全仏オープン2018 錦織は難敵ペールを辛くもフルセットで振り切る(2回戦レビュー)

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全仏オープンはまだ2回戦です。

なのにすでに疲労困憊・・・。

錦織、ペールに勝ちました!

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スコアは6-3, 2-6, 4-6, 6-2, 6-3のフルセットでした。

見ている方が疲れました。

終わった後も放心状態で、しばらく寝付くこともできませんでした。

試合の流れをtwitterの実況で振り返りますが、5セットなので簡潔にしたいと思います。

錦織 VS ペール 試合の流れ

プレビューで書いたけど、まさか本当にまた髪の色を変えてくるとは思いませんでした。紫っぽいシルバーグレーに朝染めたらしいです。

本当にユニークですね。ある意味とんがってるフランス人ということか。

第1セット

第1セットは錦織がペールの逆を突いたショットや深い球で安定したテニスをし、まだエンジンがかからないペールを振り回してあっという間にブレイク。

ペールは相変わらず突然ドロップショットを打ってきたり、イチかバチかみたいなサーブが多く、エースかDF(ダブルフォルト)みたいな状態。

難なく錦織がファーストセットを取ります。

そのままの流れで行けば予想通り、ストレートか3-1で行けそうでは?と思って余裕で見ていた第2セットから、全く違う展開に!

第2セット

キレキレだと思って安心していた矢先、突然錦織が崩れ始めます。見ている私もフラストレーションが溜まりまくる展開に、ツイートがどんどんネガティブになりました。

(以下、文句たれまくりのツイート、ご容赦ください)

ここまでで第2セット取られてセットオールです。

とにかく錦織はなぜか突然攻め急いだり、決め球を何本もミスしてました。普通に決めればいいところをバカ打ちしてオーバーしたり、逆に打ち損じ見たいにネットにかけたり、大事なところでDFを連発したり・・・と、自分から流れをぶった切ってしまいました。

はるか後方に構えるペールを見ていないのか、ポトッと落とせば決まったであろうボールを打ちに行ってオーバーするという、決め球のミスを何度かやってましたね。あそこを取れていれば第2セットも錦織が取っていたのではないかと思います。

これで気を良くしたペールがどんどん調子を上げて、ドロップはどんどん打つは、中途半端な攻めをする錦織のショットをパスで抜くわと、次第に手が付けられなくなっていきました。

そして、この流れのまま第3セットに突入します。

第3セット

第3セットに入っても流れはそのままに、第1セットとは別人のように決定力のないショットを繰り出す錦織を尻目に、ペールがやりたい放題です。

どれだけやられたかわかりませんが、ペールの得意なドロップショットを決められまくります。「何で何度も同じパターンにハマってるんだ!やり返せ~!!」とどれだけ叫んだことか・・・。

力なくネットにかけてしまうショットや、ラリー中の錦織のショットがみんな浅い上に、コースが甘いので、全部ペールに叩かれてしまいます。

なすすべなしな感じで第3セットもペールにとられてしまいました。

第4セット

第4セットに入っても嫌な空気はそのままで、もう祈るような気持ちで見ていました。

途中から少しずつ錦織のショットが深く入りだし、ようやくここでペールのドロップショットをドロップショットで返して反撃!それと同時にフォアがしっかり振り切れるように。これを待ってた。

すると、ペールのサーブが入らなくなり・・・

第1セットと同じ展開でペールがDFでこのセットを落とし、2セットオールになりました。

最終セット

ここまで来てようやく錦織の勝利がちらつくようになりました。何と言っても錦織は最終セットの勝率歴代No.1の男です。歴代ですよ?現役でじゃないんですよ?(まあ、自らフルセットにしてるという話もありますがw)

最初の入りが肝心・・・で、良い感じにキープが続きました。

そしてついに!

でも、せっかくブレイクしたのに、またあっさりとブレイクバックされて戻されてしまいます。

またブレイク!錦織のサービングフォーザマッチです。

これでもう大勢は決まったかと思われますが、最後までドキドキハラハラで気が抜けません。ペールも何度も盛り返して” エガリテ ”(仏語のデュースのこと)のコールが響きます。

そして・・・

ようやく勝ち切りました!

センターコート、フィリップシャトリエで完全アウェーの中、ペール相手にフルセットの約3時間!!錦織、3回戦に進出です。

疲れたよ・・・。

最後のポイントが決まった後、なぜか錦織は喜ぶ様子もなく、ゆっくりてくてくと汗を拭いて歩いていて、その後ふと上を見て(スコアボードかな?)あわててネットに向かって走っていきました。集中していてスコアを見てなかったんでしょうか?誰か聞いて。(笑)

錦織の3回戦の相手は、ジル・シモンです。

待ちに待ったこの対戦はすごく楽しみです。詳細はプレビューで書きたいと思います。(書きました)

錦織 VS シモンのプレビューはこちら

全仏オープン2018 3回戦 錦織圭 VS ジル・シモン プレビュー(追記あり)
毎日記事更新なんて、いつ以来でしょうか?(笑) それもこれも錦織が順調に勝ち上がっているからこそで、嬉しい悲鳴です...

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その他の試合と海外記事

実は同じ時間帯に他のコートで行われていた試合がありました

サーシャ・ズベレフ VS ラヨビッチ

ディミトロフ VS ドナルドソン

です。

この二試合ともがフルセットの壮絶な試合になっていました。

錦織の試合と合わせて、3試合がシード選手がフルセットで苦戦するという状況に見ている方はドキドキでした。

特にドナルドソンがディミトロフ相手に素晴らしい試合をしていましたが、先日の西岡選手と同様に足に痙攣が来て、動けなくなっていました。

そしてなんと、

マイケル・チャンかと思うような、アンダーサーブ!!

勝利への執念がみえましたが、残念ながら敗退・・・。

結果は3試合とも上位シードが勝利しましたがみんな大苦労しましたね。

ATPの公式サイトのTOPページにこの3人が顔をそろえていていい感じでした。(1日でもう変わってしまいました💦headlineにはまだ残ってます)

その中の錦織の記事の一部分、錦織とペールのインタビュー内容をご紹介します。

錦織談

“It was a good win,” said Nishikori. “I don’t think I played 100 per cent today, but, [in the] important points I think I’m able to do what I have to do. I think [in the] fourth and fifth set I played decent and played good tennis again.”

良い勝利だった。今日は100%の試合ではなかったが、大事なポイントでやらなければいけないことはできたと思う。4,5セット目は良いプレーが、良いテニスが再びできたと思う。

ペール談

“It was a beautiful match, a beautiful fight,” said Paire. “I did what I could and I really did my best. Of course, I would have preferred winning. You can’t win every single match”.

美しい試合、美しい戦いだった。自分ができること、自分のベストは尽せたと思う。勝てたらその方が良かったけど、全ての試合で勝つことはできないよ。

ーATP公式記事より抜粋

ペールの言葉がいかにもフランス人らしい、表現で素敵だなと思いました。彼はある意味アーティストなんでしょうね。

5セットということでかなり長くなりましたが、ここでいったん切ります。また海外記事を見つけたら追記したいと思います。

お疲れさまでした。

Yuriでした。

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