Yuri(@yuri_lovesiames )です。
前回記事で書いたように、去年は準優勝だった錦織の活躍を楽しみにしていたモンテカルロ大会でしたが、なんとまたもや錦織は初戦敗退を喫してしまいました。
前回記事
もっと早く記事をアップしようと思っていたのですが、相変わらず動揺してると何を口走るかわからないのでw、落ち着いてから・・・とか思っていたら時間が経ってしまいました。
このところ3大会続けて錦織らしくないプレーで早期敗退をしていたので、クレーシーズンに入れば心機一転、頑張ってくれるかと期待していましたが思ったような結果ではありませんでした。
簡単に振り返ります。
錦織 VS エルベール
第1セットで錦織から見て0-40という、ブレイクの大チャンスがありました。
0-40!
BP3つ!!— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
しかしながら、慎重に打てば難なく決められたはずのチャンスボールを無理にダイレクトボレーを打ちに行って失敗・・・。これが勝敗を決めてしまったと言っても過言ではないと私は思いました。
海外のコメンテイターもそこに何度も言及していました。
あのドライブボレーが痛い・・・と言われてる💦。
ホントそう!
チャンスでちゃんと取り切って❗️
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
何て言うか、足がついて行ってない。😥
身体だけ先に行って、泳いだ形で打つからネットを超えない。
「足❗️」
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
その後も錦織は何度もエルベールのサービスゲームでブレイクポイントを迎えますが、ことごとく決めることができません。
エルベールのダブルフォルトでチャンスが来た時も、決めに行ったショットが決まったと気を抜いてしまったように足を止めてしまって抜かれる始末。
集中力の低下が足を止めたのか、体調不良で足が使えなかったのか・・・とにかく本来の錦織の、あのシャープな動きや反応が全くと言っていいほど見られませんでした。
体調はどうなんだろう?😥
フットワークも動きもいまいちだよね。でもここ最近の試合はみんなこんな感じだった気もするし。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
チャンスが来た時の自滅ミス率が半端ない気がする・・・😰😰
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
結局、そのまま流れを変えることはできずに、あっという間に錦織はストレートで敗退してしまいました。😢
う~ん、とにかく残念という言葉しか見当たりません。
とにかく覇気が感じられない、粘りがない、何が何でも勝ちをもぎ取ってやる!という気迫があまり見えないまま、大事なポイントに限ってミスを連発。淡々と負けてしまった印象でした。
どうしてしまったんだ!?錦織!!
試合後の会見と感想
試合後のプレスカンファレンスの様子と、それを見た後の私の感想です。
クレーコートシーズン初戦を白星で飾れなかった錦織選手の試合後の会見です
本人も最後に話しているとおり、ここ数日は体調不良で練習ができていなかったようです
来週のバルセロナに期待しましょう😊錦織圭vsエルベールの再放送は明日午前11時30分からです#RolexMCMasters #錦織圭 #GoKei pic.twitter.com/7ee165pr4h
— テニス on GAORA SPORTS (@gaora_tennis) 2019年4月17日
RT
う~ん…ここ最近のいつもと同じような内容の会見でしたね。ここ数日あまり練習ができなかったとは言ってましたが、体調不良とは言ってなかったような?どこかで言ってたのかな?
ミスが多かったので・・・と錦織はよく言いますが、なぜミスが多くなったのかその原因を知りたいのです。😔
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月17日
結局、試合前は「調子が悪かった」という言葉がありましたが、実際にどんな体調だったかは明かされず、しかしながら怪我はしてないというマネージャーさんのオリバーの言葉もあったりで、詳しい状況は分からずじまいでした。
このモンテカルロでの敗戦はかなりショッキングでした。
前回のマイアミ大会での対ラヨビッチ戦同様、自らのミスを重ねての自滅気味の敗退。
それも難しい球をミスしたのではなく、チャンスボールでの打ち急ぎや、単なるフォアのショットをオーバーするミスなど、ほとんどが自分でコントロールできるショットのミスでした。
まさに自滅と言っても良いと思います。
エルベールからすると、追い込まれた大事なポイントで毎回錦織が勝手にミスってくれるので、気持ちとしては自分のサービスゲームでそれほど圧迫感を感じずにプレーできたのではないでしょうか?
徐々にエルベールのショットは深くなり、サーブも良くなり、プレーに自信をつけていったように思います。
対する錦織はというと、クレーで必要な錦織のテニスの生命線とも言えるフットワークが全く鳴りを潜めてしまっていました。
以前なら必ず走り込んで取りに行き、逆にポイントにしてしまうような相手の浅い球やドロップショットにも全く反応せずにあきらめていました。
やはりどこか体調に問題があったのでしょうか?
このフットワークがあるからこそ、どこに打っても返されると相手に思わせることができ、プレッシャーをかけることができていたので(特にクレー)そのフットワークがない錦織は、相手には脅威ではなくなります。
更に以前は、精度が高くアングルに決められるバックハンドや、ライン上に落ちる威力のあるフォアハンドで相手を翻弄することもできましたが、ここ最近そのショットの精度に難が見られることも敗因だと思われます。
問題は、なぜそういう状態に陥ってしまったのか?ということなんですが、こればかりは外から見てる人間にはわかりません。
本人からは何も説明がないので、どうしようもありません。
ファンとしては、心配しながらも次のバルセロナで何とか調子を取り戻してくれることを祈るばかりです。
今回の敗戦で、さすがに今の錦織の状態を心配する声や、コーチを変えることも含め環境を変えたらどうかという声も出てきました。
私は以前から何度か書いているように、コーチを変えることはありだと思っています。
それは、錦織の残り少ない選手生命と、そのピークが今後1,2年である可能性を考えた時に(本当はもっと頑張って欲しいけど、現実的ではない気がする)、今までとは違う視点と取り組み方を提案できる人についてみることは、決して錦織にとってマイナスにはならないと思っているからです。
合わなければやめればいいんだしw。
もちろん錦織本人が、今の自分をどうしたいのか?何を成し遂げたいのか?ということを考えて決めればいいことだと思いますが、その才能を今まで見てきたこちら側からすると、もっと貪欲に上を目指して色々な新しいことにチャレンジしてみて欲しいと思ってしまいますね。
錦織は少なくともマスターズの二つや三つは十分に取れるだけの能力はあるはず!なので、何とかくらいついて、ビッグタイトルを物にして欲しいです。
ま、ファンの欲目とわがままでしょうか?
モンテカルロの決勝は、なんとジョコビッチもナダルも敗れて、
まさかの
ラヨビッチ VS フォニーニになりました。
また新しいマスターズ優勝者が決まるんですね。
あのナダルを圧倒して勝ってしまった、パパになったフォニーニに優勝して欲しいなあ。
追記:結果記事はこちら。
錦織もまた気持ちを新たにして、バルセロナ~マドリッド、ローマ、全仏と本来の錦織らしい試合を見せてくれることを期待したいです。
バルセロナでは、シュワルツマンと組んでダブルスに出場するようですから、気分も変わって調子を取り戻してくれるといいですね。
Yuri(@yuri_lovesiames )でした。
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