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錦織圭、バウティスタ・アグートに敗退 ウィンブルドン2017 3回戦(追記完了)

2017ウィンブルドン
PcUserAc / Pixabay
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Yuriです。

 

錦織圭は3回戦でバウティスタ・アグートに敗退し、

残念ながら4回戦に進めませんでした。

 

めちゃくちゃ残念です~!!(泣)

 

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いやいや、本人が一番残念で悔しい思いをしているに違いません。

それは十分承知しております。

それでも・・・・

 

ファンもめちゃくちゃ悔しいぞ~!!!!!!!

 

すみません・・・取り乱しました。m(__)m

 

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錦織 VS バウティスタ・アグート

錦織 VS バウティスタ・アグート

スコアは錦織から見て

4-6,7-6(3),6-3,3-6

セットカウント1-3での敗退でした。

 

勝つチャンスは十分あったと思います。

それだけに、こうなんていうか、モヤモヤっとした、消化不良的な気持ちが残っています。

ハレで怪我をして入ってきたウィンブルドン、ということを考えれば、大きな怪我なく終えてくれたことは良かったのかもしれません。

でも、身体が大丈夫そうであっただけに、今年はもしかするともっと上まで行けるんじゃないかという期待も一方でありました。

実際、2回戦で難敵セルゲイ・スタコフスキーを退けた時は、これは今年チャンスがあるかも!思える内容でしたし、粘り強さもありました。

 

確かに今日のアグートは強かったです。

ミスも少なく攻撃的で、ショットも正確で長いラリーも確実に返し、錦織より先に左右に展開していました。

錦織がやりたかったことを先にやられたような感じでした。

なにより、終始アグートはベースライン上に構え、決して下がらずカウンターを打ち込んで来ました。対して錦織はベースラインより後ろでプレーしていることが多かったように思います。

いつものパターンと全く逆でした。

どっちが錦織?と思うような位置取りだったと思います。

その時の私のツイート

 

錦織も2セット取られた後の第3セットには、ドロップショットを多用したりするなどして、アグートを走らせ、自分のペースに持ち込もうとしていましたが、それが長続きしませんでした。

決めのショットをミスすることも多く、特にフォアハンドのエラーが目立っていたように思います。バックハンドもいつもの安心のクオリティーではありませんでした。

加えて、ショットのプレースメントが甘すぎました。アングルショットがほとんどなく、全てアグートに返されてカウンターを食らうパターンが多かったです。

 

後はとにかくミスショットの多さが気になりました。

実際、アンフォーストエラーの数は、

錦織が48アグートが29です。

ほぼ倍に近いですね。

これでは安定したプレーを続けたアグートに勝てるわけがありません。

 

途中、アグートは2回ほど足を滑らせて転び、膝や手首を痛そうにしてたので心配しましたが、それでも、彼の気持ちもプレーも全く落ちませんでした。

 

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逆に錦織は、せっかくリードした第4セットで大事なところで立て続けのダブルフォルト(泣)を犯し、振出しに戻されてしまいました。

これで、錦織に傾きかけていた試合の流れをアグートに渡してしまいました。

これが一番残念でしたね。

最後のポイントも、錦織には珍しいバックハンドを大きく外すエラーで試合が終了しました。

今日の錦織の調子を象徴するような終わり方だったと思います。

 

予想としては、逆のスコア(錦織から見て3-1)で錦織が勝つだろうと思っていただけに、ちょっとショックは隠せません。

しかしながら、前大会をリタイヤしたことを考えれば、大きな怪我なく終えられたことは、良かったと思います。

 

長い選手生活のなかで、こういうアップダウンはしょうがないのかなとも思います。

今までずっと右肩上がりで走ってきたので、今年はこういう年なのかもしれません。

後半の北米シリーズに期待はしますが、年齢的なピークのこの2,3年の中で、大きな結果を出すために、こういう時期があっても不思議ではないと思います。

怪我だけは困りますが・・・。

 

まずは、身体を完全に回復させて、旅行でも温泉でも行って(笑)、

リフレッシュして戻ってきて欲しいです。

お疲れ様でした。

また気づいたこと、メディアの記事などがあれば、

加筆か追記しようと思います。

Yuriでした。

 

追記(7/8 10:40):

ATP公式サイトに記事が上がってました。

Roberto Bautista Agutad only won two sets in four previous meetings against Kei Nishikori, but his consistent depth of groundstroke and never-say-die attitude enabled the Spanish roadrunner to reach the fourth round at The Championships on Friday.

“I couldn’t maintain my level high enough to beat Bautista today,” said Nishikori. “I think he served well in every set… I had many chance, but I think he played well on the important points.”

ATP公式サイトより一部抜粋

ロベルト・バウティスタ・アグートは、今までの4回の対戦で、たった2セットしか錦織から奪えなかったが、安定した深いグランドストロークと” never-say-die”(決してあきらめない態度)が、彼をウィンブルドンで4回戦へと進めさせた。

「バウティスタに勝つだけの十分に高いレベルのテニスを続けることができなかった。彼のサーブは全部のセットを通して良かった・・・。自分にはいっぱいチャンスがあったのに、バウティスタは大事なポイントでのプレーがとても良かったと思う。」と錦織は話した。

never-say-die(死ぬって言わない→決してあきらめない)って、まさに昨日のアグートのプレーを表してますね。

 

ウィンブルドンの公式ページにもガッツリとした記事がありましたので、そちらは夜にでもご紹介したいと思います。(今から仕事に行って来ます。)

 

追記(7/8 21:45)

↑のように書きましたが、よく読んだらほとんどが試合の流れの説明でしたので、前半の錦織について書いたところだけご紹介。

In today’s world of large and muscular stars, Nishikori is an oddity (in the nicest possible way, of course). Standing only 5ft 10in, he literally has to look up to those ranked above him in the world pecking order.

But while he is short of leg, he is fleet of foot and it is his lightning fast speed that has kept him in the world’s top 10 for the past three years. He may not have a crushing shot to bruise the opposition but there is not a spot on the court you can land the ball that he will not get to.

ウィンブルドン公式サイト記事より一部抜粋

 

最近の大柄で筋骨隆々の選手の中において、錦織はちょっと変わっている(良い意味で)。178cmの身長で、文字通り自分より上のランキングの選手を見上げなければならない。

しかし、足が長くなくても、彼の俊足さと、稲妻のような速さ(プレーのこと?)でこの3年間、TOP10を維持している。彼は相手に打撃を与えるようなショットは打たないかもしれないが、コート上で彼が届かない場所はない。

更に、

ウィンブルドンだけ4回戦より上に行けてないこと、試合のプランとしては攻撃的にいくこと、サーブ&ボレーをチャンスがあれば使おうとかだったかもしれないが、アグートによってベースラインから1m以上下げられて、それを実行するのは難しかったようだ。

と書かれていました。

そこから下の文章は試合の流れについての説明でした。

 

もう一つ!

何やら、センセーショナルな見出しの記事で既に訳文も出てますが、

イギリスのIndependent紙の記事から、一部だけ引用してご紹介します。

 

タイトルは

Kei Nishikori’s defeat exposed his limitations at this level

錦織の敗戦は、彼のこのレベル(の大会)での限界を露呈した

(前半は他の記事同様、体格で劣ること、それでもそれを補って余りあるほどの才能があることなどが書かれています。ハチャノフみたいなでかい選手がブレイクスルーしているとか。)

その後に、今の錦織の状態を分析したのがこちら

・・・・but I think the cumulative effect of the effort that Kei has to make to keep up with his rivals takes its toll on him. He has had a succession of injuries and his fragility means that he struggles to maintain a high level through a whole tournament, especially at Grand Slam level.

ーIndependentより一部抜粋

 

錦織が、彼のライバルたちについて行くために、しなければならなかった努力の影響の蓄積が、錦織にダメージを与えている。彼は怪我をし続けており、そのもろさが、特にグランドスラムのようなレベルの大会において、大会を通して高いプレーレベルを保つことを難しくしている。

と書かれています。

 

う~ん。勝つために練習し過ぎた結果っていってる?ハッスルし過ぎってこと?

まあ多少はそういう側面もあるかもしれませんが、今年に限っての話であり、今後の限界が証明されたわけではないので、そんなに深刻に受け取らなくても良いんじゃないかな?と個人的には思いました。

確かに今年は怪我の連続で、それが試合や結果に影響していることは間違いないと思いますが、しっかり回復させて、きちんと鍛えれば、また高いレベルのテニスを見せてくれると信じています。

あまり、記事内容に一喜一憂しない方が良いですね。

気長に気楽に、また強い錦織が戻ってくるのを楽しみに待ちたいです。

この先も続く、アスリート人生を考えたら、ラケット持たずに1週間くらいのんびりしてみても良いのでは?

な~んて、思ったりします。素人意見ですが。

切り替えとリフレッシュは大事です。

 

さて、今日は

フェデラーvs ミーシャ

フェレール VS ベルディヒ

この2つの試合を楽しみにすることにします。

Yuriでした。

 

コメント

  1. より:

    お腹に大きなテープが見えました。
    体調万全と思ってたけどそうでもなかった?
     
    バウティスタ選手の芝フットワークがしっかり機能してましたね。
    芝フットワークが錦織選手はちょっとぎこちなかったかも・・。
    私にはそう感じられました。これ以上怪我するのだけは避けたい気持ちが無意識下で働いてフットワークを用心深くさせてしまっていたかもしれません。実際、錦織選手は今回ほとんど足を滑らせて転んだりが全くなかったですし、追いかければ追いつきそうなボールでも無理に追わない、とかのシーンが幾つも見られました。足を取られるリスクは負わない、ということを徹底していたようにも見えました。
    私が勝手にそう感じてるだけなんでしょうけど・・・。
    でももしもそれが全く的外れでなかったなら悪いことではないと思います。怪我続きの今年、怪我を避けようと用心するのは賢明なことだと思うし、無事に芝シーズンを終えられたのはとてもよかったです。
    昨年の4回戦まではせめてたどり着いてほしかった、と本当に思いますね。残念でもやもやがなかなか消えませんが、今年は前半が怪我続きだったのでその分試合数も多くないですから後半活躍するかもしれません。昨年・一昨年は前半頑張りすぎて後半息切れした感が有りますが、今年は逆パターンかも・・。

    自分なりに何故不調に陥ってしまっているのか考えてみました。
    結論的に言うと「間の悪さ」に尽きるのではないかと思います。
    今年は攻めのつもりで南米クレイ参戦したもののサーフェスが合わなくて歯車が狂ってしまいました。北米マスターズ2連戦でその狂った歯車を戻そうとしてた矢先に怪我をする不運。すること成すことが
    ちぐはぐでした。このためクレイシーズンも怪我で前半を潰してしまい、怪我が癒えたと思ったらハレでまた怪我、と噛み合なくなったものを戻そうとすると怪我をする、という不運が重なってここまで来てしまいました。巡り合わせが悪く、計画がスムーズに流れない状況がずっと続いてきていると思います。
    やっと怪我無く後半を迎えられる今こそ前半ずっと戻せなかった歯車の狂いを戻すチャンスだと思っています。
    何人かの方が技術的にサーブのこととフォアのミスを指摘されてますね。錦織選手も陣営も解ってると思います。技術面での修正も流れが噛み合ってこそできるというもの。(怪我が有れば技術面云々どころか練習さえままならないでしょうから)
    だからここからが再スタートだと思って応援します。

    • yuri より:

      直前のハレを怪我で棄権したことを考えれば、万全ということはなかったと思います。
      怪我のリスクが常に頭にある状態でプレーはしていたんじゃないでしょうか?
      実際、マテック・サンズは重傷を負ってしまったようですし(涙)。
      芝、怖いですね。

      それでも、結果を出す選手は多数いるわけですから、錦織に出来ないわけはないと思っています。
      でもちょっと運がないかな、今のところ。

      とにかく、こういう時期もある!と開き直って欲しいですね。
      私たちも開き直りましょう!ww

  2. kari89 より:

    追記ありがとうございました

    外国のメディアも体格の事気にしてるんですね

    なんたって錦織くんは 牛若丸 だからね

    私も昨日は落ち込んだけど、錦織アプリとか見ると彼はもう切り替えてるなと、まぁ、切り替えざるを得ないってとこでしょうけど…

    応援する側も切り替え切り替え❗️

    そして、バーゲンへgo〜〜

    • yuri より:

      私からすると、体格の件はみんな取り上げ過ぎだと思います。
      アグートだって同じような体格だし、身長だけ言ったらフェレールは175cmだし、フォニーニもゴファンもそんなに大きいわけじゃないのに、錦織だけ言われ過ぎかなあと思いますね。
      怪我が多いせいだと思いますけど。

      ま、切り替えましょ~。

      フェデラーに注目しつつ、
      私は映画とドラマを見まくります!w

  3. kari89 より:

    私もモヤモヤ満載でしたが、yuriさんが全部私の気持ちと同じこと書いてくれていて、ちょっとスッキリとしました

    しかし、なぁんかつまらんなぁ〜

    今日wowowで『シン・ゴジラ』でも見てスカッとします

    映画館でも見たけど、私、ゴジラ大好きなんですよ

    グワ〜〜って火吹きたいっ‼️

    • yuri より:

      ゴジラw。
      ゴジラ可愛いですよね。
      あのずんぐりむっくりした感じが好きかも。
      ハリウッド版は恐竜だし、ガズィラーだし、私にとってはちょっと違うんですがって感じです。

      錦織は負けちゃったけど、他の選手の試合を見て楽しみましょ。
      今日の試合はフェレールVSベルディヒを楽しみにしています。

  4. も~み より:

    う~~~~む!
    再三あったBPをことごとく阻止され、肝心なところでミスショットをし、挙句にはラケットを投げてしまうイライラ度MAX(本人も応援のファンも)な試合でした。
    今大会は非常に体調が良さげでしたので上位までいくと淡い期待を寄せていましたが、またも見事に裏切られてしまいました。
    ハレの大会でケガなくもっと実践を積んでいたら苦手な芝でも順応できたのではないでしょうか?
    とにかく「3年連続ケガで棄権!」なんてことにならずにその点だけは何よりです。
    でも、彼の活躍は隔年のような気がします。
    さあ、ファンも気持を切り替えて、シーズン終盤へ向けてひと暴れしてほしいです。

    • yuri より:

      いろいろ思うとこありますよね~。
      そもそもハレで2年連続怪我してるので、お祓いでもした方が・・w。
      いやいや、何でもありません。
      来年はクイーンズに行ってみたらどうかしら?
      それにしても怪我人続出で、芝はやっぱり特殊なんですよね~。
      怪我なく終えられたので良しとするかな。
      温泉でも、ディズニーランドでもw行って、リフレッシュして欲しいですね。

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