Yuri(@yuri_lovesiames )です。
春のマスターズ2連戦、インディアウェルズマスターズ大会はベスト8が出揃いました。
今大会はアップセットが多く、シードダウンが連発してします。
なんと大本命のジョコビッチでさえ、コールシュライバーに敗退してしまいました。そのコールシュライバーも絶好調のモンフィスに一蹴されてしまうという大混戦です。
そして、われらが錦織も先日のドバイ大会で敗退を喫した、ポーランドのフルカチュにリベンジすることができず、またも敗退してしまいました。
そして、期待の西岡も同じIMGの後輩(?)のケツマノビッチとの対戦の最中に、背中を痛めてあえなく涙の棄権となってしまいました。
インディアンウェルズ3回戦 錦織 VS フルカチュ
いや~フルカチュ強いです。
でも!今回は錦織がストレートで勝てた試合だったように思えてなりません。
錦織はこのサーフェスに苦手意識があり過ぎでは?
私は結果を先に知った後で録画で見ましたが(もう3時には起きれないw)、何かフィーリングが合わないというか、フォアのフォームもバックのタイミングも安定せず、球が浅くなる場面も多かったように思いました。
結果的には第2セットで自分のミスによってブレイクのチャンスを失い、自分のサービスゲームでもDFからミスを重ねて落としてしまいました。
その結果、試合はフルセットにもつれこみ、一度は気持ちが落ちかけていたように見えたフルカチュでしたが、勢いを取り戻してどんどんプレーが安定していきました。
結局フルセットで錦織は負けてしまいましたが、私は今回は十分錦織が勝つチャンスはあったと思っています・・・。
後は第3セットのブレイクされたゲームの連続DF。
以前から指摘されてる大事なポイントでのミスやDF。これさえ減らせればフルセットにもつれることも減って、もう少し楽に勝ち上がれると思うんだけど。実際今日もストレートで勝つチャンスもあったと思う。でも言うは易し行うは難し。わかってます😓。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年3月13日
ま、気を取り直して錦織には次のマイアミで頑張ってもらいましょう!
それにしても、フルカチュすごいです。
ビッグサーブと守備範囲の広さ、年齢に見合わない(22歳)落ち着いたプレーと我慢強さ。その背格好やプレースタイルが何だかアンディ・マレーによく似ている感じがします。
将来はあんな感じのプレーヤーになっていくんでしょうか?(それはそれですごい・・・)
そのアンディ・マレーはと言うと、
手術を無事に終えて、痛みから解放されて競馬の観戦を楽しんでいる様子。
リラックスした笑顔が嬉しいですね。何だかとってもホッとしました。
彼も必ずツアーに復帰してくれることでしょう。その日をのんびり待ちたいです。
Winning by any chance @andy_murray ? 🤣🐎🐎 pic.twitter.com/sc6xMh97qc
— judy murray (@JudyMurray) 2019年3月13日
インディアンウェルズ4回戦 西岡 VS ケツマノビッチ
残念です。
ここまでの激しい戦いが、身体に蓄積疲労として残り、ついには悲鳴を上げてしまったようです。でもそれも納得できるような、ここまでの西岡の戦いでした。
1回戦は実力者のクドラに勝ち、2回戦はなんと、あのバウティスタ・アグートにストレート勝ち!
そして3回戦では、フィリックス・オジェ・アリアシムにフルセットで勝ち切りました。
全部、西岡の確かな実力での勝利です!どの試合も相手選手の調子が悪いことはありませんでした。
この試合は序盤から試合をコントロールしていたのは西岡だったと思います。
それだけに、西岡本人は悔しかったことでしょう。最後は涙を流しながら棄権しました。
重症じゃないことを祈ります🙏🏻。
まだ23歳。チャンスはまだいくらでもあるよ。西岡の実力なら大丈夫!しっかり治して戻ってください。 https://t.co/4BoCNXGdYJ
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年3月14日
↑の記事の中で、
「4回戦の対決としては将来もう来ないくらいのチャンスだと思ったので、・・・」
という西岡の言葉がありましたが、
そんなことないですよ!!
健康になれば、まだまだいくらでもチャンスはあります!!
まだ23歳じゃないですか!
と、声を大にして言いたいです。
- 一昨年のカルロビッチ、ベルディヒを破ってバブリンカも追い詰めた試合
- 去年の中国の大会で決勝で勢いのある、エルベールを破って初優勝した試合
- 今回のバウティスタ・アグートをストレートで下した試合
どれも本当に西岡のプレーは素晴らしかった。
私は個人的には、近い将来、西岡はTOP20に入ってもおかしくないと思っています。
そのためには、なんとか怪我をしない身体づくりをすることと、怪我をしにくいプレースタイルに少しでも近づくことが必要になると思います。
これは結局錦織と同じ課題なんですよね。
二人ともプレースタイルは違いますが、他の選手達との体格差を身体を極限まで使うことによって埋めている部分がかなりあるので、どうしても怪我がちになります。
錦織も西岡と同じ年の頃は、今よりもっと頻繁に怪我に悩まされていました。
良く錦織が言われてたのは、
「怪我さえなければ錦織はTOP10に入れると思うよ」
という言葉でした。
でもその言葉の裏に
「でも怪我しやすいから無理だろうね」
というニュアンスが含まれていたような気もしていました。実際にマッケンローだったかがHighly doubted(非常に疑わしい)と言ってたと思います。
でもその後錦織はTOP10に入り、それも長いことその位置に居続けています(一昨年の後半から去年の前半は除く)。キャリアハイはNO.4です。
西岡もこれからそうなっていく可能性は十分にあると思います。
西岡本人のツイッターです。
沢山の方の応援に応えられず申し訳なかったです。朝のアップをした時に痛みを感じ、その痛みが更に増していきました。体を捻ることが出来ず、基本どの動作をしても痛みがあります。寝転ぶのも起きるのも一苦労の状況の為、マイアミはスキップします。理由等々分からないので、また後日報告します。
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) 2019年3月14日
とにもかくにも、しっかり治してまた戻ってきて欲しいです。
焦ることはありません。絶対に大丈夫!みんな待ってますよ。
インディアンウェルズ決勝の行方
結局ベスト8に残ったのはこの8人
- ガエル・モンフィス
- ドミニク・ティーム
- ミロス・ラオニッチ
- ミオミル・ケツマノビッチ
- フーベルト・フルカチュ
- ロジャー・フェデラー
- カレン・ハチャノフ
- ラファエル・ナダル
トップハーフのシード勢が複数いなくなったこと、フェデラーのランキングが去年のポイント失効で下がったことで、混迷状態に陥っています。
フェデラーとナダルの2大レジェンドは順当に勝ち上がっていますが、何と同じボトムハーフにいるので、決勝に行く前に当たってしまいます。
ボトムハーフはこの二人のどちらかが上がってくる可能性が大だと思います。
トップハーフは・・・難しいですね~。
今シーズンびっくりするほど絶好調のモンフィスか、遅いコートで力を発揮するティームのどちらかが来るでしょうか?
楽しみにまったり観戦したいと思います。
Yuri(@yuri_lovesiames )でした。
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コメント
yuriさま
記事立てありがとうございます。
錦織選手の敗戦は悔いが残りますねぇ。
しかしドバイに比べると内容は良かったと思っていますが、ふくらはぎの影響かバックのバリエーションが少なく若干単調になってしまったのかなって感じました。後は課題を潰して巻き返す事ができるか・・・でしょうか?
フルカッツ選手、フェデラー戦でも内容は素晴らしかった様です。しかしテニスに限らずどのスポーツでも1大会もしくは一定期間のみの確変状態に過ぎない事もあるので、これが「ステップアップへのキッカケ」になるか「単なる瞬間最大風速」になるかはこれからでしょうね。
西岡選手に関しては、談話によるとあの故障は試合直前の突発的な事故的なモノの様ですから、だから試合後の涙は悔やみきれないモノだったのかなっと。ただ最新ツイートでは少し希望が持てている様なのは何よりです。
西岡選手って良く「視野が広い」的な評され方をされていますが、ATPクラスにおいては屋外ハードしか場数が無く他のATPクラスのサーフェス(クレー・芝・屋内ハード)の場数は無いに等しいです。つまり他の選手に比べて場数という「引き出し(経験と言うべきか?)」が圧倒的に少ない中で勝つわけですから・・・その意味ではこの後に実質初参戦のATPクレーや芝を経験したらどんな選手になるのか末恐ろしさも感じます。
ただ初参戦とはいえ、あのスタイルはATPクレーでも相性が良くて案外サクッと勝ち進む事もあり得ると考えていますが・・・
ゆうたさん、錦織は残念でしたね。なぜあのようなミスが大事なところで続いたのか、原因を知りたいものです。IWのサーフェスに対する苦手意識からくる一過性のものでありますようにと願っています。
西岡は「怪我さえなければ」本当に楽しみですね。今後いかに怪我につながらないようにプレーを続けられるかということを、錦織の例を見習うなどして模索してもらいたいですね。クレー適正は高いと思うので、何とか今シーズンのクレーまでに間に合って欲しいです。
いつも素敵なブログ
ありがとうございます!
勝てる試合を落とした
とSNSでの事
残念です。
私は脚もですが
手首が心配です
ポーカーフェイスなだけに(単なる杞憂であるかと)
まぁ 苦手?のIWで無理せず
得意のマイアミでしっかりと暴れる準備をして欲しいです!
西岡君のテニス本当に楽しくなりました!それだけに
ケガは無念ですが
しっかり治療して
より良いパフォーマンスできる身体を願います。
そして今日 ティエムVSモンフィスを楽しみにしていたら
モンちゃんもケガで棄権!
あんなに調子良かったのに
やはり無理していたのかな?
モンちゃんも早く回復祈ります。
テニスシーズンもこれから先
が長いですよね!20歳前後の
若手達の活躍が頼もしいですが
どこまで
この調子を維持出来るかも
見どころに私はなってます。
フェデラーVSフルカッチ?!?
ナダルVSハッチャン
楽しみです!
大会終了後のyuri-sanの
ブログも楽しみにしてます。
余談ですが競馬場のマレー
やはり格好良いですね!
ジェントルマン(#^.^#)
まり子さん、テニス選手に怪我は付き物ですが、ここぞ!という時に怪我・・・というのは選手もファンも辛いですね。でもそれを乗り越えてまた活躍する姿にも感動します。西岡もモンフィスもデルポもマレーも、みんな復活してきて欲しいです。
後は、錦織にBIGタイトルを!!
神様にはそのチャンスを与えてもらい、錦織本人にはそのチャンスが来た時にしっかりそれを掴む力強さを見せて欲しいと願っています。
Yuriさん、ご無沙汰してます。
仰る通り、フルカチュ選手(読み方ようわからん)、強いですね。
戦前は2連敗はしないだろうと思っていましたが、第1セット1ゲーム目からフルカチュ選手の強さは本物だと確信しました。
もっともコートやボールが合っていることもあると思いますが、サーブ、FH、BH、ネットプレー等、若いのに隙がないというか上手いというか。
とにかくポイント先行、相手が乗って来る前にブレークを!と祈ってました。
第2セット途中まで錦織選手は素晴らしかったですが、相手も調子を上げてきていたので、とにかく耐えて~と画面に向かって叫んでましたが願いむなしく。。。(T_T)
相手のディフェンスに根負けしたようなミスの仕方で、DFもチャンスボールも力が入っちゃいましたかね。
確かにここ数大会ブレイクバックを早々に許してしまうところが気にはなりますが、決して悪いテニスではないと思うので、マイアミでそんな心配を吹き飛ばす程の大暴れを期待します!
新しくなったマイアミコートに早く慣れて心身万全で臨んでほしい。
ブリスベンでのディミトロフ戦のような強さを期待。
西岡選手は、本当に残念でした。
この大会は水を得た魚のように伸び伸びと楽しそうにテニスをしていて、ご自身でも期待値が高かったと思います。
それだけに、棄権はさぞ無念だったろうと彼の涙を見てこちらも胸が詰まりました。
西岡選手のテニスは面白い。必ずこれから何度でもチャンスは巡って来ると思うので今は休んで力をためてほしい。
それにしても今の時期、故障者が多い。
今年のIWの寒さも突発的に筋肉に悪影響を与えそうで、みんな無理しないでほしいです。マイアミwithdrawの選手も大勢いますね。
錦織選手も左足テーピングだけでなく記者会見で咳もしていたので、考えようによっては大事に至る前に身体を休めてマイアミへの準備期間が増えたことは今後に向けてプラスです。
長くなってしまいました。
得意なマイアミ。
テニスの神様、そろそろビッグタイトルを錦織選手にくださーーーい!!!!!
今がその時ですよーーー!!!!!
aoiさん、フルカチュ選手は本当に強いです。去年のミラノのNEXTGENファイナルズにも出てたそうです。道理で・・・。錦織は何となく自分らしいプレーが出来ずにもがいていたようにも見えました。ブリスベンの時のようなキレのあるプレーをまた見せて欲しいものです。マイアミで優勝しないかなあ。
西岡はとても頭の良いテニスをしますよね。錦織が感覚重視の天才型なら、西岡は理詰めでプレーをする思考型に見えます。実際試合後のインタビューでも戦略をしっかり話しているのが頭が良いな~と感じます。怪我を治してまた頑張って欲しいですね。