Yuri(@yuri_lovesiames )です。
クレーシーズンに入り、モンテカルロマスターズ大会2019が始まりました!
長~い錦織ロスから(笑)ようやく解放されそうです。
昨年のモンテカルロ大会では、錦織は怪我復帰明けだったにもかかわらず、ベルディヒ、メドベデフ、セッピ、チリッチ、サーシャと、強豪を次々と倒し、決勝に進出しました。
決勝の相手はもちろんナダル。
結果は、まあ、やられましたけど、クレーで強い錦織ここにあり!というのを嫌でも見せつけてもらえた大会となりました。
その後錦織は見事にTOP10に返り咲いて、今大会は第5シードとなりました。
モンテカルロ2019 大会展望
第1シードはジョコビッチで第2シードがナダルです。
そして錦織は何とナダルのいるボトムハーフに入ってしまいました。
順調に勝ち上がると、去年の決勝カードが準決勝で実現してしまうことに!なんてこと・・・。まあ、そこまでまずは行きつかないといけないですけどね。
錦織はポイントを稼ぐはずだった得意のハードコートで、3大会連続でまさかの早期敗退してしまったので、このクレーシーズンはしっかり結果を出さないといけません。(ここは、あえて「まさかの!」と言いたいです!w)
クレーシーズンはマスターズが3大会に全仏と大きな大会がいくつもあります。
願わくば、それらのどこかでで是非とも優勝を飾ってもらいたいところです。
トップハーフの見どころ
ここはジョコビッチがどこまで調子を戻してきているかが見どころになるでしょう。
そのジョコビッチの道のりはなかなか大変そうに見えます。(とはいえ、ジョコビッチですからね)
初っ端から前回負けたコールシュライバーと対戦、その後もシュワルツマン、メドベデフかチチパス、そしてティーム・・・とクレーで強さを発揮する選手が目白押しです。
個人的には若手のやんちゃ対決?再びの、ダニエル・メドベデフ VS ステファノス・チチパスがちょっと楽しみですね。
この二人の対戦ですが、実は因縁の対決と言っていいと思いますが。
事の発端は去年のマイアミオープンの対戦の時に、試合後に2人が言い争いをしたことに端を発します。
それ以来お互いをSNS上でブロックしただのと、犬猿の仲なのではないか?と憶測が流れています。(全く子供なんだから!w)
そんな二人ですが、去年から二人とも大活躍で現在チチパスが8位、メドベデフが14位につけています。
順位ではチチパスの方が上ですが、タイトル数はチチパスが2つでメドベデフが4つとメドベデフの方が多いです。
錦織ファンとしては、メドベデフとは二度も決勝を戦ったので、その存在は否が応でも大きくなりました。
またフェデラーファンとしては、チチパスの存在は全豪オープンの試合やドバイでの試合など、やはり思うところがあり・・・。
そんなわけで、この二人の対戦は色々な意味で楽しみでもあります。
後はティームとゴファンが当たる可能性があるので、そちらの対決も楽しみです。
ボトムハーフ
こちらは何と言っても錦織の状態がどこまで上がってきているのか、ということとナダルの怪我の回復はどうなのかということが一番でしょう。
トップハーフが若手対決なら、ボトムハーフには何気にベテランの強豪がそろっていて、こちらも勝ち上がるのは大変そうです。
ナダル、サーシャ、錦織、チリッチ、チョリッチ、ディミトロフ、バブリンカ・・・。
特にナダル山はシード外からのアグートやバブリンカ、ディミトロフと、かなり厳しいですね。このドローでナダルがいつもの無双を誇れるほど回復しているのか、見どころだと思います。
同じボトムハーフの錦織の初戦(2回戦)の相手は先ほどエルベールに決まりました。
ダスコさんお疲れ様です・・。
ダブルスでキャリアグランドスラムを達成したこともあったでしょうか、エルベールはこれからはシングルスに絞って自分の可能性を探っていくそうですので(無期限?)、これから強敵になるかもしれません。
それでも、現時点でクレーでの錦織の優位は変わらないと思うので、しっかり勝って3回戦に進んでもらいたいですね。
3回戦以降は、あのフルカチュを破ったチョリッチかムナー、その後はサーシャかフォニーニでしょうか?
ようやく、またテニスが楽しみなシーズンがやってきました。
嬉しい悲鳴を上げたいですね~。
Yuri(@yuri_lovesiames )でした。
追記:
錦織が練習していないとの情報が入ってきましたが、何事もなく元気で現れて欲しいですね。錦織が錦織らしいプレーで勝ちますように。
コメント
錦織選手の敗戦は残念ですが、事前の情報などもあり
予想の範疇でした。
私の意見は鼻血さんのブログに書いたとおりです。
今回は体調不良だったかもしれませんが「故障や疲労回復も含め、
体調を整えること」が今年に入ってからうまく行ってないような気がします。もちろんテニス自体も不調になっていて、どちらも敗戦の原因だと思いますが・・。
ポイントキープやランキングのことを気にしていられる状況ではなくなって来ました。
まずは自分のテニスを取り戻すことを目標に1戦1戦勝ち星を重ねていくことだけを考えてほしいと思います。
久しぶりに長い長い不調に入ってしまいましたが、
私は年齢が原因ではないと思っています。調整がうまく行っていない、というのがいちばんの原因かと思うのです。
もちろんコーチには責任がありますが、
錦織選手の身体を整える担当の人たちの責任はコーチよりはるかに大きいと感じています。
中尾トレーナーにもどってきてほしい。
今の錦織選手には中尾トレーナーが必要だと思えてなりません。
風さん、錦織の度重なる初戦敗退。残念すぎます。風さん同様、私も予想の範囲内だったことも事実ですが、それでもあれだけコートでちゃんと試合ができる程度の体調であればもう少しできたのではないか、と考えてしまいました。
実際の原因はこちらにはわかりかねるので、結局は自分の目で試合を見た感想が全てになってしまいますね。もちろん状況にもよりますが、たとえ体調が悪かったとしてもここ3大会の早期敗退で実際にはたっぷり準備する時間があったはずですので、調整がうまくいってない・・・というよりも調整に失敗してるとも言えるのではないかと思います。今回は辛口ですが、さすがに今回の敗退は擁護しにくいです。もしこの件で責任があるとすればそれはコーチやトレーナーではなく、その状態を容認している錦織にあると思います。
私は中尾トレーナーと現在のトレーナーの実際の違いはメディアで出ている範囲のことしか知らないので、一概に彼が今の錦織にとって必要かどうかは言えないです。でも本当に必要あれば、錦織が呼び戻しているんじゃないでしょうか?
それよりもやはり、全てにおいて錦織の自主的な取り組みが少し弱いのではないかという気がしています。ここ数年コーチも練習も「現状維持」(TOP10キープ)に終始してしまっているように感じます。そろそろ殻を破って新しいことに取り組まないと、刻一刻と残り時間が減っていくようでこちらが焦ってしまいます。時にはガラッと環境を変えることもブレイクスルーには必要なんじゃないかという気が私はしています。
yuriさま
記事立てありがとうございます。
クレーシーズンが始まり、既に先週はサーシャ選手が早期敗退し、先程はチリッチ選手が初戦敗退するなどATP全体が北米まで生じていた「訳が分からない乱世感」をまだ引きずっている様にも感じます。
錦織選手も直近の3戦はそれに引っ張られた感じでは有りましたが、シーズンと共にその嫌な流れが変わる事を心から願いつつクレーシーズンを楽しみたいと思います!
ゆうたさん、ATPでは確実に世代交代が進んでいると感じます。いまだ大きな存在感を示すBIG4の3人はいますが、その下の世代のデルポ、チリッチ、錦織、更にその下のラオニッチ、ディミトロフ、ゴファン・・・という次の世代をしょって立つはずの選手たちが大きな結果がなかなか出ていない印象です。
サーシャはまだ若いですし、BIG4不在の間に急激に上がってきた印象もあるので私はあまり以外ではありません。彼らの世代はまだまだ勝ったり負けたりなんじゃないでしょうか?
錦織の状態が心配ですが、クレーシーズンで気分を変えて活躍してもらいたいですよね。年齢を考えてもさすがにそろそろ大きな結果を見せてもらいたいところです。