いドローを引いて欲しいです。
が、その前に自分の健康とテニスですね。