Yuri(@yuri_lovesiames )です。
ロッテルダム大会500はモンフィスの優勝🏆で幕を閉じました。
錦織は第1シードとして初参戦。
ベスト4まで進みましたが、怪我からの完全復活をもくろむ元世界3位でグランドスラムを3勝している、スタン・バブリンカにフルセットの上、敗れました。
この大会はオランダのロッテルダムで行われていたため時差が厳しく、錦織の試合のほとんどが夜に組まれていたこともあり、試合時間の開始が日本時間の3時半~でした。
最近、長年にわたる睡眠不足がダイレクトに健康にダメージを与えるようになってきたため、この時間のライブ観戦は自殺行為(ちょっと言い過ぎw)なので、今回は録画観戦となりました。
そのため錦織戦の実況中継ツイートがありません。あしからず m(__)m。
決勝は素晴らしかったです。モンフィスおめでとう!
でもまずは錦織も進出した準決勝を振り返ります。
ロッテルダム大会 準決勝
モンフィス VS メドベデフ
守備力の高い二人が戦うとこんな試合になるのかという、見ているだけで疲れる試合でした。
実はこの二人、直前のソフィア大会のこちらも準決勝で当たっています。その時はメドベデフが勝って、そのまま彼が優勝🏆しました。
それにしてもメドベデフが強いです。
強すぎてこの先どんなになるのかと怖い今日この頃です(笑)。
でも今回は勝ったのはモンフィスでした。
モンフィスとメドベデフの攻防がすごい。
二人とも守備力高過ぎて、ラリーが長くてヘロヘロになっとる・・・。— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月16日
モンフィスが勝った。見てるだけでヘトヘトになりそうな試合だった。💦
この時間から3時半に起きるのって不可能に近い👽。
見てない方がすんなり勝ってる気もするので、夢の中で応援しようかな😅。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月16日
こんな感じで第1試合は見れたんですが、その時点でもう夜中の1時過ぎ・・・。錦織戦はあきらめて録画で見ることにして就寝しました。
錦織 VS バブリンカ
試合自体は予想通りのフルセットの激しい試合になりました。以前の二人の対戦を彷彿とさせるハイレベルな試合でした。
ただ、相変わらずというか、錦織のスロースターターぶりが久しぶりに発揮された第1セットだけは残念でしたね。
そこから徐々に上げていきましたが、最後わずかな隙をつかれてのフルセット負けでした。
バブリンカの方が一枚上手でした。
ライブでは見れなかったので、今、錦織対バブリンカ戦を視聴中😅
最初のゲームはやたらネットに出て落としたのね・・・。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
第1セットの0-4までは、驚くほど足が動いてない。手だけで打つから大きくアウトする。
その後は徐々にいつもの動きになってきたけど、いまだにたまにあるスロースタートがもったいない。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
個人的には、手術後なかなかトップフォームに戻ってこれなかったバブリンカが、本来の力強いテニスで上がってきたことを嬉しく思いました。
最後まであきらめず、最後まで走り続け、最後までパワーが落ちない、強いバブリンカが帰ってきました。
錦織も負けはしましたが、そこまで十分素晴らしいテニスをしていたと思います。
いくつか課題はあるでしょうが、怪我の兆候も見られませんでしたし、続くドバイの大会でも期待したいですね。こちらも初参戦です。
錦織の生命線はやっぱりフットワークかな。
足が動いてない時は本当にショットが決まらない(当たり前だけど)。
フットワークによるスピードがショットの威力や相手にかけるプレッシャーを大きくできるので、錦織が動けてない時はポイントを取るのに苦労する。これは他の選手より顕著だと思う。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
もちろんバブリンカが錦織をおびき出すような短いショットを打っての、ネットプレーっていうのもいくつかあったけどね。
そこはバブリンカの作戦勝ちだったのかな。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
↑これに関しては錦織も「必然だった」というコメントをしていたようなので、やはりバブリンカの戦略にハマったとも言えそうですね。第1セットは別として・・。
必然的…。
やっぱりおびき出されたパターンが多かったってことか。バブリンカさすがですね。 https://t.co/L62KGKs7UO
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
でも、総じて良い試合でした。
錦織のセカンドサービスのポイント確率
私はここ最近、錦織のセカンドサービスのポイント確率の高さに注目しています。
以前からセカンドの確率は悪くないのですが、怪我から復帰して更にその傾向が強まってるように見えます。
それにしても錦織、負けていながらもセカンドサービスのポイント確率が63%と相変わらず非常に高い。
勝ったバブリンカが45%だというのに。
この傾向は去年からずっと続いているので、やはり変えたサーブフォームが影響しているのかな。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年2月17日
ここ最近の錦織のセカンドサーブのポイント確率、非常に高いと思います。
錦織のセカンドサーブのポイント確率をATPのスタッツページで確認してみました。
- 2014年 53.6% 20位 (1stは36位)
- 2015年 54.7% 13位 (1stは25位)
- 2016年 55.3% 7位 (1stは50位)
- 2017年 52.1% 42位 (1stは60位)
- 2018年 54.9% 7位 (1stは50位)
こんな感じでした。
2017年は途中離脱なのであまり参考にならないかもしれませんが、錦織のファーストのポイント確率の順位(50~60位)の低さから比べると、セカンドサーブの確率と順位が異常に高い(10位前後)のがわかります。
ちなみに2018年の錦織の上にいる6人(セカンドのポイント確率)は、上から
- ナダル
- フェデラー
- ラオニッチ
- イズナー
- ジョコビッチ
- コールシュライバー
となっています。
その年によって多少メンツは変わりますが、ほとんどの場合ビッグサーバー(当然BIG4含む)が上位を占めます。その中で錦織だけが異色です。(コールシュライバーもだけど)
各年を見ていくと、面白いことにナダルと錦織のサーブのスタッツが似ているように見えます。
ビッグサーブはないけど、戦略とプレイスメント、勝負強さでポイントを取ってるということなんでしょう。改めて錦織すごいと思いました。
逆に言うと、ファーストサーブがもう少し良くなったらサービスゲームをかなり楽にキープできるようになるのでは?と素人考えが浮かびましたが、そう簡単な話ではないんでしょうね。
今後も錦織のセカンドサーブのポイント確率に注目していきます。
この大会の結果、現在錦織はランキングが6位です。
今後錦織が失う大きなポイントは、昨年のモンテカルロの準優勝で得た600pです。これが4月22日に失効します。
そこまではほとんどポイントは勝てば勝つだけ加算されます。
今後のスケジュールはドバイ、インディアンウェルズ、マイアミと続きます。その後がモンテカルロです。
錦織の出来次第では更に大きいランキングジャンプアップも期待できます。
特に現在錦織の上にいる、デルポトロは大幅に失効ポイントがありますし、ケビン・アンダーソンもそれなりに失効があります。
錦織がこの二人を抜いて4位に上昇する可能性は十分あると思います。サーシャはちょっと厳しいかな。
でもまずは頑張ってマスターズを優勝して欲しいですね。
怪我が治って強くなって戻ってきた、今年の錦織から目が離せませんよ!
Yuriでした。
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