Yuriです。
みなさんはアレルギー持ってますか?
私はいくつもアレルギーがあります(涙)。
実はうちの家族は全員アレルギー体質です。(自慢ではありません)
全員花粉症で、夫はさらに喘息持ち、私と娘はハウスダストのアレルギー、シャムにゃん(うちの猫)でさえ!何らかのアレルギーを持ってます(私とアレルギーの時期がほぼ一緒w)。
元々花粉症だった夫と私から生まれた娘は、当然ながら(遺伝子のなせる業)アレルギー体質で生まれてきました。
1才の頃からアレルギー性鼻炎で耳鼻科にかかりっぱなしで、ちょっと油断するとすぐに中耳炎になってしまうので、本当に大変でした。
そのうち成長するにつれて症状が落ち着いてきて、毎日の耳鼻科通いもなくなりました。
今では、季節の変わり目に耳鼻科に薬をもらいに行く程度の「普通の」アレルギー性鼻炎持ちです。なぜか、アトピー性皮膚炎にはならなかったので、その点だけは良かったな~と思います。
また、ある日突然、夫が喘息を発症したため、とにかくどう対処すべきか本を読んだり、ネットで情報をあさったり、食生活を見直したり、サプリを試したり・・とありとあらゆることを調べまくりました。
その上、今度は私が薬のアレルギー、更には果物アレルギーを発症したりして・・・
もう、なんなの~!アレルギーって!!!
ということで、アレルギーは下手すると命にかかわるので、とにかくありとあらゆる情報を調べまくりました(だってうっかり死んじゃったら困るし)。
でもそのおかげで相当詳しくなりました。
アレルギーって何?
アレルギーとは
アレルギーとは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こることをいう。免疫反応は、外来の異物(抗原)を排除するために働く、生体にとって不可欠な生理機能である。語源はギリシア語の allos(変わる)と ergon(力、反応)を組み合わせた造語で、疫を免れるはずの免疫反応が有害な反応に変わるという意味である。
アレルギーが起こる原因は解明されていないが、生活環境のほか、抗原に対する過剰な曝露、遺伝などが原因ではないかと考えられている。なお、アレルギーを引き起こす環境由来抗原を特にアレルゲンと呼ぶ。花粉、米、小麦、酵母、ゼラチンなど、実に様々なものがアレルゲンとなる。最近では先進国で患者が急増している。
(出典ウィキペディア)
*要は、アレルギー(アレルギー反応)とは、何か特定の物質(アレルゲン)に対して、体の免疫システムが過剰に反応してしまうことで起こる、体の症状(くしゃみや鼻水、喘息やアナフィラキシーショックなど)のことを言います。
では次によくあるアレルギーについて説明します。
花粉症
アレルギーとして、一番知られているのは、花粉症ですよね。
英語だと hay fever (ヘイ フィーバー) と言います。
主に、杉やヒノキ、イネ科の植物、秋ならブタクサもあります。毎年ニュースでも取り上げられていますね。ちなみに私は、杉よりヒノキの方が強く出るので、5月まで辛いです。
ハウスダスト
次に、よくあるのはハウスダストのアレルギーでしょうか。
ハウスダストというと、なんだか単なるホコリのように聞こえますが、実はその中には様々なアレルゲンが含まれています。
ダニの死骸(コナヒョウダニや、ヤケヒョウダニ)やカビ、ペットの毛やフケ、細菌などです。(見たくないので画像は載せませんw)
それらがアレルゲンとなり、掃除をしたり、ほこりが舞い上がった時とかに、くしゃみや鼻水を連発することありますよね?
あれです。
食物アレルギー
後は食物アレルギーも有名ですね。
小麦、大豆、卵、牛乳、ナッツ、そば、果物・・・このあたりが有名でしょうか。色々なものに入っているので避けるのが大変です。
お子さんが食物アレルギーで苦労しているお母さんも多いと思います。
以前、海外のアスリートがサンドイッチに入ったナッツに気づかず食べて、アナフィラキシーショックに陥り、亡くなってしまったというニュースを見た記憶があります。
アナフィラキシーショックとは
アナフィラキシーとは、ヒトや他の哺乳類で認められる、急性の全身性かつ重度なI型アレルギー反応の一つ。ギリシャ語である「ανα ana(反抗して)」と「φύλαξις phylaxis(防御)」を語源とする。
ほんの僅かなアレルゲンが生死に関わるアナフィラキシー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こすことがある。アナフィラキシーは、アレルゲンの摂取、皮膚への接触、注射や時に吸入により惹起され得る。
アナフィラキシーで見られる症状には以下のようなものがある。
- 多尿
- 呼吸困難(呼吸促迫)
- 低血圧
- 脳炎
- 失神
- 意識不明
- 蕁麻疹
- 紅潮
- 血管性の浮腫(口唇、顔面、首、咽喉の腫脹):生命の危機を呈することがある
- 流涙(血管性浮腫やストレスによる)
- 嘔吐
- 掻痒
- 下痢
- 腹痛
- 不安
(出典ウィキペディア)
蜂アレルギー
蜂に刺されることでおこるアレルギーも良く聞きます。
一度刺されたときは何ともなくて、次に刺されたときに重大な症状が起こることもあります。
これもアナフィラキシーショックですね。(すべてのアレルギーで起こりえます)
薬剤アレルギー
病気を治すために飲んだ薬が重大な副作用を起こすこともあります。
特に、アスピリンやロキソニン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬や、いくつもの薬が複合的に調合されている風邪薬、抗生物質等が多いようです。
いつも飲んでる薬が突然アレルゲンに変わることもあります。
もし、薬を飲んで「何か効かないなあ」とか「かゆい」とか「皮膚が赤くなった」とか、普段と違う症状が出たら、すぐに病院に行ってください。その際、必ず飲んだ薬も持っていきましょう。
頭痛薬を飲んだのに頭痛が酷くなったという場合も怪しいです。私のアスピリン(アセチルサルチル酸)のアレルギーはそれで発現しました。
最初は総合感冒薬(アセチルサルチル酸が配合)で、次はバファリンで頭痛と発疹が出ました。
*私はいくつか薬に対するアレルギーがあり、過去に2度ほど救急で病院に駆け込んだことがあります💀。高熱と全身に発疹が出て、死ぬかと思いました(スティーブンス・ジョンソン症候群になりかけたらしい)。慌てて病院に駆け込んでステロイド点滴をしてもらって、事なきを得ましたが、薬のアレルギーは本当に危険です。
おまけに、けっこうお医者さんってカルテをよく見てないことがあります。
わたしのカルテに大きく赤いペンで🈲(禁)って書いてあるのに、その薬を処方しようとしたりしますから(笑)。
全く笑い事じゃないですけどね。
「先生、そこに赤字で禁って書いてあるんですけど。」
と何度指摘したことか。
教訓:自分の身は自分で守りましょう。
この話を以前アメリカの友人に話したら、あちらではアレルギーを記載したタグを身に着けることがあるらしく、
「意識不明で運ばれたとき、間違えてアレルギーのある薬を使われたらどうすんの!?」
と言われました。
本当ですよね~。怪我じゃなくて薬のアレルギーで死んじゃいそうです。
とりあえず私は家族には伝えてあるんですが、彼らが覚えているとは到底思えないwので、日本もそういう場合に備えて、ちゃんと何か方法を考えてほしいですね。
お薬手帳をいつも持ち歩くことはできるかもしれないけど・・・。それとも何かそれに代わる仕組みはあるんでしょうか?誰か教えてください。
他にもアレルゲンになりえるものはいくつもあります。化学物質が原因のハウスシックもそうですね。金属アレルギーっていうのもありますね。
アレルギーを見つけるには?
でもアレルゲンを調べるのは実はとても難しいようです。
以前、病院で薬のアレルギーを調べられないのか尋ねたら、「不可能です」と言われました。
「飲んでみて出たらわかる。そしたらそれは飲まないようにするしかない」
と言われました。(手遅れになったらどうすんの!?Σ(゚д゚lll))
また、アレルゲンを調べるテストというのを病院の血液検査で受けられると思います(うちの家族は全員2回ずつくらい受けています)が、実はこの検査、アレルゲンと判明した物でも、全く症状が出ないものもあれば、逆にアレルゲンとして反応しなかったものでも、アレルギーになる可能性がある・・・という、何とも正確性のないものだったりします。
まあ、出たらできるだけ避けておきましょう、くらいな感じでしょうか。
ちなみにこんなものもあります↓。自分でちょびっと採血して送って調べてもらうみたいな?
その時は気がつかなかったのに後から症状が出たり、疲れた時に出たりして、なかなか判断が難しいことがあります。
アレルギーも即時型と遅発型(何日か経ってから症状が出る)とかもあるので、本当にアレルゲンを探すのは難しいです。
これらの本も読みました。↓
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