ラファエル・ナダル、スタン・バブリンカを破り、
3年ぶり10回目の全仏優勝!!
子供のような笑顔でトロフィーを抱きかかえるラファ。
本当に嬉しそうで、こちらも嬉しくなりました。
6-2, 6-3, 6-1のストレート、圧勝でした。
ただただ、強かったです。
赤土の王者 クレーキングナダルの帰還
とにかく凄い試合でした。
決してバブリンカが悪かったとは思いませんでした。
あれだけの死闘をマレーと繰り広げた後でのナダルとの決勝戦。
バブリンカは彼の持つ全てを投入して、全力でナダルを倒しに行ってました。
切れ味鋭いバックハンドはもとより、強烈なフォアハンドも何度も鋭角に叩き込み、ラファのスピンが強烈にかかったショット何本も拾い、時にはウィナーを叩き込みました。
全くあきらめないファイティングスピリットを前面に出しながら、すべてのポイントで勝つために戦っていました。
とにかく、二人とも本当にミスが少ない!
あれだけギリギリの攻防をしていながら、本当に凡ミスをしません。
グランドスラムを優勝するというのは、こういう試合を決勝という舞台で披露し、制しなければいけないんだと、つくづくその壁の高さ、そしてそこを制した者たちのレベルの高さを感じた試合でした。
更に、バブリンカは、前々日に4時間半の死闘をマレーと戦ったにもかかわらず、あきらめるそぶりさえ見せず、体力的にも全く落ちているようには見えませんでした。
やっぱり、バブリンカすごいです!
相手がラファでなかったら、バブリンカは絶対にまた優勝していたと思います。
本当に何でこの男はグランドスラムの決勝で、こんなに強いんだ!?
そのぐらいバブリンカのプレーも素晴らしかったです!
でもナダルは、そのバブリンカの強烈な攻撃の全てを守り、攻撃を攻撃で返し、全てのポイントで上回ってみせました。
打つショット、返すショット、ラファの左手から放たれる全てのショットが、神がかったように✨コートに吸い込まれていきました。
途中第2セットだったか、もう覚えていませんが、
バブリンカが放った強烈なクロスのバックハンドウィナー(ふつう取れない)と思われた完璧なショットを、ギリギリ追いついたナダルが、まるで弾丸かと思うような強烈なポール回しのスーパーショットで返し、コーナーに刺さった
ときは思わず叫んでしまいました。
以下はその時の私のつぶやきです。
なにそれすごい~!!!!!!!!!😍😍😍😍😍
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2017年6月11日
だって、バブリンカも凄いショット打ち続けてるよ?😱
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2017年6月11日
その姿は、まさに数年前のアンタッチャブルだった赤土の王者そのもの!
それどころか、その時よりもさらに進化したラファエル・ナダルがそこにいました。
まるで、今年の全豪でフェデラーがニューフェデラーになって復活したのと同じように、さらに強くなり、さらに洗練されたクレーキングがそこにいました。
それを見ながら以前、それまで無敵と思われていた全盛期のフェデラーが、何度も何度もラファの壁の前に敗れ、あきらめにも似た、絶望的な表情をしていたことを思い出しました。
うわ~これは・・全盛期のラファがロジャー相手に無双だったときみたいだ。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2017年6月11日
そして、運命のチャンピオンシップポイント。
何とか望みをつなごうとする、バブリンカのショットが打ち損じのミスショットになり、
自身のコートにボールがポトンと落ちたその瞬間、
ナダルはそのまま背中からひっくり返って大の字になり、顔を覆いました。
ナダル、全仏10回目の優勝です!!
表彰式でも、ラファは涙を浮かべていました。
優勝カップを愛おしそうに抱きかかえ、子供のような笑顔を見せたラファを見て、
私もうるうるしてしまいました(泣)。
こうして、長い2週間の戦いが終わり、
2017年の全仏オープンテニスは
ラファエル・ナダルの完全優勝で幕を閉じました。
次は芝のシーズンに入ります。
錦織はここ数年の恒例ですが、ドイツのハレの大会に出場する予定です。
去年は怪我を抱えていたので思うような芝のシーズンを過ごせませんでしたが、今年は頑張ってもらいたいなあと思います。
昨日の決勝戦、まさか見たよね?きっと。
モチベーションのアップになっていたらいいのですが。
さらに、グランドスラムで唯一、思うような結果が出ていないウィンブルドンですが、
去年は残念ながら、怪我でリタイヤしてしまったので、
今度こそ!錦織が良い結果が得られるようにまた応援しようと思います。
ようやく少し休めますね(笑)。
皆さんお疲れさまでした。
ラファ、本当におめでとう!!
Yuriでした。
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