Yuriです。
前回は上から2番目のベテランの俳優陣のパート1でした。
- 大ベテランの大御所達
- ベテランの脂がのってるあたりの人達
- 中堅どころの人達
- 最近人気の売り出し中の若手
- 美しく、キュートな女優達
今回はパート2になります。
選ばなきゃいけないのに、魅力的な俳優さんが多過ぎてどうしたものかと悩みましたが、主観的に選んだ結果はこうなりました。
ベテランイギリス人俳優(男性)50代~40代とその作品
ゲイリー・オールドマン(59才)
ベテラン中のベテラン俳優さんです。
先日のアカデミー賞で「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」の主演男優賞を取りましたね。スピーチが素晴らしかったです。
辻一弘さんも同作でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。
受賞後のパーティでゲイリーが
「僕がこの映画に出る唯一の条件は、辻一弘を使うことだった。」
とまで、言わしめた辻さんすごいです。
最近は本当に色々な役柄ででていますが、以前のイメージは何と言っても
「悪役ならこの人!」
の一人でした。
私の中の彼の悪役イメージはやはり、
「レオン」です。
この作品は、私のおすすめ映画の一つでもあります。
寡黙な殺し屋役のジャン・レノと、家族を全員殺されて一人だけ残された女の子という役柄の、まだ子供のナタリー・ポートマンの心の交流がテーマになっていて、刹那的ではありますが私は好きです。
もう一つは「エアフォース・ワン」ですね。
こちらは映画としてはそれほどではないのですが、大統領役にハリソン・フォード、悪役にゲイリー・オールドマンという、豪華な組み合わせのアクション映画なのでそれなりに楽しめるとは思います。
この二つの映画の中でのゲイリーは、もう「イッちゃってる感」いっぱいの、恐いくらいの「悪役」で、でもだからこそ彼の演技力が光る作品だと思います。
逆にその悪役イメージが強すぎて、これまでは他の役柄は違和感がありましたが、それが明らかに変わってきたのは、やはり「ハリーポッターとアズカバンの囚人」のシリウス・ブラック役からでしょうか?
その後「バットマンシリーズ」ではゴードン警部補役を務めていて、最近ではすっかり良い人役が定着してきました。
この二つの役柄があったからこその、今回のオスカー獲得(主演男優賞)につながったんじゃないかなあと私は思っています。
コリン・ファース(57才)
↑う~ん、年を重ねても相変わらず素敵です。
コリン・ファースは、最近ではいかにもイギリスらしいスパイアクションコメディ映画、「キングスマン」に出演しています。その役柄のせいなのか、最近の写真はこの黒ぶちのメガネをかけてる写真が多いですね。
この映画、とにかくメチャクチャ面白いです。今年「キングスマン2」も公開されたので、まだ見てない人は1から是非見て欲しい!です。
途中、キルビルかと思うほどのコリン・ファースのアクションとか最高です!
でもやっぱり私の中でのこの人のイメージは「高慢と偏見」のMr.ダーシーなんですよね。(こちらは映画版ではなく、BBCのTVシリーズ版です)
*2018・4現在、Huluで配信中です。お見逃しなく~。
そして、大ヒット作になった「ブリジットジョーンズの日記」シリーズのマーク・ダーシーです。
彼が演じる、口数は少ないけど心の中には情熱があるイギリス男性のイメージは、高慢と偏見のダーシーそのものです。(映画もそれをもとにしているらしいです。)
コリン・ファース自身も、品があって優しそうなイメージの中にワイルドっぽさもあって、とても魅力的です。
その他では、「英国王のスピーチ」ではアカデミー賞の主演男優賞も取りました。
こちらも中々良い映画です。
叫んでないヘレナ・ボナム・カーター(ハリポのベラトリックス役やアリス・イン・ワンダーランドの赤の女王役の方)を見るのは不思議な気がします(笑)。
ヒュー・グラント(57才)
オックスフォード大学卒のエリートで、ロマコメといったらこの人。愛すべきダメ男を演じさせたら右に出る人はいない!と思います。
↑若い時はとにかくハンサムなイメージがありましたが、最近はちょっと劣化が気になります。(笑)
彼の映画の私の一押しは、何と言っても「ノッティングヒルの恋人」です。
冴えないけどハンサムで心優しい本屋を営むイギリス青年と、アメリカの有名な女優との恋。セリフの一つ一つがとてもハートフルで、好きですね~。
CATVでやってたりすると、その都度何度でも見てしまいますが何度見ても飽きません。
名作だと思います。見ていない人は是非!!
相手役は見ての通り、ジュリア・ロバーツがアメリカの有名女優役を地でやっています。「ダウントンアビー」の伯爵役ヒュー・ボネヴィルが脇役で出てたりします。彼も出世しましたね。
更にはコリン・ファースのところで書いた「ブリジット・ジョーンズの日記」は言うまでもないでしょう。
軽薄男のダニエル役で、恋敵になるダーシー役のコリン・ファースとのバトルは毎回楽しみでしたが、最新作ではいなくなっていてすごく残念でした。
独身の金持ちダメ男といじめられている男の子の交流を描いた「アバウト・ア・ボーイ」も良い映画だと思います。
この映画の男の子役だったのが、最近「X-MENファースト・ジェネレーション」のハンク(ビースト)役を始め、徐々に売れっ子になり始めたニコラス・ホルトです。
「アバウトアボーイ」ではぽっちゃりした子供でしたが、ハンサムに成長しましたね。
最近見た、彼が主演の「アウトバーン」は面白かったです。
これ以外にも、ドリュー・バリモアと共演した「ラブソングができるまで」では、映画の中で昔のポップスターという役柄で、ポップな歌も実際にヒューが歌っていたりして、結構好きな映画でした。
そんなヒュー・グラントですが、最近は「パニック障害」を患ったとかで、ちょこちょこ映画には出ていますが、あまり表に出てこなくなってしまいました。
ジュード・ロウ(45才)
ジュード・ロウです。ウィンブルドンにもよくいらっしゃってますね。
元祖、優男という感じです。
↑こちらのマイケル・ケインのところでも紹介した「スルース」と「アルフィー」もおすすめですが、ジュード・ロウの魅力ということに焦点を当てると、他にもいっぱい見るべき映画があります。
アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」という名作映画をリメイクした「リプリー」(こちらは吹替版)という映画がありますが、両方の映画を見比べるのも面白いかもしれません。
私の個人的なおすすめは
それぞれイギリスとアメリカに住む二人の女性が、一時的に家を交換したことで起こる様々な出会いと人間関係を描いた映画で、ほっこりした気持ちになれる映画です。
キャメロン・ディアスとジュード・ロウの関係がとても素敵です。
もう一つは「シャーロック・ホームズ」です。
「アイアンマン」で有名なロバート・ダウニー・Jrがシャーロックで、ジュード・ロウはワトソンです。
ベネディクト・カンバーバッチ演じる、ドラマ版の「SHEALOCK/シャーロック」の方が最近では有名ですが、この映画はこれでなかなかおもしろいですよ。
ハリーポッターシリーズ?(ではない感じ?)の最新作である今年公開予定の「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」では、アルバス・ダンブルドア役で出るようです。
楽しみですね。
サイモン・ペグ(48才)
この人の映画と言えば、個人的には再三ご紹介している「ショーン・オブ・ザ・デッド」が一押しなんですがw、最近はハリウッド映画によく出ていますね。
「スタートレックシリーズ」のスコッティ役
*チェコフ役のアントン・イェルチンが不慮の事故で亡くなってしまったのがショックでした(涙)。
「ミッション・インポッシブルシリーズ」のベンジー役など。
でもやっぱりこの人はコメディが良く似合う。
「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」もくだらないですがおもしろいです。くだらないけどカラッと笑えるコメディ映画が好きならおすすめです。
元々脚本も書くので、相棒?のニック・フロストと一緒に出ているコメディ映画(ショーン~もワールズ・エンド~も)の脚本はほとんど彼が書いています。
他にもいっぱい紹介した俳優さんがいますが、個人的に好きな俳優さんをピックアップしてみました。
見てない映画があったら、ぜひ見てくださいね!
Yuriでした。
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