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モンテカルロ大会2018決勝戦 優勝はラファエル・ナダル!

2018モンテカルロ大会
Fionaleelq / Pixabay
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モンテカルロマスターズ大会

優勝は、クレーキング ラファエル・ナダルでした。

11回目のモンテカルロでの優勝、本当におめでとう!ラファ。

クレーキングらしい、素晴らしい王者のテニスを見せてくれました。

昨日のプレビュー

モンテカルロマスターズ大会2018 決勝のカードは 錦織圭 VS ラファエル・ナダル!!
ついにここまで来ました。 2018年モンテカルロ大会(マスターズ1000) 決勝 ラファエル・ナダル VS 錦織圭 相手はあの、クレーキング ナダルです。 対戦成績は錦織から見て2勝9敗です。 この2勝は2015年のカナダ大会と2016年の...

おおよそ思った通りでした。

可能性はあったと思いましたが、残念ながら錦織は勝つことはできませんでした。

残念ではありますが、この結果には納得しています。

それでも、やはりクレーで、マスターズの決勝戦で、クレーキングのナダルに体調が万全ではない状態でこれだけ健闘できるというのは、錦織のポテンシャルの高さを感じます。

周りもまた、錦織の評価を再度認識したのではないでしょうか?

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万全じゃなかった錦織の状態

試合前から、錦織には大きなハンデがありました。

一番は、試合数とかかった時間の長さによる疲労度の違い。

こんなに大変な試合を複数こなして決勝までやってきた錦織。

2018年モンテカルロ準決勝 錦織圭がサーシャ・ズベレフに勝利!決勝進出を決める!!
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もう一つは手首の状態です。

満身創痍の状態で臨んだマスターズの決勝。

今週の全ての試合で、錦織は持てる力を全部出し切ってくれたと思います。

その、ファイティングスピリッツ、精神力、テニスの技術、全てに感謝をしたいです。

こんなに素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとう。

マスターズの準優勝、本当に素晴らしいです。

 

もうすぐに次のバルセロナに向かうようですが、できれば無理をせず、身体を休め、手首をしっかり治して欲しい。

試合後にずっとタオルでアイシングしていました。

せっかくテニス自体はこのレベルに戻って来れたのだから、決してこれ以上の負荷をかけずに回復させてほしいです。

試合の状況、流れがわかるように、試合中の私のツイッタ―を貼っておきます。

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試合の流れ

第1セット

最初から二人とも超集中して入りました。

錦織も落ち着いていいショットを打ってナダルを振り回していましたが、それをとんでもないショットで返すラファ。

凄いタイミングですごいとこにラファのショットが飛んでくる。

錦織も負けじとラファが取れないバックハンドダウンザラインでお返し。

ショットの一本も目を離せない、素晴らしいショットの応酬で息が止まる!

錦織も最高のプレーをしてました。序盤は・・・。

何とかキープするもすでに見てる方がヘロヘロになるような展開。

クレーキングナダルを相手に一歩も引かない錦織。

何と先にナダルからブレイクを奪いました!!!

ラファがどんどんプレーのレベルを上げていく。

徐々にラファのパワーに押され気味になった錦織は防戦一方に。こうなると、ラファの独壇場になっていきます。

錦織の動きが徐々に悪くなっていく。

それでも一瞬のすきに素晴らしいショットが錦織から飛び出します!

しかし、どんどんラファのショットの精度、パワー、動きが加速していき、錦織は追いつくことができなくなっていきました。

今までの蓄積した疲労が一挙に出たのか、身体が重そうになり、足もあまり動かず・・・。

第1セット終了 6-3でナダルが取りました。

第2セット

あまり球を追いかけなくなったように見えた錦織でしたが、何とかサービスゲームをキープ。

ナダルは相変わらず、サービスに時間かけ過ぎな気がする。でも警告取られなかった。

もう錦織には走る体力と気力が・・・。

明らかにアウトだった(と見える)ナダルの球を無理やり返してアウト(泣)。このあたりからもう厳しい状態になっていきました。

追いかけなかったナダルの球がオンライン。抗議するも、それ以前にもう走れてない。走れないので、ショットのコースも甘くなり・・・。

何とか粘ってキープし、最後の望みをつなぐ錦織。体は動かなくてもあきらめてない!

負けました。試合終了です。

試合後のセレモニー中の私の感想

表彰台に上がるのに、足が上がらずつっかかって転びそうに!

その時の様子

セレモニーでのラファの錦織への賛辞とねぎらいの言葉(泣けます)。

試合後の錦織からのメッセージがもうアップされてました。バルセロナに向かうんですね。

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海外記事の情報

ATP公式より、錦織の言葉を一部紹介します。

Nishikori: I’m almost there.

もうそこまで来ている

“This week [is] going to help a lot with my confidence,” revealed Nishikori. “I think I’ve been playing well this week, and I think I’m almost there, [at my top level].”

“It was a great week for me,” said Nishikori. “I’m very happy that [I] made [the] final here.”

今週の結果は自信になると錦織は言った。今週はずっといいプレーができていた。もう(自分のトップフォームの)そこまで来ていると思う。

良い1週間だった。決勝まで来れて嬉しい。

“I knew it was going to be tough to maintain my level because he gives me all the balls back,” said Nishikori. “I knew it was going to be tough even though I was up [a] break.

ナダルが自分のボールを全部返してきたので、自分のレベルを保つのは難しいだろうということはわかっていた。自分がブレイクアップした後でさえタフな試合になるとわかっていた。

”I was kind of out of gas… especially [in the] second set,” admitted Nishikori. “He makes [it] tough… he was also playing great tennis.”

ちょっとエネルギー切れだったと思う。特に第2セットは。ナダルが素晴らしいテニスをしていた。

“I was handling [the situation] well,” said Nishikori. “Maybe my body, especially my legs, were very heavy today, playing three sets, three days in a row, playing with tough players. It wasn’t easy physically.”

自分はうまく状況に対処していたと思う。自分の身体、特に足が今日はとても重かったと思う。3セットを3日連続でタフな相手と戦ったから。肉体的に厳しかった。

“I [have] got to check [the wrist] every week, every day. It’s not 100% yet,” said Nishikori. “I [have] got to take care every week.”

毎日、毎週、手首の状態はチェックしてた。まだ100%じゃない。毎週ケアしなくちゃいけない。

ATP公式記事より一部抜粋

 

7時のNHKニュースで、錦織のインタビューがありました。

けっこういっぱい話してましたが、ほとんど既出なので・・・

でも全仏に言及して、「今までより上には行きたいですね。ベスト8以上には。」って言っていたので、気合入ってますね。

楽しみです。

 

ちょっと呆けてます。この1週間で怒涛の記事更新をしたので、しばらく倒れるかもww。

錦織頑張ったよね。素晴らしかった。

お疲れさまでした。

コメント

  1. ROM より:

    ATP記事読まれました?
    “5 Things We Learned From Monte-Carlo”

    • yuri より:

      読みましたよ!
      でも錦織のことはすごく短かったですよね?

      • ROM より:

        Rafa is Rafa-ing がツボりました笑笑。

        • yuri より:

          そこですか!ww
          確かにRafa-ingでしたものね~。(笑)

          • ROM より:

            そしてバルセロナでもRafa-ing!
            和訳したら「ラファってる」?笑笑

  2. fumiko より:

    Yuriさん、Twitterではお話してますがこちらに書き込むのは初めてです!
    (Amazonアレクサ、のfumikoですw)

    錦織選手のテニスを楽しく、ワクワク、時にヒヤヒヤ、そして感動で過ごしたモンテカルロ大会でした。

    本当に素晴らしい選手ですね。

    ところで質問があります。
    準優勝スピーチの時に「dominating too much」と言って観客が笑っていましたが、「今日のラファは手に負えなかったね」的な解釈で合ってますか??

    教えてくださいm(_ _)m

    • yuri より:

      fumikoさん、いらっしゃ~い(三枝風にw)。

      dominate という言葉はよくテニスの試合の中で使われていて、実際には「支配する」という意味です。
      He was dominating too much.を直訳すると「彼はボールを(試合を)支配し過ぎていた。」という意味になります。
      硬く訳すと「彼はずっと試合を支配していた。」砕けて訳すと「ラファはボールを支配し過ぎだよw」ってな感じ?
      そのため、結果的に手に負えなかった。という意味になると思います。

      • fumiko より:

        Yuriさんありがとうございます!!

        直訳で大丈夫だったんですね
        「ラファ支配し過ぎだね!」

        今回のスピーチ、いつもより錦織くんが沢山喋ってくれて、錦織くんの想いを感じ取れるスピーチでした!

        (ラファのスピーチはもう、完璧過ぎです笑)脱帽!

  3. ゆうた より:

    記事アップありがとうございます。

    鼻血ブログでもコメしましたが、疲労によるガス欠状態でもナダル選手だから完勝したのであって、他の選手が勝てるかといえばデルポトロ選手ぐらいしか思いつかないかなぁって感じています。それくらいモンテカルロの錦織選手は凄かった・・・

    翌日休みという事もあり、すぐ後にタラハシーCH予選決勝の西岡選手のライスコ応援に向かいました。対戦相手のリバ選手はATPで錦織選手と五分(11年バルセロナ勝、同年マドリード敗)しかもスペイン選手なので「代理決着&ナダル戦のカタキ!」と意気込んでいたのですが、この試合の癖が凄かった・・・(>人<;)

    サービスキープが出来ずに取られそしてその最中に消えまくったライスコにストレス満タンの第1セット、タイブレまでもつれた第2セット、SFMを逃しブレイク合戦だった最終セット・・・、ライスコ故障で正確な試合時間は不明ですが間違い無く3時間近くの試合でした。

    もしお時間が有る様でしたら、この試合のATP公式ライスコの第1セットのスタッツを見られる事をお勧め致します。中々シュールですよ(^^;)

    • yuri より:

      錦織凄かったですよね。あれで万全じゃないんだから凄いです。
      今後の復活劇に期待!です。

      西岡はそんな試合をしてたんですか。試合のスタッツ見てみますね。

  4. aoiです より:

    Yuriさん、怒濤の記事更新、大変お疲れ様でした。私は毎回うん、うん、と頷きながら読ませていただきました。
    錦織選手も体調が万全とは言えない中でも決勝まで来てこれだけナダル選手と戦えたことで、手応えと伸びしろを感じているでしょうし、修造さんもコラムで今回のことを褒め称えながらも、錦織選手の武器は間違いなくフォアハンドでまだ本調子じゃないって言ってましたね。今後、修正してフォアが決まってくれば試合時間も短くなって体力も温存出来るし、期待しちゃいますね!それが出来たら、ナダル選手とすごく好勝負が期待出来るのでは?
    ところで別件ですが、雪rinkoさんのツイッターを拝見してて、TTV?でリオのトイレットブレークでの言及について抗議されたことが書いてありましたよね。Yuriさんも書きこみして下さって、ありがとうございました。雪rinkoさんにもお礼を言いたいけどツイッターをやってないので、全く同感です、とお礼と共にお伝え頂ければありがたいです。錦織選手だって被害者、体力削られたのみならず謂れのない誹謗中傷まで受けて、錦織選手は黙っているけど、錦織ファンは怒っているし悲しんでいるんだぞ(`Δ´)って。
    ただ、気になっているのは、未だに錦織選手のツイッターとかにもリオのことを揶揄するような心ないコメントが時折あったりして、世界の大部分の人にちゃんと真実は伝わっているのだろうか?と疑問に思います。バルセロナに向かいますけど、リオの前は結構錦織選手に好意的な観客の方も多かったように思うけど、今はどうなのかな?スペイン人もその他の国の人も好意的な人がほとんどだったら嬉しいのだけど。出来れば、もし次戦のバルセロナで錦織選手とナダル選手が対戦するとしたら、公共放送では、前回誤解を招くような言い回しをした分、そこでちゃんと正しい情報をキッチリ流してほしいです。

    • yuri より:

      錦織のフォアは決まると本当に武器なんですよね。
      さすがに10年前の自分と比べられてもというところでしょうが、それほど18歳の時のフォアが凄かった。(2008年の全米フェレール戦とか見るといまだにワクワクします)
      トイレットブレークの件は本当に嫌になりますよね。TVのコメンテイターでさえ、そんなこと言ってたようなので、訂正して欲しいです。こういうところ、日本人の言い訳しない美学は通用しない部分だと思います。もっと、海外に向かって発信して欲しいものです。

  5. より:

    スコアほどの差はなかったと思います。
    身体のコンディションの差(錦織選手は疲労が手首と足に来ていた)が大きかったと思います。身体がもっとフレッシュ状態だったらもっと接戦になっていたはず。というか、あのナダル選手相手にも勝機が見出せた可能性を感じました。
    負けてももともとハンデを負っての試合だったと思っているので、清々しい敗戦です。
    ファンとしてはマスターズ初優勝がお預けになってしまったことだけが残念ですが・・。
    バルセロナで杉田選手を当たってしまうのはもったいないですね。
    杉田選手は昨年の失効があるので大変ですね。今年の杉田選手はドロー運が厳しい感じです。(錦織選手と当たることを置いても、3回戦でナダル選手とは・・)

    • yuri より:

      マスターズのタイトル欲しかった。
      でもまあここまで良く復活してくれましたよね。
      あれだけの試合をした後で最強のラファと決勝。
      そりゃ厳しいわw。
      バルセロナはどうするんでしょうかね~。手首のケアに専念して欲しいです。

  6. GoKei!! より:

    バルセロナ行くんですね!
    疲労回復よりも掴んだ試合勘を逃したくないのかな。軽く参加して程よく流すのかな。
    ファンは応援あるのみです。

    まるっと錦織週間でしたね。
    更新ありがとうこざいます!

    • yuri より:

      バルセロナ行ったようですが、試合するのかな?
      身体のケアを優先して欲しいですね。
      今後が楽しみになる1週間でした。

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