Yuriです。
夫が昨年の12月に好酸球性副鼻腔炎の疑いで手術をしました。
今回はその後の経過について書きたいと思います。
現在、手術をしてから約3カ月が経過しました。
結論から言うと、順調に回復しています。
副鼻腔炎の手術のために入院
初めての8日間もの入院とあって、どんな経過をたどるのか興味津々でしたがw、本人もあまり緊張した感じもなく一人で出かけていきました。
医療費が高額になるのはわかっていたので(30万位)事前に高額療養費の手続きをしておいたため、最低限の出費で済みました。
手術自体は全身麻酔を使ってのものでしたが、あっという間に終わり、本人曰く「痛みもほとんどなく、熱も出血もほとんどなかった。」そうです。(チッ…w)
もう少し痛かったり大変だったら、「二度とこうならないようにしなければ!」って思ってくれるだろうと期待していたのに、また前のような不摂生な生活をされては困るんですよね。すぐに元に戻っちゃったら手術した意味なくなっちゃうじゃん?(笑)
手術後、入院中に出された薬は
- アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)
- ムコスタ(胃の粘膜保護剤)
- ムコダイン(痰切り)
- キプレス(抗アレルギー薬 喘息予防)
- セレスタミン(ステロイド&抗ヒスタミン)
- ビラノア(抗ヒスタミン薬)
- クラリス(抗生物質)
- リンデロン(ステロイド)
8種類!すごいですね。
セレスタミンとリンデロンの2種類のステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を飲んでたんですね。ふ~ん。
ちなみに、暇つぶしのために娘のPSPとソフトを借りて持って行きましたが、検査や診察で毎日忙しく、ほとんどできなかったそうです。
結局術後の経過も順調で、長いかと思った8日間はあっという間に過ぎ、私がお見舞いに行くこともないまま夫は帰宅しました。
来なくていいと言われたんですよ!(一応言っておきますw)
好酸球性副鼻腔炎じゃなかった!
その後無事に退院し、組織の検査結果がでました。
結果は・・・
好酸球の数がボーダーラインより少なくて
好酸球性副鼻腔炎ではない
と診断されました。
ビックリです!!
絶対にそうだと思っていたのに。
アレルギー性鼻炎、大人になってからの喘息、味覚消失から始まる症状、ステロイド以外では改善しなかった味覚・・・。
どれをとっても絶対に好酸球性副鼻腔炎だと確信していたのに!
結局、重症の慢性副鼻腔炎だったということだったらしいですね。
退院後は1,2週間は匂いが戻りませんでしたが、次第に回復していき、1か月後にはほぼ味覚と匂いは回復したようです。
病院には最初は2週間後、その後は1か月後、その後は2か月後という感じで経過観察していますが、先日病院で見てもらってきた時は「かなりきれいになって良くなってますね。もう少しですね。」と言われたようです。
薬の量も少しずつ減っています。
現在貰っている薬は
- セレスタミン(ステロイド&抗ヒスタミン)
- カルボシステイン(痰切り)
- デザレックス(抗ヒスタミン薬)←新薬ですね
- モンテルカスト(抗アレルギー薬 喘息予防)
です。
セレスタミンをすでに4カ月ほど服用しているので、副作用について確認してもらいましたが、一日一回の服用で量も少ないから心配ないということでした。
セレスタミンは副鼻腔炎の治療には必要(効果的)な薬なので、やむを得ないですね。
とは言え、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の服用は気をつけることに越したことはないので、時々血液検査をチェックしてもらおうと思います。
特に糖尿病にならないようにチェックはしたいと思います。
後はやめる時には徐々に離脱することかな。
結果、手術をしたのは大正解
現在、手術から3カ月経過していまだ薬は処方されていますが、匂いも味も復活し、食事の楽しみを取り戻しています。というか、家にあるもの何でも食べたがって困っています(笑)。
でも、コーヒーを淹れればその匂いに感動し、美味しいラーメン屋に行く楽しみも戻り、本人的には満足していると思います。
ということで結果的に、うちの夫は手術をしたことは大正解だったと思います。
今後、薬を減らしていった時にどうなるのかは未知数ですし、元々アレルギー性鼻炎と喘息があることで、場合によってはまた復活してしまう可能性も十分あるかもしれません。
それでも、この3年もの間、ほとんど何の匂いも味覚もない状態だったことを考えると、一旦元の状態に戻せたことは良かったと思います。
味はともかく、匂いがわからないのは人間にとってとても危険です。
ガス漏れとかあっても、気がつかないですからね!食べ物が痛んでいてもわからないですし。
下手すると十分命の危険もあり得ると思います。
匂いがわかるって本当に大事です。
ということで、慢性副鼻腔炎で味覚障害があって困っている方は、一度手術することも選択肢に入れてみても良いのではないかと思います。
また、数か月後?になったらその後の経過を書きますね。
Yuriでした。
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