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楽天オープン2018 錦織はペールに勝って準々決勝進出!

2018楽天オープン&深圳オープン
12019 / Pixabay
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楽天オープンは着々と進んでいます。

今日は2回戦が行われています。

錦織は一足先に2回戦を終え、今年の全仏でも対戦した難敵ブノア・ペールをストレートで下して準々決勝に進みました。

ペールと言うと、どうしても2015年の全米1回戦とか、同年の楽天オープンとか、どうしても勝って欲しかった場面での敗戦ということで、いや~な記憶が蘇りますが、実は今回も入れて7回の対戦で錦織が負けたのはその2回だけなんです。

残りの5回は競ってはいても錦織が勝っているんです。

逆に言うと、その2回だけがちょっとイレギュラーだったとも言えるかもしれません。

私が見た限りでは、2015年の全米は錦織の自滅。楽天はペールが途中から手が付けられなくなった感じでした。

錦織としては、ペールは気をつけなきゃいけない相手ですが、アップダウンもあるので隙もつきやすい相手なんじゃないかと思いました。

ま、錦織の場合は相手がBIG4とかデルポとかの超TOP選手じゃなければ、実際のところ自分との戦いなんじゃないかと、最近思っています。

ペール戦の振り返りレビューです。

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錦織 VS ペール

とにかく気になったのはいつもの事ながらの修造さんの解説。あまりにツッコミどころが多くて、全く集中して試合を見れなかったです。

申し訳ないですが、修造さんの解説とメンタルのアップダウンについて行けません・・・。

ということで、そのツッコミどころも交えての試合の流れになります(笑)。

第1セット

最初の数ポイントはまだ硬さが見えましたが、まあまあ良いスタートだったと思います。

その後、どんどん錦織が主導権を握っていきました。

それでもまだ試合が始まって1,2ゲームしか進んでないのに「ゾーン」とか言い出す修造さんん。解説になってないですよ、それ・・・。

相手が変われば錦織のプレーも変わってくるのに「このプレーならジョコビッチに勝てる」とか、安易に言わないで欲しいです。ジョコビッチが相手だったら、錦織が思うようには打たせてもらえないですからね!

とにかく!どんなに最初のセットが良くても、試合は最後までわかりません。冷静に最後まで集中して欲しいと願いつつ、浮かれた解説に気を取られないように・・・と必死でしたw。

ちょっと押し返される場面もありましたが、錦織が安定していて、それを崩せないペールがイライラしてました。

修造さんはずっと「ゾーン」の事ばかり言ってました・・。

結局第1セットはほぼ錦織が圧倒する形でセットアップします。

 

第2セット

ペールのバックハンドは世界でも1,2位と、錦織が言うほどの素晴らしいショットなんですが、ここまで本当にそれが見られません。

錦織が考えてショットメイキングしているからだと思います。(試合後のインタビューで本人も言及してました)

徐々にペールの調子が上がってきました。そして、わずかに錦織が乱れたところでブレイクされてしまいました。スコアが0-3に・・・。

錦織のショットがノットアップじゃないかとペールが起こってましたが、認められず。でもTVではノットアップに見えた。

*後から録画を見直したらノットアップじゃなかったみたいに見えました。

ここでやるの?と誰もがびっくりしたポイント。しかもそれをちゃんと決めるペールも凄い。

常に冷静な解説をする鈴木貴男さんがオンコート解説でいらっしゃいますが・・・。

錦織、ストレートでペールを下しました!!

 

途中少しもつれてヒヤッとしましたが、試合全体では錦織が集中力を大きく落とさず、最後まで安定していたのが印象的でした。

インタビューで錦織が話したように、ペールに気持ちよくバックハンドを打たせなかったのが勝因だったと思います。

でも、何はともあれ、ペール相手にストレートで試合を終わらせることができたのは本当に良かったと思います。

 

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「ゾーン」の話

思い切って言います。 書きます。(誰にとは言わないw)

ゾーンの話をするのを止めていただきたいです。

大体彼が言ってるのは全然「ゾーン」じゃないし、間違った言葉の捉え方を知らない人に植え付けるような話をTVでするのは止めて欲しいです。それも何度も何度も。

ご自分の影響力を本当に良く考えて、正しく言葉を紡ぎだして欲しいと切に思います。

 

 

アスリートに限りませんが、「ゾーン」に入る状態になるのは、そうそうしょっちゅう何度もあることではないと思います。

 

実際のゾーンとは、極限に集中した状態の中で、ふと無に近い状態になり、頭で考えることなく身体が勝手に動き、何をしてもうまくいくように自分でも思えるような時間帯の事です。

(このように私は認識しています)

 

確かに今まで錦織の試合を数多く見ていて、これはゾーンに入ってるなという状態の錦織を何度か見たことがあります。

それもこちらの印象なので実際はどうだかわかりませんが、必死で戦っている時の力が入った顔ではなく、ほとんど無表情になり、でもきれいに澄んだ目をしていて、本当にボールだけに集中していることがわかる顔なんですよね。

 

最近、あまりこの表情を見かけないので、また近いうちにこんな顔になった錦織の試合が見たいと思っています。

 

ということで、「ゾーン」は自分の意思で入るものでもないし、ほんの数ゲーム良いプレーをしただけで入るものではないと、言っておきたいと思います。

 

次の錦織の相手は、若手対決を制したステファノス・チチパスに決まりました。まだ20歳です。

最近とても力をつけて、バルセロナとトロントでも決勝に到達しました。

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どちらもナダルに敗れましたが(これが正しい道のりですw)本当に強くなりました。

先ほど行われたデ・ミノーとの試合はフルセットの凄い試合でした。

錦織がどう迎え撃つのか、とても楽しみです。

Yuriでした。

コメント

  1. youko より:

    圭くんは強かったですね。終始集中していたと思います。リードされた時も圭くんが落ちた訳ではなくペールさんが上がって来たと思います。ペールさんも実力者ですからこういう展開もありますよ。

    修造さんの解説ははっきり言って嫌いですがこの試合はあまり気になりませんでした。メンタルや心という言葉がほとんど聞かれなかったからかもしれないです。ペールさんが股抜きボレーをして会場が盛り上がった時に「空気がペールに行く」というのは凄くわかりました。(昔の事ですがTV観戦の競馬でそういう経験があります)そこをしっかりと集中して勝ちきった圭くんは本当に素晴らしかったです。

    修造さんはテニス自体の解説は適格だと思うので、試合後にポイント解説とかをしてくれると良いと思うのですが実況は不向きだと思います。
    鈴木貴男さんも好きですが、ちょっと喋りすぎな気がプレーに入っているのにそのまま話している時がありますから。

    私は鍋島&辻野コンビが1番好きです。

    • yuri より:

      youkoさん、錦織強いですね~!このまま最後まで・・・と願ってやみません。
      解説は好みがあると思いますが、やはり私としてはもう少し冷静でブレない解説が聞きたいです。気になるのは修造さんは他にも仕事をしているので、結局忙しすぎて他の選手の試合とか見れていないのではないかな?他選手に対する評価がアップデートされていない気がして気になってしまいますw。

  2. より:

    修造さんの解説は錦織選手の試合には向いていないと思います。
    すごく感情的で何かと言うとメンタルの話になってしまうし、冷静さを欠いてることが多いし・・。いつも自分の気持ちと戦ってる様な解説になってると思います。思い入れが強すぎるのでしょうね。
    実は今年のチャレンジャー大会での放送時に解説されていた坂本真一さんの解説が一番好きです。暖かくてほのぼのとしてるけど、でも率直で感情的ではなくて冷静さを保っていて・・、私は坂本真一さんの解説の大ファンになってしまいました。でもあまり解説を聞く機会がなくて残念です。WOWOWにリクエストしようかな?

    錦織選手は強かったですし、すごくテニスが巧みでしたね。
    ペール選手の得意なプレイを本当に上手くかわしてました。ネットプレイが光りましたね。ペール選手のネットプレイへの対処には感動しました。フットワークも素晴らしくて(結局やはり「読み」が冴えてるかどうかが鍵だったりして・・。)フォアもすごく良くなってきてると思いました。このテニスができれば勝ち進めるような気がします。昨日の錦織選手はすごくかっこよかったですね。

    • yuri より:

      風さん、錦織調子が良いですね。杉田戦、ペール戦共に最終的には安定してました。このまま行ってくれ~。
      杉田は腕の影響が心配ですが、この位のアップダウンはどんな選手でもあると思うので、何とか乗り越えて欲しいです。

      修造さんの解説はおっしゃる通りだと思います。特に錦織の試合に関しては、感情に振り回されながら解説しているので本当に解説とは言い難いものだと思います。私はやっぱり辻野さんが好きですね。後は鈴木貴男さんと茶園さんの解説も好感が持てます。あっ、伊達さんも良いな~。

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