全仏オープン2018 優勝はやはりこの男
赤土の王者 ラファエル・ナダル!
スコアは6-4,6-3,6-2のストレートでした。
It never gets old, does it @RafaelNadal?
The King of Clay captures his 11th Roland-Garros title 6-4 6-3 6-2.
Rien n’arrête Rafa ! 11e titre pour l’Espagnol ici à Roland-Garros et son 57e titre sur terre-battue.
👉 https://t.co/xP28FRO671 pic.twitter.com/UzI4tcyikb
— Roland-Garros (@rolandgarros) 2018年6月10日
予想通り優勝はナダル
ええ、もう強すぎです。お話になりません。
確かに競ったプレーも多くあり、ストレートとはいえ決して簡単な試合ではなかったとは思いますが、それでも結局このスコアです。
完勝と言っていいのではないでしょうか?
本当にナダルはめちゃくちゃ強かったです。
事前のプレビュー記事でナダルが勝つ確率は85%と書きましたが、実はこれ最初は90%と書いてました。さすがに言い過ぎかな~と思って直したのですが、やっぱり言い過ぎじゃなかった。
では簡単に試合の流れを・・・なんですが!
実はこの試合の真っ最中に流れてきたこんなニュースに目が飛び出て、挙動不審になったために全てのポイントを追いかけられませんでした。(笑)
フェデラーが、ユニクロとスポンサー契約とのスイスのプレス情報。 https://t.co/ZA0tflPRFi
— plum (@plum_vk) 2018年6月10日
フェデラーがユニクロと!?(やめて~!泣)
この記事によると、
すでに契約は済んでてロジャーはウィンブルドンからユニクロを着ると。
ユニクロは年30億円、10年で300億円の「非現実的な」オファーをしたらしい。正式なアナウンスはまだないが、本当ならとんでもない金額だと言っています。 https://t.co/CStc7tH8l0
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
まだ正式発表がないので多くは語りませんが、個人的には嬉しくないです・・・。
理由は色々ありますが、元々ユニクロが老舗のスポーツメーカーじゃないこと、ブランドイメージの低さ(国内に限りません)、もう一つはブラック企業と揶揄されるような会社であることです。
この件については個人で考え方はそれぞれだと思いますし、それはそれで良いと思います。でも私はあまり好ましいと思っていないという事だけ表明しておきます。
言論の自由ですからね。言いたいことは言っていいんです。たとえ人と違う意見でもね。でも私が見た限り、反対7割、賛成3割くらいな感じに見えました。
日本には他にも優秀なスポーツメーカーがいくつもあるんですから、是非とも参入してもらいたいものです。
ミズノとかデサントとかも良いと思うんですけどね。
さて、試合の流れです(今度こそw)。
決勝戦 ナダル VS ティーム
最初から激しいバトルで始まりましたが、ナダルがいつもの全仏でのナダルです。ティームも良いショットを打ちますが、悉く返されてじわじわとナダルのポイントに。
ミスをしないことが一番の攻撃・・・前記事でこのように書きましたが、まさにこれですね。
TOP選手同士が競り合った時にポイントを生むのは、ウィナーではなく、ミスだと思います。
大事なポイントで如何にミスを減らし、相手にプレッシャーを与えてミスを引き出すか。お互いの力が均衡すればするほど、最後はそこの戦いな気がします。
攻撃しても攻撃しても、良いプレーをしてもしても、気がつけばスコアはラファのリードがひろがっていく・・・。
全仏ナダル地獄。— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
既にラファの2セットアップ。
ナダル相手にこの全仏で、ここからフルセットに持ち込める想像は中々しにくい😥— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
気がつけば要所でナダルがポイントを取り、競ってるように見えたのにナダルが2セットアップしていました。スコアも6-4,6-3。
本当にナダルのプレーが安定してて強い。どんなに打ってもほとんどミスをしない。そのうちティームがネットやオーバーなどのミスをしてポイントを落とす。そうかと思うと、とんでもないカウンターが飛んでくる。
そんな感じで試合が進んでいきました。これはきつい。
どんなに打ってもミスをしないラファ・・・👀
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
そのフォアのダウンザラインは人間業じゃない🔥by ナダル
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
錦織もよくやられました、このナダルの左手から繰り出されるフォアのダウンザラインのカウンター。手も足も出ませんよ、こんなの飛んで来たら。
試合ももう佳境に入り、すでにブレイクしたラファが試合を締めるだけ・・・と思っていたところに突然のアクシデント!?
ラファ左手どうした!?😱
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
どうやらグリップを握っている左手が攣っているようです。どんだけ強く握ったままだったのか・・・。
手が攣ってるっぽいです・・・😟 https://t.co/gvS3hIbIGy
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
以前錦織が言ってたけど、ラファの球は重くてグリグリにスピンがかかってて、気を抜くとどこに飛んでくかわからないと。
それも試合が進むにつれてどんどん精度が高く、どんどん強烈になってない?
そんな球を打ち続けてるナダルも、受け続けてるティームもたまったもんじゃないですよね。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
手が攣るほど握ってスピンかけて強打し続けてたのかと思うと、そら恐ろしくなります。もう人間の域を超えてます(笑)本当に。
こんなショットを打ち続けるなんて、誰もできないと思う。それも凄い精度で・・・。
いや~ラファが強すぎる😳🔥知ってたけど・・・
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
手の状態で試合がもつれるかと思いましたが、結局そのままストレートでナダルが勝利!!
結局ストレートで、それもこんなスコアでナダルが勝つとは!
マジで強すぎです。— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
ナダルは11回目の全仏優勝✨
凄いです。
フェデラーとナダル、この二人はやっぱり特別!
ナダルは32才、フェデラーは36才、この年でこんなプレーを見せてくれるなんて、感謝しかありません。
素晴らしいとしかいう言葉が見つかりません。
選手がみんな祝福のツイートをしてるのが本当に素敵✨
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
色々な人がお祝いツイートをしているのが見ていて嬉しくなりました。
気がついたものはリツイートしましたが、
フェレール、デルポ、シュワルツマン、アンダーソン、サバティーニ、モナコ、ブレイク、チョン・・・。
みんな超リスペクトですね。その中でもフェレールのツイートが素敵だったのでご紹介します。
— David Ferrer (@DavidFerrer87) 2018年6月10日
フェレールももう一度上がってきて欲しいな。
セレモニーではトロフィーを抱えたラファが泣いてました。
去年も泣いてましたね。それだけグランドスラムの優勝は特別なことなんだと思います。特にラファにとっての全仏は。フェデラーにとってのウィンブルドンも同様でしょう。
ラファ泣いてる~😭😭😭😭😭
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2018年6月10日
これで、今年のクレーシーズンが終わりました。
次はグラスシーズンです。
クレーを全休したフェデラーはシュツットガルトの大会からですから、もう今週から試合が始まります。
錦織は例年通りドイツのハレ大会からスタートするようですね。ここ最近毎年この大会で怪我をして、ウィンブルドンで思ったような試合が出来なかったり棄権したりしているので、
マジでお祓いしてきて!!
お願いします。
今度こそ!
錦織が、自身が思う様な結果を手に出来ることを願っています。
また、フェデラーが健康で良いプレーを見せてくれることに期待したいです。
Yuriでした。
コメント
スコア以上に中味の濃い試合でした。
お互いにグリグリスピンの重いボールのやり取りは見応えがありました。
ティーム選手はクレーではかなり進化して強くなっている印象です。特にサービス、逆クロスのフォアハンドの破壊力はすごい。それに負けないくらいスピンをかけまくっているナダル選手もすごい。ナダル選手が左腕を治療してる時に錦織選手と重なって怖くなりました。激しい打ち合い。。。錦織選手、手首無事で良かった。。。
ティーム選手はあんなにフルスイングして腕や肩は壊れないのか逆に心配でしたが、直前の試合も決勝まで戦ったのに全く疲れていませんでしたね。ただ、毎年クレー後苦労している印象があるので、ここからどうなるでしょうか?
しかし、そのティーム選手をもってしてもナダル選手の壁は相当厚かった。大事なポイントは絶対落とさない、あるいは取りきる姿は、テニスの巧さ以上に異次元の勝負強さを感じました。これはBig4やGS優勝者に共通していることかな。この差は少しのようで大きい。
でも、ハレプ選手が4度目のGS決勝でその厚い壁を壊して頂点に立ったように、これまで壁を叩き続けている錦織選手もきっといつか壊せるはず。一度壊したら、その異次元の勝負強さ(錦織選手は既に一部の選手を除いて大体の選手に対しては発動できている)をいつでも誰にでも発動できるようになると思うので、20代のタイトル獲得を切に願っています。
ここ最近、BIG4を含む元TOP10選手達が調子を落としていることで、若手が上位に上がりやすくなっていたことは否めないと思いますが、グランドスラムの頂点に立つことの意味や重みを今一度感じさせる内容の決勝戦だったように思います。
5セットを2週間、7試合を勝ち切るための技術と体力と強靭な精神力が必要であり、それらを持つ選手の異次元の強さをまた見せてもらったことを私は嬉しく思いました。
錦織世代でTOPの才能があると言われたデルポ、チリッチの後に続いてGSのタイトル、MSのタイトルを錦織にも取って欲しいです。テニスはもうその技術があることは誰もがわかっているので、あとはやはり最後まで勝ち切るための心だと思います。残りのシーズン、頑張って欲しいですね。