全仏オープンテニス７日目　錦織の試合は雨天順延、２セットアップするも追い上げられラケット破壊。

2017全仏オープン

2017.06.042017.11.26

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こんにちはYuriです。

眠いです。昨日は結局４時過ぎまで、もんもんとして眠れませんでした。

錦織圭VSチョン・ヒョンの試合は、第４セットの途中で雨が降ってきたため雨天順延になりました。続きは日本時間で今日の１８：００からのリスタートとなります。

現在のスコアは、錦織から見て７－５，６－４，６－７（４）,０－３です。

第４セットまでの途中経過

最初の２セットは、ある意味期待していたような

「善戦はするけど、まだまだ僕の方が上だよ！」

的な、非常に良い形で取りました。

競ってはいるけれども、ショットのコース、質、多彩さ、フットワーク、どれをとっても錦織が１枚上手で、時折ドロップショットを放つ余裕もあり、今日は相手も良く見えてるし、このまま行けるだろうと思いました。

かなり後ろに下がって深くリターンし、その後前に上がっていって先に攻撃するパターンが効果的だったと思います。

ただ、後方からのリターンになるため、威力が落ちるとネットにかかったり、相手に打ちごろなショットになるリスクが大きく、２セットの終わりには何度もネットにかけてしまうシーンが見られました。

それでも、第２セットを１ブレイクを守って取り切ったのは、さすがTOP10選手でしたね。

錦織のアンフォーストエラーの多さは気がかりでした。せっかく実力でしっかり上回るテニスをしているのに、自分のミスでポイントを失う場面が多々あったので、これを調整しないと、チャンスを相手に与えているうちに、相手がペースをつかんでしまいそうな気がしていました。

それでも、実力の差は明らかだったので（私から見るとですが）、このままストレートで勝ってくれるに違いないと、確信していました。

第３セットもプレーの質は高いままに、お互いにサービスゲームをキープしていきました。

チョン選手は若武者らしく、失うものはないといわんばかりに、２セットダウンでも気落ちすることなく思いっきり打ってきました。錦織もそれに対応して、双方スーパーショットのダウンザラインを打ち込んで見ごたえがありました。

気になったのは、錦織に余裕が見られなくなったことです。

ショットの選択が少なくなり、力で押しあうような、ひたすら強打強打の応酬で１，２セットで見せていた、緩急織り交ぜて、コートを広く使って相手を翻弄するようなプレーが見られなくなってしまいました。

単なる打ち合いなら、パワーのあるチョン選手にも勝機は生まれてきます。

このセット、相手を振り回し、予測を外すようないやらしいテニスをして欲しかったです。

結局お互いにキープのまま、タイブレークに。

タイブレークでも、錦織は単調な攻めとミスでポイントを失い、フットワークも落ちて、このセットはチョン選手に取られてしまいました。

ここ、何とか取ってストレートで終わりたかった・・・。

第４セットに入り、気持ちを切り替えて、締めに行きたい錦織でしたが、どうにも調子が上がりません。

フットワークが重くなり、簡単なミスを重ねてあっという間に２ブレイクダウンの０－３に！

錦織のイライラが最高潮に達し、

何と、ラケットを投げつけ、叩き折ってしまいました！

そしてラケットアビュースの警告を貰ってしまいました。

このゲームが終わった後、トレーナーが入ってきて錦織は手首でも肩でもなく、腰の治療を受けます。だからフットワークが落ちたのか？非常に心配です…。

その後、恵みの雨（になって欲しい！！）が降ってきて、サスペンデッド。

試合は翌日に順延となりました。

私はもやもやが収まらないまま、目がさえて４時まで眠れませんでした。

一日経っての錦織の怪我の状態が気になりますが、しっかり気持ちを切り替えて、パワーだけではない、相手を前後左右に振り回し、翻弄し、戦略で上回るようなTOP10ならではの勝ち方を見せてもらいたいです。

今思うのは

とにかく何でもいいから勝って欲しい！！！

です。

怪我は気になりますが、アルマグロ（今週手術）やゴファン（足首捻挫、靭帯損傷の可能性）のような重傷ではないはず（たぶん、希望的観測）ですので、何とかして勝つ方法を見つけてほしいです。

自分に負けるな～！　頑張れ！

Yuriでした。

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