こんにちは、Yuriです。
猫を飼っている人の話で、
「壁やふすまがボロボロにされる。」
ということを聞くことがあります。
確かに、猫を飼っているうちに遊びに行くと壁も柱もボロボロになっているお家を見ることがあります。
先日、ツイッター上でもそんな話になったので、もしかしたら知らない人もいるのかな~と思って記事に書くことにしました。
これは実は解決できる問題です。
うちは先代の猫たち(二匹とも享年18歳)とシャムにゃんと合わせて25年間、猫を飼っていますが、ほとんど全くと言っていいほど、壁も柱も無傷✨です。
ということで、うちがこの25年やってきた爪とぎ対策を今回はご紹介したいと思います。
猫には爪とぎが必要
その前に、なぜ猫にとって爪とぎが大事なのか知っておきましょう。
猫はなぜ爪とぎをするのか?
猫の爪とぎには、実はとても大事な意味があります。
- 単に爪が伸びたから
- 遊びの延長とストレス解消
- 匂いをつけて縄張りの主張(マーキング)
- 飼い主に遊んで欲しい時(遊んでもらえない時)
以上のように実は爪とぎは、猫が猫として生きていくために必要なことなんです。
そのため、適切に爪とぎができる環境を与えてあげないとストレスが溜まってしまいます。
猫が十分に爪とぎできる場所がないと、目の前の爪とぎしやすそうなところでバリバリしちゃいますので、適切に十分爪とぎできる場所を与えてあげましょう。
猫の爪とぎの道具
猫が爪とぎできるものはいくつかあります。
- キャットタワー
- 段ボールやカーペットでできた爪とぎの市販のボード
- 手作りの物(木やカーペットや段ボールで作る)
この中で一番簡単で安く済むのは市販の爪とぎボードで、うちも使っています。
でも、実は猫によって好みの爪とぎの方法が違ったりするんです。
うちにいた先代の猫のうち、雌猫は床(カーペット)で爪とぎするのが好きみたいでした。そのため爪とぎボードを床に置いて使っていました。
反対にもう一匹の雄猫とシャムにゃん(雄)は、二匹とも立ち上がってバリバリします。
そのため、麻巻きのキャットタワーが彼らには良かったようです。
猫は上下運動が好きな動物なので、爪とぎもできて、更に高いところに登って見下ろせるキャットタワーはストレス回避にも最適です。
上から見下ろせることで、縄張りも確保できるので猫は安心することができます。
是非キャットタワーを設置しましょう。
おすすめの爪とぎ
実は爪とぎ以前に、家をバリバリされないためにするべき事があります。
それは
「毎日十分に遊んであげること!」
です。
猫は本来狩りをする動物です。
そのため、特に若いうちにはしっかり遊んであげてエネルギーを使わせ、狩猟本能を満足させてあげることで精神的にも安定します。
その上で、爪とぎの場所が十分に用意されていることが必要になります。
ということで、25年間ほとんど壁や柱が無傷で済んでいる、うちが使ってる方法をご紹介したいと思います。
大事なのは、複数個所にキャットタワーと爪とぎボードを用意してあげることです。
爪とぎボード
↓まず一番最初におすすめしたいのはこちら。市販の爪とぎボードを壁に取り付けています。安いです。
できれば猫を飼い始めてすぐに、バリバリしそうな場所の壁に2か所位に取り付けると良いと思います。床でバリバリしたい子のために床置きも用意します。
うちは玄関入ってすぐの壁と廊下の2か所と床置きが一つあります。
安いので、何個でもどこにでも取り付けられます。
玄関の近くの壁に一つ取り付けておくと、飼い主が帰ってきた時に嬉しくて興奮してバリバリするので良く使ってくれます。
↓新しいのも出てるようですがうちはこれ。
確か裏側の滑り止めのゴム4か所を外して、釘で壁に取り付けました。
替えはこれ
キャットタワー
かなりでかいです。2m近くあります。
一番上のベッドがお気に入りですが、真ん中の穴蔵?にもたまに入っています。
見ての通り、麻巻きのポール部分は爪とぎされてかなりもうボロボロになっています。
値段も高かったですが(1万超え)頑丈でとても気に入っています(猫も人間も)。もう10年位使ってるかも。
この大きいキャットタワーは、猫タワー専門店 キャッツデポで買いました。
隣はシャムにゃんが年を取ってきたので、負担なく登れるように少し小さめの物を設置しています。
↓こちらは隣に置いてあるメタルシェルフの上に乗るための足場代わりのキャットタワーです。
買ったのはやっぱり上のタワー同様、楽天だったような気がしますが覚えていません(笑)。
安かったと思います。5,000円くらいかな?上の物に比べると耐久性に難ありですねw。
一か所だけバリバリされてもうボロボロなので、そろそろ買い替える予定です。
ということで、今うちで使っているのは、
- 爪とぎボード3つ
- キャットタワー大1つ
- 足場用キャットタワー中2つ
この3種類で爪とぎができるようになっています。
Max3匹の猫がいた時でも、これで十分でしたね。一度も壁や柱ではバリバリしませんでした。
あ、でもシャムにゃんだけは他の猫と比べて、必要な運動量が膨大だったのでw、毎日疲れさせるほど遊ばせられなくて、かまって欲しくて良く悪さしてましたね~。
テーブルにのって、置いてあるコップをチャイチャイしながら落として割ったり・・・ということは日常茶飯事でした。
もっともっと遊んであげればよかった・・・。
最近は、さすがに年を取ってきたのであまり悪さはしなくなりましたね。
うれしいやら寂しいやら。
猫はしっかり遊んであげないと!!(反省w)
Yuriでした。
コメント
こんばんは。
いや~勉強になりました。
ニャンコと同居している方、これから同居しようと考えている方に、ぜひ読んでいただきたいですね。昔同居していた時に知っていれば、廊下と階段改修しなくてすんだかも・・・