Yuri(@yuri_lovesiames )です。
楽天オープンは1回戦が全て終了し、2回戦も始まっています。
錦織は無事、1回戦、2回戦共に勝って準々決勝に駒を進めました。
今年は残念ながら現地観戦は出来ていないので、TV観戦&オンデマ観戦です。
実は楽天オープンの初日(月曜日)に突然停電していまい、4時間ほど何もできずにいたので、最初の数時間は全く試合を見れませんでした。
詳しくはこちらで書いています。
この時、つくづくこういう時は本当にSNSが便利だな~と実感しました。
ツイッターで現地の様子がわかるのはとても助かりました。
特に今回、会場が変わったことでコートサーフェスや環境が選手にどのくらい影響があるのか心配していましたが、多かれ少なかれ違いはけっこうあるようですね。
1回戦のピックアップレビューです。
楽天オープン2018 1回戦
トップハーフ
こちらは何と言っても第1シードのマリン・チリッチが負けてしまったのが衝撃でした。
相手はドイツのシュトルフ。日本ではマクラクラン勉とのダブルスでおなじみの選手です。
.@Struffitennis upsets #NittoATPFinals contender Marin Cilic in Tokyo. It’s his second Top 10 win.
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— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2018年10月2日
1セット目はあっさりチリッチが取ったのでそのまま行くかと思われましたが、シュトルフの粘りとダブルスで培われた?フットワークやネットプレーが素晴らしかったです。
チリッチは毎回に日本に来てくれますが、なかなかここで結果が出ないんですよね。最近はグランドスラムなどの大舞台で結果を出しているので、ちょこちょこ負けてもランキングは高いままですね(羨ましい・・・)。以前のバブリンカ的な?来年もまたお待ちしています。
注目していた試合の中では、バブリンカとシャポバロフとラオニッチは勝ち上がりましたが、シュワルツマンが新婚のメドベデフ(まだ22歳)に負けてしまった。
メドベデフは何となくNEXTGENの中では影が薄い印象が否めなかったのですが、結婚して荒い気性wが落ち着いたんでしょうか?
今年すでに2回優勝してるんですよね(シドニーとウィンストンセーラム)。この先が楽しみです。
それ以外では
綿貫陽介がロビン・ハーセに勝ったのが素晴らしかった。
いや~ハーセは強いですよ?
今44位ですし、今年のロジャーズカップ(マスターズカナダ大会)の1回戦で、錦織は負けてますからね!
そのハーセに対して、予選から上がってきてまだ20歳で273位の綿貫が、フルセットで勝ち切ったのは凄いです。
ボトムハーフ
注目はやはり日本人対決となってしまった
錦織圭 VS 杉田祐一
でした。
試合が始まる前の解説ではこのような話でしたが
村上さん解説
杉田のボールがフラット系で弾道が低いので、錦織は持ち上げなければいけないので、ネットにかけないように気をつけなければ・・・。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月1日
データでは錦織の方がネット近くの低い弾道で打ってるらしい・・。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月1日
試合の途中に、錦織のショットの方がネット際に打っているというデータが表示されました。面白いです。
途中までは相変わらずの試合の入りの硬さが錦織に見られ、杉田の方が動きもよくショットも良さそうに見えましたが、結局は錦織のショットの多彩さとトータルでの安定性が優り、ストレートで錦織が勝ちました。
試合後のインタビューではやはり錦織はやりにくさを感じていたのか、最初は硬かった・・・と言ってましたね。でも錦織は試合の入りに硬くなることが多過ぎですよね。
スロースターターゆえに、無駄にフルセットにしてしまうことも多々見受けられます。体力温存のためにもぜひ、何とか改善してもらいたいところです。
Home is where the ❤ is
Watch the @rakutenopen on @TennisTV 📺 pic.twitter.com/m0KRYgWSJJ
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2018年10月1日
西岡良仁とダニエル太郎は負けてしまいました。
西岡は前の週に新鮮でツアー初優勝をして休みなく入ってきたので、しょうがないでしょう。
太郎ちゃんは体調不良だったそうです。残念。
凄い試合になったのは
ジル・シモンとデ・ミノーの対戦でした。
第1セットから1時間もかかる長い試合になり、シモンがベテランのプレーで勝ち切るかと思いましたが、デ・ミノーが粘る粘る・・・。
デ・ミノーがシモン沼につかまって第1セットのタイブレを落とす。
シモンの立ち位置が本当に後ろだった・・・。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月3日
シモンは何か煩わされることがあったのか、最初から最後までず~っとイライラして叫びまくってました。第3セット途中で足の裏の治療をしていたようですが、そのせいだったのかどうなのか・・・。
シモンは音が気になるのかな?💦
自分がリードしていた時からず~っと不機嫌😥— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月3日
最後はあのシモンに対して、デ・ミノーが粘り勝ちのようにフルセットで勝利をもぎ取りました。
そういえばデ・ミノーは先日の全米オープンでチリッチ相手にフルセットの激闘をしたんでした。まだ19歳ですよ!?凄いですね~。
最近また続々と若手が上がってきて面白くなってきました。
ところで、3日目の水曜日には他にも1回戦が行われたのですが、その中のケビン・アンダーソンとマシュー・エブデンの試合についてこんな話がありました。
エブデンは試合前ずっと具合が悪くて大会を棄権しようとリクエストしたら、対戦相手のケビン・アンダーソンが、回復する可能性もあるから水曜日まで待つよと言ってくれたそうです。こんな人そうそういないと思う。残りの試合頑張って、とエブデン。
ケビン、なんて良い人なんだ😊。 https://t.co/shUQBMGMXb
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年10月3日
字数の関係で全部は訳してませんが、エブデンは5日間も熱を出して具合が悪かったそうです。もうほとんど試合をあきらめるところだったのに、ケビンが水曜日まで待つことを受け入れて回復する時間をくれた・・・って
も~涙ちょちょぎれるほど良い話じゃないですか~!涙
ケビン・アンダーソン、男前すぎる!!
良い人だとは思っていたけど、本当に良い人でした。✨
錦織のペール戦の様子は次の記事で。
Yuriでした。
次の記事
コメント
今大会は圭くんは本当に強いです❗
亀レスになりますが、風さん、杉田選手が負けるのは仕方がないと思います。しかし、ご心配もわかります。私は杉田選手が勝てないのは対戦相手が研究しているからだと思います。逆に言えば杉田選手が昨年から変わっていないのではないでしょうか?進化と言えなくても変化しなければ厳しいツアーを勝ち残ってはいけないのではないでしょうか?
自分の持ち味を生かしながらも変化を身につけないと、いつまでたってもこのままのような気がします。
キツイ言い方をしてすみません。フォアは素晴らしいと思いますし、メンタルも強いです。決してメンタルが落ちているとは思いません。だからこそ研究して欲しいと思います。
失礼ですが、圭くん相手なら負けてもともとなんですからもっと色々挑戦をしてほしかったですね。
杉田選手の不調が本当に心配です。
でも錦織戦はさすがに錦織選手の方が実力的に上回ってるので仕方がなかったでしょうか・・。
始めは結構いいプレイがあって、錦織選手のミスにも助けられてブレイクできそうだったんですが、ブレイクを逃してからは次第に単調なテニスになってしまった気がします。
ショットの威力では決して負けてなかったと思うのですが、気持ちが空回りしてる感がありました。負け続けてるとどうしてもメンタル的にネガティブオーラが出てしまうのは避けられないのかなあ・・・。
私は杉田選手の不調はショットの出来というよりは試合勘みたいな、勝つために最適なプレイやショットを選択する、という部分での「勘」が昨年に比べて落ちて居るのではないかと感じました。素人のくせにすごく生意気な事を言っていると自分でも思うのですが、何とかして杉田選手にスランプから脱出してほしい。もう一度ツアーで昨年の様に輝く姿が見たいです。