Yuriです。
異常気象なのか、今年の夏は連日の猛暑?酷暑?の40℃近い気温のせいで、ぐったりして何もする気が起きず、PC(パソコン)立ち上げたら排熱で部屋まで暑くなる気もするし、PCの前に座って何時間もいたらそれだけで熱中症になりそう・・・。
ということでこれを機に、以前見始めたけど止まってしまっていた海外ドラマの視聴をしよう!と決意。
今のところAmazonプライムビデオでしか見れない「ティーン・ウルフ」というドラマをシーズン2~シーズン6(ファイナル)まで、一気見してしまいました。
以前1シーズンだけを見ていたんですが、まあありがちな設定で、主人公を含めた登場人物があまり魅力的と感じなかったこともあり、それほど面白いと思わなかったのでずっと放置していました。
でもせっかく見出したものはやっぱり最後まで見ない時が済まない・・・ということで、一気に最後まで見ました。
シーズン2~6まで全部合わせて80話くらいを6日間くらいで全部見たことになります。最低限の家事だけやって、毎日4時ごろ寝てました。ほとんど廃人です。(笑)
で、ドラマ自体は思った以上にかなり面白かったです!
ティーン・ウルフ(ドラマ版)
元は同じ「ティーン・ウルフ」という題名の、1985年にマイケル・J・フォックスが主演した映画です。
この30年前の映画を元にして、今時の高校生の設定にしたのがドラマ版「ティーン・ウルフ (teenwolf)」です。
映画版をリメイク?リブート?してドラマに・・・という流れはいくつかありますが、このドラマはシーズン6まであるので、6年に渡って放送されたことになります。
そう考えるとかなり成功した事例ではないでしょうか?
ストーリーは題名通り、高校生が狼人間(ウェアウルフ)に噛まれて自分も狼人間になってしまうという話です。
平凡な高校生が突然超人的な力を持ってしまい、戸惑いながらも人としても、ウェアウルフとしても成長し、活躍するっていう、まあよくある話です。
アメリカは最近こういうダークファンタジーを数多く作っていますが、良作が多いですね。元々個人的にこういうスーパーナチュラルものは好きなので、かなりハマりました。
シーズン1では単なる学園物の狼男の話的な感じで、ありがちなロマンスと青春と狼男としての葛藤…が中心でしたが、シーズン2以降、シーズンを重ねるにつれてかなりダークな雰囲気に変わっていきました。
ストーリーや個々のキャラクター設定、秘密を抱える彼らと周りの人間達との関わりや葛藤・・・それぞれが良く作り込まれていて、どんどん引き込まれていきました。
大雑把に言うと「トワイライト」の狼人間バージョンのドラマ版というところでしょうか。個人的にはトワイライトより面白いと思います。
すごく面白いのにAmazonプライムビデオでしか見れないせいか、ググってみても映画版のwikiしか出てこないという・・・。
キャストはあまり有名ではない役者が多かったですが、チラホラ見たことがある顔がいました。
主人公のスコット役にはタイラー・ポージー。(写真右)
彼を支える、親友で人間のスタイルズ役はディラン・オブライエン。(写真左)
このドラマを見るまで二人とも知りませんでしたが、ディラン・オブライエンは最近「メイズ・ランナー」という映画(3部作)と、「アメリカン・アサシン」という映画で主役を演じています。ティーン・ウルフでの演技力が評価されたようですね。
また、ジャクソン役のコルトン・ヘインズは「ARROW」ではロイ役で出てるし、デレク役のタイラー・ホークリンは「スーパーガール」ではスーパーマン(クラーク・ケント)役で出ています。
その他では獣医役のセス・ギリアムが「ウォーキング・デッド」のゲイブリエル(神父)役で有名ですね。
マイナーだけど、ドラマにちょこちょこ出ている役者が多く出ています。
割とイケメン率は高い気はします(笑)。
「トワイライト」や「ハリーポッター」のような、ダークファンタジーが好きなら、かなりおすすめです。
1点だけ気になったのは、設定としては高校生で、高校がメインの舞台なんですが、とにかく彼らの生活が奔放すぎるw。
日本の高校とは比較になりません。ベッドシーンあり、ゲイカップル同士のキスシーンも多く、それらが日常的に高校の校舎の中で行われるという。
フィクションとはいえ、どこまでリアルなのかそうじゃないのか困惑してしまいました。
実際、ジャクソン役のコルトン・ヘインズは少し前にゲイであることをカミングアウトしましたが、それまでは言い出すことができずに葛藤があり、そのせいで精神的に不安定になり、シーズン途中で番組を去ったという経緯があったようです。
個人のセクシャリティーなんて、他人がどうこう言う必要ないのにね・・・と個人的には思っているので、カミングアウトして元気になったことは本当に良かったと思います。
それにしてもなぜ、イケメンはゲイ比率が高いんだろうか?
「ホワイトカラー」のニール役のマット・ボマーがゲイを公表した時が一番ショックでしたね。(女性にチャンスがなくなっちゃったじゃん、残念・・・の意味でw)
もう一つ、興味を引いたのは高校の授業内容です。
公立高校での生活がメインのドラマなので、授業の光景もよくあるのですが、その授業内容がかなり高度な内容でした。それもインタラクティブで。
これも、どこまで本当なの~!?
すっごく知りたいです。
上級クラス(生物?)では遺伝子について大学の授業さながらの内容だったりしましたし、すごく面白そうでした。
これが実際のアメリカでの高校の授業なら本当にレベルが高いですし、個人の能力を最大限に引き上げるシステムがあって、良いなあと思いました。
できる人はトコトン上を目指せるって大事だと思います。
もちろん学校のレベルにもよるでしょうが、実際のアメリカの高校の授業内容を知っている人は教えていただけたら嬉しいです。
ちなみに私は今まで大量に海外ドラマを見てきました。
そんな私のおすすめのドラマはこちらでチェック。全作品に一言レビューをつけてますので選ぶ時の参考にどうぞ。
短期間で大量のドラマ視聴で英語力アップ!
これだけ短期間に一気に見ると、はっきり言って英語力が上がります。超疲れますがw。
私は以前から推奨しているように、ドラマや映画は日本語字幕で見ていますが、同じシチュエーションのやり取りを凝縮して見ることで、自然な会話に何度も触れることになり、勝手にこういう場面ではこういうセリフが使われる・・・ということがわかってきます。
それを繰り返していると、役者がセリフを言う前に何て言うのか(英語で)わかるようになります。
留学も良いですが、英語を身につけるという事だけであれば家でできることもいっぱいあります。時間が取れるなら、「1週間丸ごと家で海外ドラマで英語漬け」お勧めします。
今回このドラマを見ていて、目から鱗だったのは「デッドプール」という言葉。
この言葉自体を見るとどうしてもライアン・レイノルズ主演の「デッドプール」しか頭に浮かばないのですが、(結構好きですw)ドラマの中で何度もこの言葉が聞こえてきたので???と思っていたら、なんとデッドプール(dead pool)とは「死のリスト」の意味だったんですね。
全然知りませんでした。
あまりに衝撃的だったので、おそらく一生この意味を忘れることはないと思いますw。
このように、実際の生の会話で使われるセリフを覚えることができるのは海外ドラマならではだと思います。
これが映画だと2時間くらいで完結してしまうので、出てきたセリフもその時は覚えていても記憶から流れていってしまうんですよね。
もちろん何度も同じ映画を見るということで解決しますが、そうそう同じ映画を何度も見ることはないと思いますし、英語学習のためと思ったら尚更苦痛になると思います。
それに比べると海外ドラマは大体1シーズン当り10~20話くらいはあるので、どんどん見ていくことでストーリーの流れを追いながら何度も出てくるセリフや表現が頭に入ってきます。
それこそもう、洗脳されるくらい(笑)。
リスニングを鍛えるためにも、1話40分程度で見れるドラマはおすすめです。
こちらの記事でも推奨しています。
ということで、学生なら長期の休暇中に、社会人ならお盆休みや正月休みに?
あるいは毎日2話ずつ(1話が40分くらいなのでそれほど負担になりません)くらいでもいいので、一気に視聴!試してみてはいかがでしょう?
きっと「なるほど~!こういう時はこういう風に言うんだね!」という瞬間がいっぱい起きると思います。
気になった表現があったらメモしておくと更に良いですよ!
Yuriでした。
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