Yuri(@yuri_lovesiames )です。
全豪オープンが終わって少し時間が経ってしまいましたが、今年最初のグランドスラムについて思ったことを少し書いておこうと思います。
女子は皆さんご存知の通り、大坂なおみちゃんが、グランドスラム2大会連続優勝という快挙を成し遂げて優勝しました!🎊
こちらについては別記事を書いていますので、そちらをご覧ください。
もうすでに女王の貫録を身につけ始めたなおみちゃんのこれからの活躍が楽しみです。
全豪オープン2019男子の結果
ジョコビッチが優勝
男子の決勝は、結果として順当に第1シードのジョコビッチと第2シードのナダルが勝ち上がりました。
結果は戦前の予想通り?ノバク・ジョコビッチが全豪では7度目の優勝🎊を飾りました。
決勝ではフェデラーを破った新鋭ステファノス・チチパスを一蹴したラファエル・ナダル相手に終始圧倒したテニスで、ストレート勝利。
強い強いジョコビッチが戻ってきたことを確信できるような試合でした。(嬉しいやら、悲しいやら、複雑な気持ちですが・・・w)
これでジョコビッチのグランドスラム優勝記録は15になりました。
#MondayBlues? We’ve got you covered 😉
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— ATP Tour (@ATP_Tour) 2019年1月28日
他の記録もあわせるとこんな感じ。
.@DjokerNole is closing in on Federer’s Big Titles lead 👀
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— ATP Tour (@ATP_Tour) 2019年1月28日
フェデラーとナダルの記録に近づいてきた怖いw。
まあしょうがないです。ジョコビッチは強いんです。それもとてつもなく・・・。
若手の台頭
今回、準決勝にはギリシャのステファノス・チチパスとフランスのルカ・プイユという、若い選手が上がってきました。
特にチチパスはあのフェデラーを破っての準決勝という事で、かなり注目されていました。
確かに彼は去年から快進撃を続けていて、今後が楽しみな選手ですね。
サーシャ・ズベレフを筆頭に、何人も若い選手が出てきています。
BIG4がそれなりに年を取ってきて、勝ったり負けたりしていることから、以前に比べれば若手が勝ち上がる確率も高くなってはきてるとは思います。
それでも、5セットマッチを2週間という、グランドスラムという事になるとやはりそう簡単にはいかないと思います。
今後、若い彼らがGSでどこまで結果を出せるのか、楽しみにしたいと思います。
でも、まだやっぱりBIG4とその下のデルポ、チリッチ、錦織世代に頑張って欲しいと切に願っていますが・・・。
錦織は準々決勝ジョコビッチ戦でリタイア
錦織は残念ながら、疲労による怪我で準々決勝のジョコビッチ戦で棄権を余儀なくされました。
でも結果を考えると錦織はウィンブルドン、全米に続いて優勝者であるジョコビッチに負けたんですよね。
ある意味しょうがないとも言えると思います。
だって、あのナダルだってストレートで負けたんですよ?
準決勝で当たったプイユに至っては、6-0,6-2,6-2という手も足も出ない状態で負けました。
はっきり言って、
万全の状態のジョコビッチに5セットマッチで勝てる選手なんて、ほとんどいないんですよ。
去年の前半のジョコビッチは怪我から復帰して日が浅く、まだ本調子ではなかったので、全豪でチョン、全仏ではチェッキナート、マドリードではエドマンド等、ぽろぽろ取りこぼしはありました(それでも対錦織では取りこぼさないジョコ。チッw)。
でも本来のジョコビッチならそれはまずありえないのが普通なんです。
知ってますか?
ジョコビッチが無双を誇った2011年~2016年の全仏までの6年間、グランドスラムで彼に土をつけたのは、BIG4以外では錦織とバブリンカだけだということを!
超~すごいですよ!錦織!!
複数回勝ってるバブリンカはもっとすごいけど・・・。まあ彼もGS優勝者ですからね。
そう考えると、やっぱり錦織は凄すぎなんじゃ?
これを考えると、ジョコビッチが錦織を目の敵・・・もとい(笑)、リスペクトして気を引き締めてかかっていることがわかりますよね。
そんなジョコビッチ相手では錦織と言えども、3試合もフルセットを戦い抜いた後では、たとえ怪我をしなかったとしてもやはり勝ち目は薄かったでしょう。
この敗戦には各方面から色々な意見が出ていたようですが、私は今回は本当にどうしようもなかったと思います。よくやりました。
前の大会のブリスベンで優勝し、全豪では1回戦のマイクシャクの神懸ったプレーに2セットダウンになったところからの逆転勝ち。
GSの初戦は誰にとっても難しく、もつれることが多々あるので初対戦の相手という事もあり、難しかったと思います。
2回戦のカルロビッチ大先生は、誰にとっても危険な相手です。調子が良い時の彼のサービスゲームを破るのは苦難の技です。あの試合、カルロビッチのサーブは途中からどんどん良くなって手を付けられなくなりました。よくぞ勝ち切ったと思います。
4回戦のカレーニョ・ブスタ戦は、最初のセットがもったいなかったですね。あのセットを取れていれば・・・(タラレバです)。このフルセットの試合が結果的に身体にダメージを残すことになったと思います。
とは言え、PCBが良いプレーをしていたのも事実なのでしょうがないです。
GSで優勝をするというのはとてつもなく大変なことなんです。
ドロー運もありますし、1週目の勝ち上がりの問題ももちろんあるでしょう。それでも、今の錦織のいる場所まで辿り着けない選手の方がはるかに多いんです。
男子テニスのGSの5セットマッチがいかに過酷で、BIG4と呼ばれる彼らがどれだけ超越した存在か。
彼ら以外にこの10年でGSの決勝に行けたのは?SF以上に複数回辿り着けた選手は?
サーシャはまだSFに行ったこともないし、ティームも全仏のみ。
錦織は全GSでQF以上。全米ではF1回SF2回。すごいよマジで
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年1月28日
そんなGSの準々決勝ですよ?
128人の出場選手の中の8人の一人ですよ?
残りの120人は脱落してるんですよ?
錦織は去年の全仏とウィンブルドンでもベスト8、全米ではベスト4です。
この凄さは言葉にできないくらいです。
まだ、今年始まったばかりです。
現在錦織はランキング7位にいます。
この後の出場予定の3つの大会では、去年活躍できていないのでポイントの上乗せも期待できます。
個人的にはGSはもちろんですが、まずはどこかのMS(マスターズ)での優勝を期待したいですね。マイアミかモンテカルロかマドリードかローマに期待したいです。
まだまだ今後の錦織の活躍が楽しみです。
Yuriでした。
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