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全仏オープンテニス2017 優勝はラファエル・ナダル!

2017全仏オープン
ennelise / Pixabay
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ラファエル・ナダル、スタン・バブリンカを破り、

3年ぶり10回目の全仏優勝!!

 

子供のような笑顔でトロフィーを抱きかかえるラファ。

本当に嬉しそうで、こちらも嬉しくなりました。

 

6-2, 6-3, 6-1のストレート、圧勝でした。

ただただ、強かったです。

 

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赤土の王者 クレーキングナダルの帰還

とにかく凄い試合でした。

決してバブリンカが悪かったとは思いませんでした。

あれだけの死闘をマレーと繰り広げた後でのナダルとの決勝戦。

バブリンカは彼の持つ全てを投入して、全力でナダルを倒しに行ってました。

 

切れ味鋭いバックハンドはもとより、強烈なフォアハンドも何度も鋭角に叩き込み、ラファのスピンが強烈にかかったショット何本も拾い、時にはウィナーを叩き込みました。

全くあきらめないファイティングスピリットを前面に出しながら、すべてのポイントで勝つために戦っていました。

 

とにかく、二人とも本当にミスが少ない!

あれだけギリギリの攻防をしていながら、本当に凡ミスをしません。

 

グランドスラムを優勝するというのは、こういう試合を決勝という舞台で披露し、制しなければいけないんだと、つくづくその壁の高さ、そしてそこを制した者たちのレベルの高さを感じた試合でした。

 

更に、バブリンカは、前々日に4時間半の死闘をマレーと戦ったにもかかわらず、あきらめるそぶりさえ見せず、体力的にも全く落ちているようには見えませんでした。

 

やっぱり、バブリンカすごいです!

 

相手がラファでなかったら、バブリンカは絶対にまた優勝していたと思います。

本当に何でこの男はグランドスラムの決勝で、こんなに強いんだ!?

そのぐらいバブリンカのプレーも素晴らしかったです!

 

でもナダルは、そのバブリンカの強烈な攻撃の全てを守り、攻撃を攻撃で返し、全てのポイントで上回ってみせました。

打つショット、返すショット、ラファの左手から放たれる全てのショットが、神がかったようにコートに吸い込まれていきました。

 

途中第2セットだったか、もう覚えていませんが、

バブリンカが放った強烈なクロスのバックハンドウィナー(ふつう取れない)と思われた完璧なショットを、ギリギリ追いついたナダルが、まるで弾丸かと思うような強烈なポール回しのスーパーショットで返し、コーナーに刺さった

ときは思わず叫んでしまいました。

 

以下はその時の私のつぶやきです。

 

その姿は、まさに数年前のアンタッチャブルだった赤土の王者そのもの!

 

それどころか、その時よりもさらに進化したラファエル・ナダルがそこにいました。

まるで、今年の全豪でフェデラーがニューフェデラーになって復活したのと同じように、さらに強くなり、さらに洗練されたクレーキングがそこにいました。

 

それを見ながら以前、それまで無敵と思われていた全盛期のフェデラーが、何度も何度もラファの壁の前に敗れ、あきらめにも似た、絶望的な表情をしていたことを思い出しました。

そして、運命のチャンピオンシップポイント

何とか望みをつなごうとする、バブリンカのショットが打ち損じのミスショットになり、

自身のコートにボールがポトンと落ちたその瞬間、

 

ナダルはそのまま背中からひっくり返って大の字になり、顔を覆いました。

 

ナダル、全仏10回目の優勝です!!

 

表彰式でも、ラファは涙を浮かべていました。

優勝カップを愛おしそうに抱きかかえ、子供のような笑顔を見せたラファを見て、

私もうるうるしてしまいました(泣)。

 

こうして、長い2週間の戦いが終わり、

2017年の全仏オープンテニス

ラファエル・ナダルの完全優勝で幕を閉じました。

 

 

次はのシーズンに入ります。

錦織はここ数年の恒例ですが、ドイツのハレの大会に出場する予定です。

去年は怪我を抱えていたので思うような芝のシーズンを過ごせませんでしたが、今年は頑張ってもらいたいなあと思います。

昨日の決勝戦、まさか見たよね?きっと。

モチベーションのアップになっていたらいいのですが。

 

さらに、グランドスラムで唯一、思うような結果が出ていないウィンブルドンですが、

去年は残念ながら、怪我でリタイヤしてしまったので、

 

今度こそ!錦織が良い結果が得られるようにまた応援しようと思います。

 

ようやく少し休めますね(笑)。

皆さんお疲れさまでした。

ラファ、本当におめでとう!!

 

Yuriでした。

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