Yuriです。
モンテカルロ大会2回戦、錦織勝ちました!!
相手は最近次々と出てくる若手のロシア選手の一人。
(フィギュア選手と同じですね。ロシア恐るべし)
ダニエル・メドベーデフ 22歳 現在のランキングは49位
錦織とはこれが初対戦でした。
少し前の大会で、チチパスともめて「やんのか、オラア!」的なことを試合後に言っていたので、ちょっとキレやすいタイプかなと(笑)。それ以前にもなんか問題行動があったようです。
スコアは錦織から見て7-5,6-2
結果的には圧勝だったと思います。
試合の流れ
第1セット
スロースターターとして有名な錦織は、いつものように調子がパッとしないままの試合の入りでした。まあでもこれが通常運転なので気にしません。
どちらかというと最初から飛ばしてしまうと、後から逆転負けすることが多々あるので、とりあえずはいつもの錦織ということで良いんです。逆に安心w。
相変わらずフォアがいまいち安定せず、メドべーデフのプレーも良かったので1ブレイクされたもののすぐにブレイクバック。何とかキープしながら進んでいきました。
この時間帯は、錦織はまだ試運転中です。😅
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
メドべーデフはかなりフラット系の球を打つ選手のようで、途中で表示されたスピンの回転量の平均?は錦織が2500位で、メドべーデフは何とその半分の1250ほどでした。
スピンの回転量がメドベデフは錦織の半分!
かなりフラット系なんですね~— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
普段(以前)の錦織ならクレーコートで3000回転位は出していたと思うので、やはり手首を気にしてあまり回転をかけないようにしていたんでしょうか?
ちなみにクレイキングナダルは、平均が3500近くで最高が4900とか!?
一方のメドべーデフはやはりフラット系ということで、芝のコートが得意な感じ?ハードコートもわるくないですが、クレーコートでは実はほとんど勝てていません。
そんな相手に錦織土土、もとい、クレイ・ニシコリ、じゃなかった錦織圭が負けるわけありません。というか、負けちゃいかんでしょ。
そうこうしているうちに、徐々に体が温まってきたのか錦織のプレーが上がっていきました。
一昨日の一回戦でもそうでしたが、以前のようにコートの中に入って攻撃するスタイルで相手の時間を少しずつ削っていきます。
特にバックハンドの安定度とキレは素晴らしかったです。
1セット目の最後の方のショットは全てオンラインだったのでは?
すんごいとこ2本入った!😳😳
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
一番良い時ほどではありませんが、確かにそのプレーは元世界4位の実力でした。
第2セット
第1セットの終わりから、錦織のプレーの質がどんどん上がっていきました。
こうなると、さすが元TOP5選手。
メドべーデフの球をバンバン拾いまくって返すと、メドベーデフはミスを重ね、チャンスは錦織に。
どんなボールでもあきらめずに拾うのって本当に大事。
相手のミスも誘えるし、相手にどこに打てば決められるのかを考えさせられる。そのうち相手のショットセレクションに迷いが生じる。
ランキングが高い選手ほど、本当に良く拾う。— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
途中で何回か錦織が放ったドロップショットに対して、メドベーデフは全く対応できません。
ちょっと浮いてしまってショット自体は甘かったと思いますが、彼に対しては効果抜群でした。
このドロップショット。決まってるけどちょっと浮いちゃって甘いんですよね。メドベデフはあきらめて追わないけど、TOP選手だったら走って追いついて逆に決められちゃう可能性大。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
その後はもう、一方的な展開になりました。
メドベデフは何をやればいいかわからない感じで、すでに戦意喪失?
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
最後はいまいち精度の上がらなかったフォアのクロスが炸裂!
錦織が勝ちました!!
よっしゃああああああ”!!!!!
これが見たかった!!フォアのウィナーで勝利!!!!!!!
🔥🔥🔥🔥🔥— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
試合中はうるさくてすみませんw(twitter)。
NHKでのインタビュー内容はこんな感じでした。
インタビュー
初めての対戦だったけど?
フラット系の相手なので、フラット同士の打ち合いにならないようにした。
プレー内容は?
試合は1セット目は危ない場面のあったけど、最後のところで粘ってブレイクできて良かった。
右手は・・最高じゃないですが、何とかやってます。
明日は・・頑張ります。— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年4月18日
やっぱり、手首はちょっと心配です。
次の3回戦の相手はアンドレア・セッピかガルシア・ロペス。
無理はして欲しくないですが・・・。
追記:セッピに決まりました!
海外の記事内容
ATP公式サイトの記事
ATP公式の記事の一部
錦織はメドべーデフを上回るために、1回戦のベルディヒ戦同様のスロースタートから持ち直した。
2012年以来のモンテカルロで戦う錦織は、最初1-3のところから盛り返し、7-5,6-2の1時間41分で試合を終えた。次の3回戦の相手はイタリアの予選上がりのアンドレアス・セッピかラッキールーザーのギエルモ・ガルシア・ロペス。
「彼(メドベデフ)は最初自分よりいいプレーをしていた。でも落ち着いてプレーするようにしていたらベースラインから支配できるようになった。第2セットは更に良いプレーが出来た。今は休んで明日のために準備する。明日良いプレーが出来たらいい。」と錦織は語る。
メドべーデフは序盤の第4ゲームで、錦織がバックハンドをワイドに外した時にチャンスを手にしたものの、元世界4位は直後にブレイクバック。錦織は第1セットの4-5から5ゲームを連取し、その後もメドベデフのサービスゲームを脅かし続け、それが22才のシドニー大会優勝者を焦らせることになった。
最後の19ポイントうち14ポイントを取り、錦織は今年6回目のマッチ勝利数を記録した。
―ATP記事より一部抜粋
最近小ネタを挟んでるATPの記事の最後のコーナーw?
Did You Know?
知ってた?
Kei Nishikori has a 0.716 FedEx ATP Win/Loss Record on clay, with 73 wins and just 29 losses on the surface in his career.
錦織圭はクレーでの勝敗レコードは0.716。彼のキャリアを通して、73勝でわずか29敗しかしていない。
他の海外記事
Sport24 などから一部抜粋
錦織はモンテカルロでベスト16に
右手首の怪我で去年から悩まされてきた日本の錦織は、安定したプレーで1回戦のベルディヒを破り、今度はロシアのダニエル・メドベデフを7-5,6-2で破った。
「最初のセットは接戦だった。最初は彼の方が良かったと思う。」と6年ぶりにこの大会で戦う錦織は語った。
「落ち着いてプレーするようにした。あまりクレイジーに色々な事をしないようにして、ベースラインから落ち着いてプレーした。」
とりあえずこんなところでしょうか。
明日の試合でどうなるのか期待と不安が入り混じりますね。
勝ち進んで欲しいのは山々ですが、手首の状態を一番に考えてもらいたいです。
Yuriでした。
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