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全仏オープン2018 錦織は初戦をストレートで勝利!

2018全仏オープン
ARLOUK / Pixabay
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錦織はストレートで初戦を無事に突破しました。

相手はフランスの300位台の若手選手、マキシム・ジャンビエ21才。

スコアは錦織から見て7-6,6-4,6-3でした。

前記事のプレビューでも少し書きましたが、ジャンビエは未だツアーの本戦を戦ったことがない選手です。

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攻撃的という前評判を見ましたが、まさにその通りの恐ろしく攻撃的なテニスでビックリでした。

事前に海外のプレビュー記事の一部を訳したので、載せておきます。

元記事はこちら

「錦織はこのクレーシーズンでたった3回だけ負けたんだけど(バルセロナの棄権は除く)その相手はナダルとジョコビッチ。この意味は(考えればわかるよね、ジャンビエに負けるはずはない)。」

「ジャンビエが錦織を煩わせることはほとんど考えにくい。彼は錦織のセカンドサーブを狙うことしかチャンスはない。でも彼は試合が長くなると集中力が切れてしまう。もし錦織自身がベストからは程遠く、怪我によりプレーの質が落ちるなら、勝てるだろう。」

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錦織 VS ジャンビエール 試合の流れ

第1セット

とにかく最初からジャンビエ選手のショットが強烈で強烈で、全部のショットを強打しまくってました。にもかかわらず、ミスも期待していたほど多くなく錦織も何度も抜かれる場面がありました。

最初から全てのショットで全力で打ち込んでくるジャンビエ。それをしっかりリターンして、確実にポイントを重ねる錦織。安定してます。

タイブレになりましたが、ここまで怒涛の連続強打による攻撃を打ち返して、大事なポイントではミスをしない錦織が落ち着いてポイントを稼ぎ、なんと7-0でタイブレを制してセットアップ。

第2セット

第2セットに入ると、ファーストセットを取って更に安定した錦織が、逆に攻撃をしかけ始めます。

あっという間にブレイク。

ジャンビエは相変わらずの強打で攻めてくるけど、錦織の隙を見つけられずに先にミスってポイントを落とす。

この流れのまま、錦織が第2セットも取って2セットアップ

押しても押しても一歩も引かない錦織の落ち着きぶりと、ショットの精度の高さが元世界4位✨を証明してますね。

第3セット

解説の村上さんが、ジャンビエのショットをいっぱい褒めてました。

確かにあの強打でバンバン錦織からポイントを取れるのは凄いと思うけど、プレビュー記事にもあったように安定性がないので(それでも凄かったけど)、このテニスだけでは上には行けないと思う。実際勝ててないし。

無事、3セットのストレートで錦織が1回戦勝利しました!

1回戦突破おめでとう!

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試合の感想と海外記事

確かにジャンビエの強打のショットは凄かったです。錦織も「ストレートで勝ててラッキー」とか言ってたようですし。

それでも、その強打を難なくリターンして相手を押し込み、要所要所のポイントで錦織がしっかりポイントを取っていたので、私は安心して見ていられた試合でした。

錦織強かったです。

Embed from Getty Images

 

以下はATP公式サイトの記事錦織のコメント部分

「楽じゃなかった。彼はすごく良いテニスをしていた。彼のことは知らなかったので、ちょっとチェックはしたけど試合の中でみるしかなかった。3セットで終われたことは少しラッキーだったかな。彼はすごく良いプレーをしていたよ。」

「ほぼ完ぺきな感覚だ。良い準備ができたし、ここに来るまでに良い試合もいくつかできた。肉体的にもテニス自体もとてもいい状態な気がするよ。」

「集中しなければいけない。毎試合、集中するようにしないと。メンタル的にも強くいなければいけない。2週間は短くない。本当に集中しなければ・・・。この数週間、自分はとてもいいプレーができていると思う。更に自分のレベルを上げて、同時に試合を楽しみたい。」

―ATP公式記事より抜粋

 

錦織はよくインタビューで”perfect”という単語を使うんですが、ちょっと使い過ぎな気がするんですけど口癖なのかな?微妙に訳しにくいです。そんな簡単に「完璧✨」って言っちゃっていいの?と思いますw。

でも本当に完璧なのであれば、本気でてっぺんを狙って欲しいですね。

実際に試合を見ても、確かにショットの感覚も身体も良さそうなので、期待したいです。

 

次はペールかバエナ。

どちらが来ても、しっかり集中して勝って欲しいです。

Yuriでした。

 

追記①:

西岡 VS ベルダスコが凄かったです。フルセットの双方が怪我でボロボロになりながらのフルセットマッチ。結果は最後動けなくなった西岡をベルダスコが何とか振り切る形になりましたが、西岡の強さが見えた試合でした。また頑張って欲しい。

最後にベルダスコが西岡を気遣ってくれたのが嬉しかった。相変わらずいい兄貴です。

追記②:

やはりペールが来ました。ペールとの今までの対戦とプレビューこちら。

全仏オープン2018 2回戦 錦織の相手はペール(過去の対戦の振り返りとプレビュー)追記あり
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コメント

  1. より:

    錦織選手のディフェンス力の高さが光った試合だったと思います。
    ジャンビエ選手の強打、速攻は凄い威力でした。サーブもかなりのスピード出てました。ちょっとパワーに押される部分もあったかと思いますが、冷静に対処するあたりはさすがにベテランの域に達してる感じでした。
    ジャンビエ選手は「ひたすら強打し続ける」というテニスでしたが、上に行くためにはさらに精度を上げて行かなければならないので大変です。もう少し引き出しを増やしていければかなりの強敵になりそうな予感です。
    錦織選手はパワー全開というよりは力みのないショットで要所要所を決めていたのが「さすがトップ選手!」という感じでした。
    第1セットのタイブレ、7−0は見事でした。

    • yuri より:

      錦織のディフェンスは素晴らしかったですよね。どんなに強打されても全部返してポイントにしてしまう強さは、さすが元No.4でした。
      ジャンビエ君は今後どう育っていくのか楽しみですね。

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