Yuriです。
うちのシャムにゃんは現在18才で軽い腎不全を患っています。
高齢猫も宿命ともいえる腎不全ですが、最近はセミントラ猫用(Semintra)4mgという、猫の腎不全専用のお薬もあります。
うちのシャムにゃんはこの薬のおかげで、腎不全が急激に悪化をすることなく、穏やかに老後を過ごしていけている、と思っています。
もちろん、中には合わない子もいると思うので、そこはきちんと獣医さんと相談してくださいね。
でもそんな腎不全のうちのにゃんの、救世主のようなセミントラですが、一つだけ難点があります。
それは、半永久的に毎日欠かさず飲み続けなければならないことです。
これは飼い主にとっては、結構ハードル高いんです。
動物は基本的に薬を飲まされることが嫌いです(人間もですねw)。
特に猫は押さえつけられたり、無理やり苦い薬を飲まされたりすると、それだけでもう次からは、飼い主の顔を見るだけで逃げようとするようにもなります。
それってすっごく悲しいですよね?(泣)
なので毎日薬を飲ませなければいけない場合は、いかに猫がストレスなく、薬を飲むことができるかがカギになります。
ということで、うちのシャムにゃんの場合
朝 ― スパカール1/4錠、ウルソ100を1/2錠
昼 ― セミントラ約5メモリ
夕方 ― ネフガード2粒(毎日ではない)
夜 ― スパカール1/4錠、ビオフェルミン1/4錠
4日に一回 ― プレドニゾン(ステロイド)1/2錠
一日にこれだけのお薬を口の中に放り込まなければなりません。
これはかなり大変な作業です。
追記:
2017.9現在、めでたく薬の量が減り、今はセミントラとネフガードと3日に1度のステロイド半錠(2.5mg)だけになりました。

薬の飲ませ方
錠剤タイプの飲ませ方
錠剤は比較的飲ませやすいです。
うちは、ウルソとスパカールとネフガードとビオフェルミンとたまにステロイドをあげています。
コツは、
きちんとにゃんをお座りさせて、あごを上にしっかり上げさせます。
その状態をキープしたまま、口の横から指を入れて、大きく口を開けさせます。
すかさず、のどの奥底めがけて薬をポトンと落とします。
これだけです。
ここで失敗して口の中に薬が残ってしまうと、苦い味が口に広がるので、泡を吹いてしまいます。そうなってしまったら、猫はとても嫌がり逃げるようになってしまうので、なんとかのどの奥に落とすようにがんばりましょう。
コツはできるだけ短い時間でこれを行うことです。
水薬タイプの飲ませ方(セミントラ他)
次にセミントラ猫用(Semintra)4mgです。
セミントラは水薬(シロップ)の類になります。
これが、うちは大変でした。
セミントラ自体は、あま苦いシロップなので添付のスポイトで飲ませても、難なく飲める猫ちゃんも多いみたいです。
が、うちのにゃんはダメでした。がっくり。_| ̄|○
とにかく、口の中に液体を無理やり入れられる(それも結構な量)ことが、どうにも耐えられなかったようで、泡は吹くは、吐くは、逃げるは、で、これを毎日続けるなんて、到底ムリ!という状態でした。
じゃあ、どうしたかというと、
シャムにゃんの大好きなペースト状のおやつ
を一袋の1/4位、セミントラに混ぜてさらに水を2,3滴加えて、とろとろの状態にしました。すると・・・・・・・
”にゃん、にゃん、にゃん、にゃん!それちょうだい!!”
になりました! 作戦成功です。ニヤッ
これ以外にも、
このシリーズもお気に入りです。
残りはラップして冷蔵庫に保管して2~3日で消費します。
ということで、うちのシャムにゃんはめでたく、すべての薬をストレスなく飲むことができるようになりました。
これ以外にも、みんな大好きCIAOちゅーるとか、ピュリオのモンプチピューレKISSとかに混ぜても喜んで舐めちゃうので、楽ちんです。
このタイプは、1本の半分にセミントラを混ぜて小皿に出してあげています。
猫も人間も、ストレスが一番、病気や寿命を短くする原因になりえるんですよね。
皆さんも、少しでもストレスから逃れる方法を編み出してくださいね。
場合によっては
「逃げるが勝ち」
という方法もあるんです。
自分の(ペットの)健康を守るためですから、時には、「逃げる」ことは、全然悪いことではないんです。
くれぐれもストレスと戦っちゃだめですよ~。
キャットマスターのYuriさんでした。w