Yuriです。
錦織圭、スタコフスキーに勝ちました!!
いや~、ヒリヒリした試合で最後まで気を抜けませんでした。
スタコフスキーは相変わらず、あのランキングは違うでしょ!ってほど強かったですね。
本当に勝って良かった・・・。
それにしてもなんで?ってほど虫がいっぱいの中での試合だったな~。
最後のインタビューでも
「虫がいっぱいいたけどどうだった?」って聞かれて、
錦織は
「顔には寄ってくるわで大変だったけど、集中して乗り切った」
らしいですw。
錦織 VS スタコフスキー
錦織から見て
6-4,7-6(7)、6-1,7-6(6)
のセットカウント3-1でした。
この試合の勝利は錦織にとっても、錦織ファンにとっても、
とても重要な意味がありました。
詳しくはプレビュー記事をどうぞ。
試合の流れ
最初のセットは、お互い良い感じで入っていきました。
錦織も落ち着いていましたし、キープしながらチャンスでブレイクして
あっさり6-4で取ります。
このセットは、ランキンク通りの試合展開だったと思います。
第2セットは、アップダウンのある展開になり、先にブレイクされましたが
ギリギリのところで追いついて、
タイブレークに持ち込みます。
錦織はここを取って楽になりたかったのですが、
ちょっと攻めが単調で守りに入った感じで危なっかしく、
セットポイントを握ったにもかかわらず、
ダブルフォルトでポイントを落とし、
このセットをスタコフスキーに取られてしまいます。
見ている方も力入りました。取られてがっくり・・・。
それにしても今日はダブルフォルトが多かったですね~。
8本かな?DF(ダブルフォルト)は一番もったいないポイントです。
単なる自滅ですからね。
もちろん選手は皆、したくてしているわけじゃないんですけど、
錦織はもう少し安定してサービスを使えると、相当試合が楽になるのになあと思います。
特にセカンドサービスが、入っても打ちごろな球になっていて、あれは調整しないといいように狙われてしまうと思います。
2014年の時はかなりサーブが安定していて、
それに比例するように、楽に勝ち上がるシーンをよく見た気がします。
あの、全米で決勝に行った年ですね。
あの頃のサーブの安定感ををもう一度!
お願いします。
今日の第1コートはとにかく虫が多くて、TVカメラでさえも虫を映しまくりました(笑)。
飛んでる数もさることながら、芝の上に大量の虫。
虫、虫、虫、虫・・・・・・・・
書いてて気持ち悪くなってきたw。
↑ロブ気味のクラッチショット!うまくミスを誘って決まりました。
第3セットに入ると、突然スタコフスキーのレベルが下がりました。
さすがに予選からの疲れがここにきて出てきた感じがしました。
伊藤竜馬選手とのフルセットのダメージも蓄積していたに違いありません。
それと同時に、錦織のプレーに少し余裕が見られ、あっという間に6-1で取ります。
今日の錦織は、フォアが振り上げた形になっていて、打つ時に身体がそっくり返っている状態で打っていて、あまり良くなかった気がします。
足が動いてないと正しい打点の位置まで移動できないので、体勢を整える時間がなく、こういう形になることが多いです。
そのせいで、ショットの威力が落ちて、全体的に球が浅かったと思います。
バックハンドもいつもの角度と威力が欠けてた気がします。
芝に足を取られるのを気にして、少し思い切り走れなかったりするのかな~とか、映像を見ながら考えていましたが、どうなんでしょう?
それより虫の方が気になったかもしれませんねww。
公式サイトでも。
Grand Slam towels, flying ants and prosthetic legs?
Here’s what you might have missed on Day 3: https://t.co/gZRX1FX98u#Wimbledon pic.twitter.com/oYqQvpSb0q
— Wimbledon (@Wimbledon) 2017年7月6日
第4セットになっても、全く安心できない展開でした。
明らかにスタコフスキーは疲れてましたが、サーブ1本で何回も凌がれ、
キープキープのヒリヒリした展開でゲームが進んでいきました。
結局第2セット同様、タイブレークに突入。
今度は錦織は集中してました。
あっという間にセットポイントをつかみ、このまま普通に取ればOK,というところで、
自分のサービスで、まさかのサーブ&ボレー!・・・で、失敗。
6-6のタイに戻されてしまいます。
何で、あそこでそんなリスクを負ってまで前に出る・・?と思いましたが、
錦織も早く決めたかったんでしょうね~。きっと。
その後、スタコフスキーが自分のサービスで、まさかのダブルフォルト。
錦織が決めて、試合終了。
錦織が勝ちました!!
リベンジ成功です!
良かったよ~。本当に良かった。
ところで、第4セットのタイブレークの錦織のマッチポイント6-5の時に、
スタコフスキーがボールガールに自分のつま先を踏んでくれるように頼んでいました。
何かのおまじないだったのかな?
「僕の足がもう少し動いてくれるように、パワーをくれる?」
みたいな感じ?
ちょっと微笑ましく感じました。
効果がなかったのは残念だったけど。
試合全体で見ると、錦織にもっとドロップショットを使って欲しかったですね~。
相手は芝巧者でもあり、効果的に使ってきましたし(おまけに絶妙でした)実際、錦織をよく走らせていました。
同じように錦織もスタコフスキーを、前後にもっと動かして欲しかったかな。
スライスは滑る芝のコートでは効果的ですが、そこからの攻撃の展開が難しいです。
球がなかなか持ち上がらず、錦織は苦労していたように見えました。
そのため、フォアが振り上げた形になってしまったのもあると思います。
もっと前に出て決めるポイントがあっても良かったのでは?
もちろん精度が大事なんですけどね。
次の相手はバウティスタ・アグート
これで、3回戦進出です。
次の相手は、スペインのバウティスタ・アグートです。
何回もやっている相手ですが、芝では当たったことはありません。
ここまで、順当にみんな上位選手が上がってきてますね。
チリッチも強敵メイヤーを倒したようです。
錦織はまずは、身体を回復して、次に備えて欲しいと思います。
応援していた皆さんも疲れたと思います。
私はメッチャ疲れました。
とりあえず、今日はここまでにします。
後でまた新しい情報を追記しようと思います。
お疲れさまでした。
錦織、おめでとう!!
追記(7/6 14:20):
を簡単にご紹介します。
タイトルは
Nishikori scrapes past Stakhovsky
錦織はスタコフスキーをこすり落として振り切った
(そんな感じの表現ですw)
内容は、
錦織は35本のアンフォーストエラーを犯しながらもスタコフスキーを退けた。
「次のアグート戦では、タフになるのはわかってるので、自分のレベルを上げないと」
と錦織は話しています。
ここでもやっぱり、「虫がいっぱいいて大変だった。」と話しています。
スタコフスキーには過去2回負けていたこと、最近怪我が続いていたことなどがつづられ、それでもその間、ランキングNo.4まで上げたことなどが書かれていました。
そして、地元の選手であるアンディー・マレーを比較に出して、
アンディの地元でのウィンブルドンでのプレッシャーを考えれば、
錦織は東京では顔を出して歩けないのも想像できるだろう、ということも書かれてました。
更に
”・・・and the only tennis player who has his image emblazoned on a jet liner”
テニスプレイヤーの中では、自分のイメージを飛行機に飾られている唯一の選手である。
とあります。
確かにすごいですよねw。
フェデラーとかありそうだけど、唯一の選手なんですね~。
次までしっかり休んで、また良い試合を見せてもらいたいです。
今日は、杉田佑一が登場します。
勝って欲しいです!
Yuriでした。
コメント
第2セットのタイブレで落とした時に、一瞬負けるかも?と思ったのですが、上を向いての表情から「まだまだこれから!」という気合いを感じたのです。
全仏では表情が暗めで伏し目がちでしたよね?
このウインブルドンでは体調も良さそうなので、ぜひ因縁のチリッチを破ってベスト8に入ってほしいです。
まずは明日の3回戦、なるだけ省エネで勝利できるよう応援しましょう!
しかし彼の試合はムダに長く、アップダウンも激しくて応援する側もメンタルが鍛えられます(笑い)。
こんにちは。
昨日は気合入ってましたね。
最近よくある集中力が落ちる時間はなかった気がします。
とにかく勝って良かった。
>しかし彼の試合はムダに長く、アップダウンも激しくて応援する側もメンタルが鍛えられます(笑い)。
本当ですよね(笑)。もう少しスロースターターを改善するとか、DFを減らすとか、してもらいたいところです。
あ、でもそれよりも、やっぱりファーストサーブの確率かな。
錦織圭というテニス人間に生まれついた圭が忙しく芝の上で 生存競争の殊に厳しいスラブヨーロッパゾーン 出の又ヒトリの天才 でも有るスタコフスキーと 大変な試合でしたネ!二人共 正しく back to the future の再現で 何故 圭が あの様に 硬くなったのか 分かるような 気がしましたヨ!コッチまで コンテイジャスでホワイトナックルデシタ!
わ~い、節穴さんいらっしゃいませ~。
最後までわからない試合でしたね。スタコフスキーはやっぱりうまかったです。
そうそう!過去の対戦が頭をよぎり、負けるかもしれない・・という考えを頭から振り払いながら見てました。
疲れました。
でも勝って本当に良かったです。