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マドリッドオープン開幕!錦織圭はどのくらい回復してるのか?

2017マドリード大会
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こんにちはYuriです。

ATPテニスマスターズシリーズの一つ、マドリッドオープンが始まりました。

錦織圭が出場します。

約一か月前のマイアミオープンからの怪我明け初大会です。本大会のプレスカンファレンスのインタビューを見ると、右手首の怪我は完全には回復していないようですが、どうなるでしょうか?

期待と不安を持ちながら応援したいと思います。

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プロテニスツアーの世界

ここで、テニスのことをあまり知らない人のために、簡単に説明をしたいと思います。

プロテニスの世界には、男子テニスと女子テニスがあります。

男子テニスは、ATPツアー

女子テニスは、WTAツアー

と、メインのツアー大会は分かれています。

グランドスラム(4大大会)運営が国際テニス協会となっていて、通常のツアーとはまた別です。

それ以外に、デビスカップという国別対抗戦もあります。

 

私は普段、男子テニスのATPツアーをよく見ています。

 

男子プロテニスツアーはとにかく過酷

とにかく、男子のスケージュールは過酷を極めています。ほぼ毎週大会があり、TOP選手になると、毎週勝ち残るため、年間で下手をすると80~90試合近く(!)も試合をすることになります。

去年、NO.1になったアンディ・マレーは去年78勝9敗で、トータルで87試合しています。一方、錦織圭はというと、去年は58勝21敗で、やはり79試合もしています。

テニスの試合は主にATPツアーが3セットマッチグランドスラムが5セットマッチなので、1試合で約2時間~5時間!かかります。

特に力が均衡しているTOP選手同志の試合になると、長時間の試合が顕著になります。

以前全豪の決勝ラファエル・ナダルとノバク・ジョコビッチが戦った時は、

なんと約6時間!もの戦いになり、

試合が終わったのは夜中の2時過ぎで、セレモニーの時に二人とも足が痙攣して、立っていられなくなり、椅子を用意してもらい座り込んでしまいました。

またその時の選手のスピーチでは、ナダルが「Good morning, everybody・・・」と言ったのが印象的でした。いや、確かに朝だよね、もう。

去年(2016年)の全米の準々決勝で、錦織とマレーが戦った時もフルセットになり、壮絶な打ち合いの果てに錦織が何とか勝ちましたが、

次の準決勝では錦織は疲労が回復せずに、スタン・バブリンカに逆転負けを喫してしまったのは記憶に新しいと思います。

そんなわけで、そんな大変な試合を年間で80試合近くも戦うのが、どれだけ過酷で、どれだけ選手を疲弊させるのかということを、わかっていただけたのではないかと思います。

 

とにかく、男子プロテニス界とは、

心技体が整ったうえで、超人的な強い肉体を持ったわずかな選手だけがTOPに君臨できる世界

なんです。

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錦織圭はメチャクチャすごい!

そんな世界で、日本の錦織がTOP10に既に3年も居続けているのは、とてつもないことです。

最高ランクも世界でNO.4です!これは奇跡的と言ってもいいと思います。

ただその反面、常に怪我に付きまとわれているのがつらいところです。でも、先述したような男子ツアーの状況を考えると、やむを得なくもあります。

錦織のプレースタイルは、体格的なものもあると思いますが、体全体をフルに使って試合をするため、どうしても怪我に見舞われやすくなります。

それでも、近年のトレーニングにより、数年前より体も一回り大きくなり、怪我での長期離脱も減っていました。

それが、ここにきて今年は少し怪我が多くなってしまっているようです。

原因は本人とチームにしかわからないことなので、ファンとしては早いフルリカバリーを願うだけなんですが、なんとなくモチベーションの低下も見える気がするので、少し心配をしています。

まあ、長い選手生活の中で、アップダウンは付き物だと思うので、見守るしかないですね。

それにしても、どれだけの選手が怪我を抱えてツアーを回っていることか。

とにかくランキングをできるだけ上げないと、大会にエントリーすらできません。

ランキングが低い選手は予選から出場します。大体2~3試合勝ち抜けると、クオリファイヤーとして、本戦に出場できます。

逆にTOP選手になるとシードが付くので、2回戦から戦うことも可能になり、その分疲れも少なく上まで勝ち上がれる可能性が出てきます。

今回のマドリッドでは錦織は(現在、ランキングNO.8です)第6シードでの出場なので、2回戦からです。日本時間では明日の夜に初戦を迎える予定です。

 

私は、錦織圭はグランドスラムを優勝する才能は十分にあると思っています。

 

でも、そう言われて実際には取れなかった選手も過去にはいっぱいいるのも事実です。歴代のチャンピオン達を見習い、わずかなチャンスを最後までしがみついてでももぎ取って、日本人初のグランドスラマーになって欲しいと思います。

 

でも、その前に、日本人初のマスターズチャンピオンになってもらいたいですね。

 

頑張れ、錦織圭!

 

Yuriでした。

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