Yuri(@yuri_lovesiames )です。
最後にテニス記事を書いてから2か月が経過してしまいました。
事情は・・・お分かりかと思いますが、シャムにゃんの闘病です。
でも2か月の必死の看病とシャムにゃんの頑張りでなんとか峠を越え、現在20歳にして大病から回復中です✨。
ということで、ウィンブルドンが始まる前に備忘録としてクレーシーズンを振り返っておこうと思います。
2019年 バルセロナ大会
モンテカルロ大会で、ファビオ・フォニーニが初のマスターズ優勝🏆を飾った後の大会、錦織も複数回の優勝経験があるバルセロナ大会です。
全豪の後、変な敗退を繰り返していた錦織が、クレーシーズンに入って活躍してくれることを期待していましたが、どうにもパッとしません。
昨年準優勝だったモンテカルロではエルベールに相手に初戦敗退。
こちらは去年の決勝戦の様子。
こちらは今年の初戦敗退の様子・・・。
このところの錦織は素晴らしい試合をしたかと思うと、次の試合では全く調子が上がらなかったりと、アップダウンが目立つ状態が続きます。
このバルセロナでも同様に不安定な試合が多く、準決勝まで辿り着いたものの、結局ダニエル・メドベデフにフルセットの末敗れてしまいました。
優勝は、ホームの赤土の王者ラファエル・ナダルを破った次世代のクレーキングと言われるドミニク・ティームが、錦織を破ったメドベデフに完勝。
クレーでの存在感を改めて示す形となりました。
ティームは今年になってコーチを変えてから、インディアンウェルズでマスターズ初優勝を飾ったりと、飛躍を遂げ始めていますね。
こちらは先日のATPマガジンで取り上げられてた内容です。
ティームいわく、
助けになるのは、ニコラスが自分の対戦相手と試合をした経験があること。相手の特徴を細かく教えてもらえるため、いつでも準備万端で試合に臨める。
優勝したIWで当たったカルロビッチやフェデラーと、ニコラスは何度も対戦したので、何が効果的で何がダメかアドバイスができた。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年6月15日
ここ数年、クレーでしか活躍できない印象だったティームですが、今年は何か変わってくるかもしれませんね。後半戦を注目してみたいです。
2019年 マドリード大会
かつて2014年には決勝であわやナダルを破って優勝か!?というところまで行った錦織にとっては、このマドリードはバルセロナと並んで得意な大会の一つだと思います。
しかしながら今シーズンは未だパッとせず、今回は徐々に回復してきたGSチャンピオンのスタン・バブリンカと3回戦で激突。
残念ながらストレートで敗退となりました。
うーん・・・以前の錦織にはなかった淡白な負けが続いているのがかなり気になるところです。
大会の方はというと、去年バルセロナでナダルと決勝を戦ったギリシャの若手急先鋒、ステファノス・チチパスがいよいよ頭角を現してきました。
彼はまだ20歳という若さでありながら、試合での落ち着きや粘り強さ、自分を信じる強い気持ちはまるでベテランの選手のようです。
サーフェスもハードもクレーも関係なく、強いです。
そのチチパスが、なんとナダルを破って決勝に進んできました。
対するは、前哨戦で優勝したティームを破った現NO.1のジョコビッチが上がってきました。
ジョコビッチは2017年の全仏を優勝し、キャリアグランドスラムを達成したことで失ってしまったであろう勝利への強いモチベーションが、いまだ戻っていないように見えます。
それでも調子さえよければ、相変わらずめちゃくちゃ強いんですけどね。💦
結果はジョコビッチがストレート勝利で優勝🎊。
さすがに前日にクレーでナダルを破った後の試合で、相手はジョコビッチ。チチパスにとっては難しかったかもしれません。
それでも並々ならぬ負けず嫌いが見え隠れし、おそらく次にNO.1に一番近い若手は彼ではないかと思わせる場面がいくつもありました。
最近少し低迷しているサーシャ・ズベレフと比べても、チチパスが先に行くのでは?という気がしています。若手の勢力図も今後の楽しみですね。
でもその前に、錦織お願いだから早めにビッグタイトルプリーズ…。
ジョコビッチがこんなことをww。
ジョコビッチの優勝セレモニーのスピーチを今見て笑った😆。
スピーチの最後にフェリシアーノ・ロペスに向かって、「フェリ、今週ずっと格好良かったね。誰がスタイリストについてるのかしらないけど、そのスーツにしてもこの10日間ずっとファッショナブルだった。アメイジングだね。」
🤣🤣
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年5月13日
ダビド・フェレール引退!
ついにこの日が来てしまった。
BIG4全盛期にその直下で素晴らしい試合をいくつもしてきたフェレールがついに引退してしまいました(号泣)。
錦織とも何度も死闘を繰り広げ、しのぎを削ってきた”リトルビースト”、鉄人フェレールが・・・。
ラファ:
友人にさよならを言わなければならないなんて、今日はとても感情を揺さぶられる(エモーショナルな)日だった。
— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月26日
ナダルがフェレールについて
“He deserves much more.…”
「彼はもっと評価されてしかるべきだ。」と話しています。
これはもう本当にその通りで、フェレールはBIG4の全員とピークが同時期で活躍し続けた選手です。時代が違っていたらMSもGSもいくつも取ったはずです。
称賛しかありません。✨👏— Yuri (@yuri_lovesiames) 2019年4月26日
残念でなりません。でも本当にお疲れさまでした。
いつの日か、コーチとしてコートに戻ってくる日を楽しみにしたいです。
とりあえず、記憶があるうちに(笑)2大会を振り返りました。
次の記事ではローマ大会を振り返ります。
Yuri(@yuri_lovesiames )でした。
コメント
yuriさま
色々と大変な最中、記事を立てて頂きありがとうございます。
錦織選手がドバイからの不調を引きずりながらそれでも奮闘する姿に何とも言えない想いになり、サーシャ&チリッチ&ハチャノフ選手などの上位選手も苦しみ、ナダル選手もパワー系に押されこの時期はまだ優勝出来ずいるなど「フェデラー選手以外は全員苦しんでんじゃね?」的な感じをこの時期までは感じていました。
だからなのか言葉が適切かは分かりませんが、フェレール選手の存在がある意味で「癒し」な印象を受けました。最後に個人的には西岡選手との対戦を見たかったかなぁって思いましたが・・・本当に素晴らしい現役生活だったと思います。
ゆうたさん、
コメントありがとうございます。本当に色々大変で・・・どうにか生きています。(^^;
フェレールの引退は泣けました。
錦織との因縁とも思えるバトルの数々、一度も勝てなかった対フェデラー戦、ようやくつかんだパリマスターズのタイトル、ナダルとの全仏の決勝戦・・・。
本当に素晴らしい選手でした。
BIG4に跳ね返されながらも常に彼らの直下で長年テニス界を牽引してくれたフェレールに感謝です。錦織は彼を超えなければ!
シャムにゃんちゃんの看病で
忙しい中、ブログありがとうございます!
2019クレーシーズンもアッと
言う間に終わってしまったなぁ…と感傷的になったりです
今年もGSもナダルの優勝
準決勝は強風の中でテレビ見てても何か目がゴロゴロする
そんな感じでした
クレーが終わる=半年が過ぎる
短い 草のシーズンから暑いハードコートへ
1年って早く速い!!
まり子さん、
状況が状況なので中々ブログを更新できずにいますが、コメント嬉しいです。健康って大事ですよね・・・(遠い目)。
今年のクレーシーズンはまさかの錦織の不調(全仏を除く)で、あっという間に過ぎ去っていきました。もうウィンブルドンが目の前です。早いですね~。錦織の活躍を期待したいです。