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腹部大動脈瘤の手術の事(父親の話)

健康
skeeze / Pixabay
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Yuri(@yuri_lovesiames )です。

 

5月に突然シャムにゃんが体調を崩したのと同時に父親も入院を余儀なくされて、バタバタとした日々を送っておりました。

その辺りのバタバタはこちらの記事で。

硝子体剥離(飛蚊症)の事と近況報告
Yuri(@yuri_lovesiames )です。 アイキャッチの写真を見て思わず調べましたが、 網膜剥離は”retinal detachment” 後部硝子体剥離は”posterior vitreous detachment” と英語で...

 

その間も、私の体調不良→網膜裂孔、良くなったと思ったシャムにゃんの再度の体調悪化、父親の何度もの検査入院と手術、そして転院・・・。

怒涛の半年が過ぎました。

 

現在の状況は、

父親は無事手術が成功し、現在リハビリ中。

シャムにゃんは2度目の生還✨を果たしました!

現在は投薬💊と一日おきの家での点滴💉、週一の動物病院通いはまだありますが、数値は安定してきて穏やかに過ごせています。

シャムにゃんの事は近いうちに別記事に書きますね。

もうすぐ誕生日です。頑張れ!

 

ということで、

今回は、家族にとって初体験となった「身内の大手術」について書こうと思います。

 

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突然見つかった腹部大動脈瘤

父親は現在70代後半で、数年前からパーキンソン病を患ってました。

難病のため症状は徐々に進行していきますが、少し前までは多少足の運びが悪くなって歩きづらくなった以外は、大きな不自由もなく過ごせていました。

とはいえ、文字通り大量のパーキンソンの薬を飲んで、症状を抑えていたという側面もあります。

それが2年ほど前に薬の副作用なのかパーキンソンの症状なのか、その両方なのかはわかりませんが、急に血圧が下がって倒れて足を骨折し、入院を余儀なくされてしまいました。

それ以来、週に2回リハビリに施設に通う日々を過ごし、順調に骨折した個所は回復していた矢先の出来事でした。

リハビリ中にやはり突然の低血圧により、今度は意識を失ってしまいました。

すぐに検査入院となり、この際だからと全身調べた結果5.5㎝の腹部動脈瘤が見つかりました。

急遽手術が必要ということになり、家から片道30キロ離れた大学病院で手術をすることになりました。

しかし!そこからが長かった。

検査、検査で手術まで半年かかった

とにかく、検査のために何回も車で往復2時間・・・これが一番辛かったです。

とはいえ、ちょうどその時期シャムにゃんの闘病と私の体調不良、網膜裂孔が重なり、私があまり動くことができず、近くに住んでいる弟夫婦に頑張ってもらうことに。

6月からの検査は多岐にわたり、心臓のカテーテルやCTなど、複数回の検査と診察でその都度片道30㎞の送り迎えは大変でした。

特に高齢になって、自身の体調にも不安を抱える母にとっては、肉体的にも精神的にも大変だったと思います。

「腹部大動脈瘤」のような大手術をするには、やはり大学病院でという流れは当然とはいえ、何とかもう少し家の近くでできないものかと・・・。

医療のあり方と高度医療施設のあり方を考えさせられましたね。

 

開腹手術(人工血管置換術)かステントグラフトか

手術までの半年の間に、父親の動脈瘤は5.5㎝→6㎝に大きくなっていました。

当初はパーキンソン病のことも考えて、リハビリが長引く開腹手術よりも、できれば回復の早いステントグラフトで・・・と家族も本人も思っていましたが、大きさやできている場所を考慮した結果、開腹手術一択となりました。

でも実際、この手術は比較的良く行われるものらしく、大動脈瘤が破裂してしまうとかなり命の危険があるけど、今の時点で手術すればリスクは5%以下だとか。

この腹部大動脈瘤の原因はいわゆる動脈硬化なんですが、50~70代の男性に多い疾患だそうです。

女性の6~8倍多いらしい。何でだろう?生活習慣?

う~ん不思議です。

 

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手術~リハビリ、転院へ

手術当日は、朝早く8時から始まり終わったのは午後3時ごろでした。

その間、家族はず~っと待合室(テーブルとイスがあるだけ)でひたすら待つだけ。

これけっこう辛いです。せめてソファがあれば仮眠くらいできたのに・・・。

そのあたりは病院によるんでしょうね、きっと。

とにかく無事に手術が終わり、担当医から手術の説明を聞き、麻酔から覚めかけて朦朧としている父と少し話してから、当日はそのまま帰りました。

 

驚いたのは、大きな開腹手術だというのに、リハビリは翌日から!と言われたことです。

ええっ?(;゚Д゚)

実際には、父親の場合は麻酔の影響が出ていたこともあり、2,3日してからになりましたが、手術翌日からって、すごい大変ですよね💦。

その後は順調にリハビリが進み、術後10日ほどしてから家の近くの病院に転院となり、現在もリハビリを重ねています。

まずは一安心です。

 

それにしても、医学って凄いですよね~。

だって腹部大動脈なんていうお腹の中心にあって、全ての臓器に影響するような大きい血管を、人工血管に文字通り置き換えちゃうんですから。

それで次の日からリハビリするとか、なんだか凄いですよね。ちょっと想像もつかないですが、まあ成功して何よりです。

後は本人が頑張って、リハビリに励んでもらうだけですね。

家から近くの病院になったのが、本当に良かった。

 

そんなわけで、「初体験!家族の大手術レポ」でした。笑

もし同じ疾患を抱えた人がいたら、この記事が少しでも参考になったら良いな~と思って書きました。

 

ようやく色々落ち着いてきた(はず💦)ので、そろそろブログも更新していきたいです。

年齢を重ねるうちに、健康(病気)ネタが増えていきそう(笑)。

 

Yuri(@yuri_lovesiames )でした。

コメント

  1. char より:

    度々失礼しますm(_ _)m
    お父様が手術されたんですね、ご本人はもとよりご家族も大変だったと思います、お察しいたします。
    リハビリから回復までどうか乗り越えてください

    先のコメント、猫さんの記事に書いたつもりが最新記事にコメントしてしまいました。たいへん失礼致しました‍♀️

  2. char より:

    はじめまして♪猫のセミントラについて検索していてたどり着きました!その後 シャムちゃん回復されたとの事、良かったですね✨少し遡って猫さんについてのブログを読ませて頂きましたが、うちの先代ミケによく似た症状だなぁと思い、コメントさせていただきます。

    同じく若い頃から肝数値が悪く、19歳になったあたりで失神発作、およそ8か月の闘病でした。ステロイドが有効で、続けていましたが原因は最後の方まで分からずでしたが、結局 発作は『肝性脳症』だったようです。三臓器炎はほぼ否定されていましたが、きっかけは たまたま測った『アンモニア』数値でした。ぶっ飛んでました…。肝臓に『門脈シャント』がありました。

    たくさん検査もされていると思いますし、違ってたらすみません…
    やはり少しのステロイドで調整するしかないのかもしれませんが、まだまだ元気で過ごしてくれるよう、陰ながら応援しております
    シャムにゃんさんの近況、更新楽しみにしております✨長文失礼しました…

    • yuri より:

      charさん、コメントありがとうございます。同じような症状の猫ちゃんを飼われていたんですね。「門脈シャント」ですか。
      シャムにゃんはすでに高齢なこともあり、最近は血液検査とエコーくらいしか積極的に検査していませんが、アンモニアの数値を見ればわかるのかな?今度聞いてみます!ありがとうございます。

      シャムにゃんは現在ステロイドを中心に、ウルソなどの肝臓の薬と腎臓はセミントラと点滴で症状は落ち着いていますが、もうあと数日で21歳の誕生日です。確実に老化は進んでいると思いますが、できるだけ長く、穏やかに苦しまずに過ごして欲しいと願っています。

      近いうちにシャムにゃんの記事も更新しますね。
      コメントはどこでも大丈夫です。お気遣いありがとうございます。m(__)m

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