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2018全豪オープン男子決勝 フェデラーが20回目のグランドスラム優勝を飾る!

2018全豪オープン
TheDigitalArtist / Pixabay
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昨年同様、2018年全豪オープンの男子決勝の舞台にはロジャー・フェデラーの姿がありました。

そして、もう一人の決勝進出者はナダルではなく、昨年のウィンブルドンの決勝戦の時もネットの反対側にいたマリン・チリッチでした。

準決勝の2試合はどちらも

” ベテラン VS 若手 ”

という構図となりましたが、どちらの試合も若手が体に不調をきたしてベテランが決勝に進むという結果になりました。

カイル・エドマンドは試合途中でMTOを取り、最後はほとんど走れなくなっていましたし、チョン・ヒョンは足のまめが悪化して、あえなく途中棄権となりました。

グランドスラムで2週間にわたって5セットを戦い抜くことが、その経験がない者たちにとって、どれだけ難しいのかということが分かるような2試合になりました。

 

そして、決勝に残ったのはこの二人でした。

現役選手でありながらレジェンド、ゴート(ヤギじゃないよw)GOAT(Great Of All Time の頭文字の略)「史上最高」の意味 と呼ばれる

ロジャー・フェデラー(スイス)36才 NO.2

と、

錦織のライバルでもあり、既にこれで3回目のGS決勝に行っている

マリン・チリッチ(クロアチア)29才 NO.6

 

結果は・・・

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優勝はロジャー・フェデラー!

ロジャー・フェデラーが優勝し、20個目のグランドスラムタイトルを手に入れました!

 

試合は本当に素晴らしかったです。

決勝戦にふさわしい、フルセットマッチになりました。

フェデラーから見て

6-2,6-7,6-3,3-6,6-1

のスコアでした。

試合の流れ

最初のセットこそチリッチがミスを連発し、フェデラーが圧倒する形で取りましたが、2セット目からは落ち着きを取り戻したチリッチが、強打強打でフェデラーを追い詰めていきました。

双方がセットを取り合うような形で試合が進み、第4セットではフェデラーが先にブレイクしたにもかかわらず、チリッチに取り返され、ブレイクされ、チリッチがこのセットを取り、フルセットに突入します。

この時点でのチリッチはまさしく「スーパーチリッチ」でした。

あんなに全てを強打しているのにそれが全部ギリギリに入るって、凄すぎです。それも相手はフェデラーなのに。

*最近のチリッチはかなりの確率でスーパーチリッチを発動してくるので、既にこれが実力になりつつありますね。2014年の全米での快進撃(決勝は錦織に勝って初優勝)、昨年のウィンブルドンの安定したプレーや、上海マスターズでの対ナダル戦など。

ただ、フェデラーもファーストサーブの入りがかなり悪かった(30%台?)ので、本来サーブでペースを作るフェデラーですから、この数字ではやむを得なかったと思います。

とはいえ、チリッチの読みもリターンも素晴らしかったです。

最終セットに入る前に、フェデラーはトイレットブレークを取りました。

そして戻ってきた時には、すでに落ち着いていました。

1ゲーム目のフェデラーのサービスゲームでは、前のセットの勢いのまま攻撃してくるチリッチ相手に、何本もブレイクポイントを握られますが、全てを防ぎ切ってフェデラーがキープをします。

そこからはもう、いつものフェデラーでした。

あっという間にブレイクし、自身のサービスをキープし、このセットを6-1でフェデラーが取って、20回目のグランドスラム優勝を成し遂げました!!

 

おめでとう!!!!!!!!!

この写真モノクロで素敵ですね。

 

世界中からお祝いと称賛がツイッター上に溢れかえってました。

セレモニーでは、スピーチの最中に涙を流し続けるフェデラーを見て、こちらも涙、涙・・・。

本当に、言葉に出来ないほど、素晴らしい偉業です。

負けたチリッチも、自分のプレーには満足しているというコメント通りに、セレモニーでも穏やかに微笑んでいる姿が印象的でした。

フェデラーのGS優勝についてまとめた動画がATPの公式から上がってました。

これで、全豪オープンの全ての試合が終わりましたが、この先フェデラーはどのくらい勝つんでしょうか?

ファンとしては、いつまでも見ていたい気持ちですが、出来ればウィンブルドンでまた優勝して欲しいですし、しばらく取れていない全米も取って欲しい。

そして、何より東京オリンピックに出場して優勝してから、引退して欲しいです。

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まとめ

フェデラーを除くTOP選手が万全じゃない中、色々なドラマがあった全豪オープンでした。

錦織は残念ながら欠場でしたが、それ以外の日本人選手も頑張りました。

特に怪我明けの西岡良仁や杉田祐一、大坂なおみの活躍が光りました。

そして何と言っても、ニュージーランドから日本に国籍を変え、男子ダブルスに出場したマクラクラン勉の活躍もありました。

ドイツのシュトルフと組んで、何とNO.1のクボト&メロを破って準決勝に進出し、優勝したペアに敗れましたが、本当に凄かったです!!

マクラクラン勉は、もうすぐ始まるデ杯で再度、内山と組んでダブルスに出る予定ですので、こちらも楽しみですよね!相手はイタリアです。

その他にも錦織が怪我からの復帰の場として、チャレンジャーに参戦し、完全復帰を目指していたり・・・と、テニス界もまた、少しずつ明るいニュースが見られるようになってきました。

楽しみになってきました。

Yuriでした。

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