Yuriです。
さっき、昨日の杉田と太郎ちゃんのレビュー記事を書いたばかりなのに、
超忙しいです。でも書きます!
錦織の2回戦!相手は今まで勝ったことのないスタコフスキー!
このプレビューは絶対に書かないと!!
ウィンブルドン2回戦、錦織の相手は
セルゲイ・スタコフスキーです。
錦織の2回戦の相手はスタコフスキー
- ウクライナ出身
- ランキング122位
- 最高ランク31位
- 身長193cm
- ビッグサーブ
- スライスが上手い
- サーブ&ボレープレーヤー
最近のプレーは映像で見ていませんが、基本的には変わっていないと思われます。
芝のサーフェスに有利な早い展開が好きなタイプだと思います。
*どうしても顔がルーカス・ロソルと被るんですが、私だけ?w
一番の印象は、皆さんも知っているかもしれませんが、
2013年のウィンブルドンで、あの、芝の王者ロジャー・フェデラーに勝ってしまったことではないでしょうか?
あの試合はショッキング過ぎて言葉もありませんでした。
とにかく、サーブアンドボレーを使ってフェデラーを揺さぶり、自身のサーブでエースも取り、そしてミスも少ない。
こういったら申し訳ありませんが、フェデラーファンとしては悪夢のような試合でした。
更に、錦織ファンとして見逃せないのは、
スタコフスキーが数少ない、錦織がいまだ勝ち星を挙げていない選手の一人であるということです。
他にも、ティプサレビッチ(昨日リタイヤ)とか、トミー・ハース(引退間近で今後試合で当たれるか不明)とかもいますが、なかなかリベンジの機会がありません。
そんな中、今回の対戦です。
当の本人は、自分が負けた記憶があるのかないのか定かではありませんが(ないかもしれない、いつものことでw)、直近の伊藤竜馬が負けたことは覚えていました。(当たり前w)
WOWOWのブースでの1回戦の後のインタビューの際に、
「伊藤竜馬選手のリベンジをしたい。」
と言っていたので、かなり期待しています。
あまり、錦織はこういうこと言わないんですよね。
良くは知らないんですが、どうも予選決勝の伊藤選手とスタコフスキー選手の試合中に、スタコフスキーがいろいろ審判に?いちゃもんつけたとかなんとか、で、竜馬のペースが乱されたりということがあったらしいです。
とはいえ、勝負は勝負なので、伊藤は負けた以上はしょうがないです。
でも、錦織がそれを奮発材料にしてくれるのは願ってもいないことだと思います。
っていうか、自分が2回も負けたことをモチベーションにした方が良いんじゃないの?と素人は思いますが、そこが錦織らしいのかもしれませんね~。
*いや、でも負けた相手の分析はしっかりして、次絶対負けない意気込みを見せて欲しいんですけどね、フェデラーみたいに・・・。(私の心の声)
過去の対戦は2回、いずれも錦織が敗戦
過去2回対戦して、いずれもスタコフスキーが勝っています。
最初の対戦は2011年の全仏2回戦
2009年のひじの手術から復帰して2年目で、錦織がまだクレーで開眼する前の対戦です。
↑その試合の時の錦織の写真(ちょっと若い?w)
1回戦では台湾のルーをストレートで破り、このまま行ってくれるかと期待をしていましたが、スタコフスキーの、再三にわたって使ってくるサーブアンドボレーに加え、何度もドロップショットを打たれ、錦織は前後に振り回され続けました。
最初のうちこそ錦織は、拾って、拾って逆襲していましたが、その頃の錦織はまだ、前に出る攻撃的なテニスをしていなかったためか、
後ろでストローク勝負をしようとしているのを相手に読まれて、ボールを前に落とされて走らされ、
またチャンスボールが来ても、錦織は今のように前に出て決めに行かずに、後ろから打つため相手に時間を与えてしまい、
結局スタコフスキーに決められて、ポイントを失うということが多かったような記憶があります。
↓その時のスタコフスキー(2人ともあまり変わってない?)
結局その試合は、錦織から見て、
セットカウント1-3でほぼ完敗だったと思います。
嫌な感じの敗戦でしたね。
ああ、錦織はこういうタイプの選手に弱いんだなあと思った覚えがあります。
2回目の対戦は同年のパリ大会
2回目の対戦は、同じ年の11月に行われたパリ大会です。
実はこの大会に入る直前に行われた、スイスのバーゼルで行われた大会で、錦織は大躍進を遂げていました。
2011年というのは、実は、ジョコビッチが自身の殻を破り、
初めて世界No.1のタイトルを取った年です。
あの時のジョコビッチは凄かったです(その後もですが)。
2011年のジョコビッチはまるでマシンだった
2011年のジョコビッチの年間の勝敗は
70勝-6敗です。( ゚Д゚)
この数字おかしいですよ?
良~く考えてみてください。
1年間に76回も試合して、6回しか負けてないんです。
2011年のジョコビッチの主な成績
- 全豪優勝(対マレー)
- ドバイ優勝(対フェデラー)
- インディアンウェルズ優勝(対ナダル)
- マイアミ優勝(対ナダル)
- ベルグレード優勝(対フェリロペ)
- マドリッド優勝(対ナダル)
- ローマ優勝(対ナダル)
ここまで全部勝ち続けました。
(化け物か!)
特に、マドリッドとローマと続けて、
クレーコートの決勝でナダルに勝った試合は本当に衝撃でした。
クレーコートキングのナダルが、
クレーの決勝でジョコビッチに2回続けて負ける・・・。
当時はだれもが想像できなかったと思います。
ナダルの呆然とした顔を忘れられませんでした。
その後の主な成績
- 全仏ベスト4(ロジャー・フェデラーに敗北)
- ウィンブルドン優勝(対ナダル)
- カナダ大会優勝(対マーディ・フィッシュ)
- シンシナティ大会決勝でリタイヤ準優勝(対マレー)
- 全米優勝(準決勝でフェデラー、決勝でナダル)
ありえへん・・・。人間じゃないよ。
そんなまるで勝利を重ねるマシーンと化したジョコビッチに、その年、土をつけた数少ない選手が当時まだ、世界ランクが32位だった錦織圭です。
錦織がジョコビッチと当たったのは、はその年(2011)のバーゼルの大会の準決勝でしたが、その試合をフルセットの上勝利し、
No.1選手を破った初めての日本人選手(たぶんそんな称号があった気がする)になりました。
その後決勝に進んだ錦織は、決勝でフェデラーに一蹴されてしまいましたが、素晴らしい活躍だったと思います。
優勝したフェデラーの隣で、堂々とスピーチをする錦織が誇らしかったです。
フェデラーも
「ケイが16才の頃から知ってるけど、当時から才能のある選手だと思っていたよ。ここまで来てくれて嬉しい。」
というような内容の事をスピーチで話してくれて、めちゃくちゃテンション上がりましたw。
錦織がスタコフスキーと2度目の対戦をしたパリ大会は、そのバーゼルの直後の大会で、錦織は明らかにフィジカルもメンタルも疲れた状態で、大会に入ったように思います。
結局その大会の初戦で、錦織はスタコフスキーに敗れてしまいました。
2度目の敗戦です。
もう6年も前の事なんですね~。時がたつのは早いなあ・・・しみじみ。
今日の試合の展望
ということで、(ここまで長かった~w)
今回は、以前とは別人に成長した錦織が、竜馬の、そして自身のリベンジを成功させてくれることを祈りたいと思います。
確かに、錦織は早い展開を仕掛けてくる選手を苦手にしているような節もありますが、そのあたりはさすがに、織り込み済み&対応済みだと思うので
(そうあって欲しいです。マイケル・チャン、ダンテコーチお願いします)
とにかく、何とか先に錦織がスタコフスキーを前後左右に振りまわし、疲れさせ、しっかり勝ち切って3回戦にコマを進めてくれることを期待したいと思います。
今の錦織なら、絶対に勝てるはず!
と信じて応援しようと思います。
最後にウィンブルドンの公式サイトに
Day3は誰に注目?
というタイトルで、今日注目カードの紹介がありますが、
その中に今日の 錦織 VS スタコフスキー の試合もありました。
ウィンブルドンではいまだベスト8に残っていないウィンブルドンで、危険なスタコフスキー相手に、錦織がどう対処するのか、スタコフスキーがアップセットするのか注目。
ということが書かれていました。
みんなが注目している試合です!
とにかく勝って欲しい!
錦織、頑張れ~!
Yuriでした。
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