やっぱり赤土の王者ラファエル・ナダルは強かった!
ラファエル・ナダル def. ドミニク・ティーム
6-3, 6-4, 6-0
でナダルのストレート勝利です。
試合時間わずか2時間!
ナダルの圧勝でした。
ナダルは全仏の決勝で負けたことがありません。
全仏におけるナダルの存在感は圧倒的です。
今までにナダルが全仏で負けたのは、
膝に怪我を抱えたまま出場した2009年にソダーリング戦と、生涯グランドスラムを狙うジョコビッチに負けた2015年、この2回だけです。(去年は手首の故障で途中棄権)
クレ―キングナダルは全仏で強い!
去年優勝したジョコビッチは、生涯グランドスラムを達成した影響なのか、その後それまでのジョコビッチからは考えられないほど、勝利への渇望が見えなくなり、今回はティームにまさかのストレート負けを喫しました。
そのティームですが、直前のローマ大会でナダルを倒し、今年のクレーシーズンは大活躍だったですが、やはり全仏は別物だったようです。
というか、私はナダルが全仏を優勝するために、ローマでは本気で勝ちにいかなかったのではないかと密かに思っています。
ナダルは今年クレーでは、モンテカルロ、バルセロナ、マドリッドとすべて優勝し、ローマに来るまで負けなしで快進撃を続けていたので、どう考えても身体にかなりの負担はかかっていたはずです。
ロジャーがウィンブルドンで優勝するために(明らかですよね?)、フレンチをパスしたように、ナダルも全仏で最高のプレーをするために、休養期間が必要だったのではと思います。
ここ数年天敵だったジョコビッチがまさかの状態でいなくなり、
今年こそはもう一度全仏のトロフィーを取るべく、すべての力を出してくるに違いありません。っていうか、すでにめっちゃ強いし。
このフォーム↓から繰り出されるグリグリにスピンがかかった強烈なフォアハンド。
決勝戦は、マレーを破ったバブリンカと
決勝のカードは
ラファエル・ナダル VS スタン・バブリンカ
となりました。
No.4とNo.3、31才と32才、まさにガチンコ同世代の戦いです。
対戦成績はナダルから見て、15勝3敗です。
直近の対戦は去年(2016年)のモンテカルロで、ナダルがストレートで勝利しています。
対戦成績も、準決勝の試合後の状態を考えても、
圧倒的にナダルが有利
だと思います。
バブリンカがマレーと4時間30分もの死闘を戦ったのに比べて、ナダルはティーム相手に半分以下の2時間で試合を終えています。
いくらスタンがタフだとはいえ、直前の大会でも優勝し、マレーと死闘を戦った後に元気なナダル相手に、5セットマッチで勝てる体力が残っているとは想像できないのですが、
でも、スタンならありえそうな気がしないでもないところがちょっと怖いw。
さあ、どうなるでしょうか?
私は個人的には、ラファに10回目の優勝をして欲しいと思っています。
Vamos!! Rafa!!
Yuriでした。
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