全米オープン2018 準決勝レビュー &決勝プレビュー やっぱりジョコビッチは強かった

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全米オープン2018の男子シングルスは準決勝が終わり、残るは決勝の1試合のみになりました。

準決勝の2試合はこのカードでした。

ナダル VS デルポトロ

錦織 VS ジョコビッチ

このように周囲の期待値も高かった準決勝でしたが、残念ながら2試合とも期待していたような展開にはなりませんでした。

全米オープン2018準決勝

ナダル VS デルポトロ

この試合は見れていません。

第1セットを7-6でデルポトロが取り、その後の第2セット途中で、残念ながらナダルが膝の故障を理由に棄権しました。

前の試合でティーム相手にフルセットの壮絶な試合をしたのが影響したでしょうか?怪我が酷くないことを祈りたいです。

これで、デルポトロは2009年以来のグランドスラムの決勝進出を果たしました!

それもその年に優勝した同じ全米です。

おめでとう~。

錦織 VS ジョコビッチ

ここに至るまでの錦織の試合ぶりが素晴らしかったです。特に直前のチリッチ戦ではしっかりと4年前のリベンジをし、これが弾みになっていけるのではないかと期待していました。

とは言うものの、相手は”あの”ジョコビッチ

ジョコビッチ攻略法として、「攻撃せよ!」という論調がメディアや解説者などから出ていましたが、そんな簡単じゃないよ~ジョコビッチだよ?ジョコビッチ。

一般の選手はもちろん、フェデラーもナダルもなかなか勝てない男だよ?

と思っていました。

結果的に、錦織はストレートで敗れてしまいました。1セットずつ振り返るのは長くなりそうなので、ポイントだけピックアップして振り返ります。

試合の流れ

最初、ちょっと緊張感は見て取れましたが、プレー自体は良かったと思いました。

突然錦織がつまづいて足を止める場面があり、ヒヤッとしました。すでに蓄積疲労があったのか・・・。

それにしても、ジョコビッチがやっぱりとんでもなく強い、上手い、穴がない!

何でそんなとこに来たショット返せるの?というスーパーショットの嵐。すごすぎです。

やはり疲労が足に・・・。思っていたより蓄積疲労がたまっていたのか、それでもジョコのショットを拾いまくってウィナーを取る錦織に観客も応援ムードに。

錦織も何とか頑張って勝機を探していましたが、打っても打っても返ってくるジョコビッチの鉄壁な守備に、徐々に錦織のプレーレベルが落ちていきました。

体力も気力もなくなっていったように見えました。

修造さんは「ジョコビッチは錦織だけには負けたくないと思ってる。」と言ってましたが・・・

最後も普通ならウィナーになるような錦織のショットをスーパーリターンし、ゲームオーバー。ストレートでジョコビッチが勝ちました。

試合後のジョコビッチのオンコートインタビューの一部分です。

錦織の強さを認めているからこその、自分のプレーのレベルを上げなくてはいけないんだという、ジョコビッチらしい錦織に対するリスペクトかな~と私は思いました。

フェデラーに対する攻略法を同じように錦織に対してもしているというのは、それはそれですごいことだと思います。(ちょっと悔しいですが、いや、かなり・・w)

錦織の敗退は残念ですが、怪我から復帰して今年出場したグランドスラムで、

  • 全仏4回戦
  • ウィンブルドン準々決勝
  • 全米準決勝

って、素晴らしいと思います。

マスターズのモンテカルロでは準優勝でしたし。

この後もいくつも大会が続きますが、錦織は去年はこの時期は怪我で試合に出ていないので、勝てば勝つだけポイントが入ります。

今回の活躍で現在錦織はレースランキングで10位にまで上がってきました!

この秋の成績いかんで十分にファイナルズが狙える位置にいます。

しっかり休んで、また頑張ってもらいたいです。

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決勝のゆくえ

決勝カードはこうなりました。

ジョコビッチ VS デルポトロ

ここはやっぱり、復活してきたジョコビッチ・・・ではなく、選手生命さえ危ぶまれ、自身も引退を考えたという大変な怪我と手術を乗り越えてカムバックしてきたデルポトロを応援したいです!

あの怪我と手術がなければ、とっくにGSもMSも複数回取り、NO.1にもなった可能性があるデルポトロ。

チリッチ、錦織と同世代で将来を早くから嘱望されていた彼に、もう一度GSのトロフィーをもたらしてあげたいと本当に思います。

デルポの全盛期において、ジョコビッチとデルポの二人の対戦は常に大バトルでフルセットが常でした。

特にデルポが一番充実していた2013年の、マレーが優勝したウィンブルドンの準決勝もこの二人はフルセットの激闘をしていました。

結果はジョコビッチが勝ちましたが、次の決勝ではその試合でエネルギーを使い果たし、マレーに負けました。

その後も同じ年の上海でもすごい試合を繰り広げ、当時よくブログを書いてくれていた錦織があまりの彼らのレベルの高さに「この人たちおかしい。」と書いていたほどでした(笑)。

どちらも接戦の末ジョコビッチが勝っていますが、本当に1ポイントの差と言っても良いくらい、どっちが勝ってもおかしくない試合でした。

更にはデルポが復活して間もなかった2016年のリオオリンピックでは、1回戦でついに、デルポがジョコを撃破。そこからジョコは長い低迷に陥っていきました・・・。

どちらにしても凄い戦いになることは必須でしょう。

勝利のゆくえを見守りたいです。

できれば号泣するデルポを見たいですね。

Yuriでした。

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コメント

  1. aoiです より:

    2回目、すみません。
    決勝戦後の感想。

    『ジョコビッチ選手、強すぎる。。。』

    鉄壁の守備力はもちろんのこと、更に攻撃力が増している。守備から攻撃への切り替えが早い。それに、彼にはもう迷いがない。
    ハイ、『誰』に対しても強い彼がグレードアップして戻って来てしまいました。

    また一強時代が始まってしまうのか?と心配になりましたが、いかにニュータイプジョコロイドと言えども全ての試合勝ち続けることはあり得ない。

    そして、他の選手も、もちろん錦織選手も新たな強さを手に入れている。まだまだ一段階二段階強くなれる余地がある。

    今、勝利に対して貪欲になっている時期で、功を奏しているものも色々あります。さらに、新しい練習方法や試合参戦(既に来年変えてますが)、Yuriさんの仰る期間限定のコーチも含めて、試せるものは色々試してほしい。(普段のツアーでダンテさんの他にもう一人ほしい。)

    強い相手に対して『練習でできていたことが実戦でもできた』という経験値が上がれば上がるほど、迷いがなくなり身体も自然と動きショットの精度も増すような気がします。

    彼はもうすぐメスに行くそうで、まだファイナルへの希望を持っていますし、8位までのポイントは離れて厳しいけど、欠場者が出る場合もありうるから頑張ってほしいですね。

    まだ今年、爆発してくれる予感がします。
    それがMS優勝!であったらいいなぁ。

    • yuri より:

      今回の全米オープンは、錦織自身が手ごたえを感じられた大会になったことが本当に良かったと思います。自分を信じることができたんではないでしょうか?対ジョコビッチはもうしょうがありません。はっきり言って強すぎます。記事にも書いた通り、よほどなことがないと勝てない気がします。私は錦織に対してはとにかく大きなタイトルを取って歴史に残って欲しいので、もうこれ以上ジョコに焦点を当てすぎなくて良いと思っています。もちろん勝てればいいけどね。ラッキーでも何でも良いので、まずはMS優勝して欲しいですね。

  2. aoiです より:

    Yuriさん、今日は。
    錦織対ジョコビッチ戦、Yuriさんのコメントに一つ一つ頷きながら拝見しました。
    まず、ジョコビッチ選手は誰に対しても負けたくない、同感です。
    だから専属アナリストを雇って、相手対策を徹底的に練る。そして、それを正確に遂行する。
    今回も大事な場面ではたとえエース級の球でも絶対にミスをしない、逆にライン際に返す、相手に良い体勢で打たせない、など徹底してました。
    つい数時間前に再放送をやっていたので、今度は少しは客観的に観ることができました。
    はじめに観た時に感じたほど動きは悪くない、と思いました。
    やはり、第2セットの序盤、もしブレークできていたら、あるいはもしその後キープできていたら、錦織選手は多少なりとも心身共に持ち直して、第3セットの展開が変わったかもしれない。
    ジョコビッチ選手もいつもよりエラーが多かったので、必死で第3セットも取れていたら、今度はジョコビッチ選手がガクッときた可能性もなくはない、と思いました。
    それでも強かったですし、錦織選手の蓄積疲労もかなりあったと思いますけどね。(足がもつれた時ヒヤッとしたー)

    やっぱり相性がありますかねー。
    錦織選手とキリオス選手の関係とも逆の立場でちょっと似ているような。。。

    でも、ジョコビッチ選手に手も足も出ない訳じゃないし崩せてはいるので、やっぱり攻め玉のミス、またはその直前の簡単なミスを無くしたい。
    一回勝ってしまえば、こういった連敗はなくなると思うのですが。

    そうは言っても、錦織選手の今大会の戦いぶりは素晴らしかった。
    まず、勝ち方が良かった。セット内に修正し、序盤はほぼ最小セットで勝ち上がってきた。
    無理せずとも堅実なテニス、ポジティブな態度、MTOも一回も取らなかった、何と言ってもベスト4!凄い選手ですよ。
    復帰7カ月でよくぞここまで戻ってきてくれました。
    ありがとうの気持ちでいっぱいです。

    • yuri より:

      aoiさん、相性もありそうな気がしますよね。でもそれ以前にジョコビッチやっぱり強すぎです。この試合もそうですが、決勝戦を見た感じでは錦織だけではなく、この状態のジョコには誰も勝てないんじゃないかと思いました。マジで・・・。勝てるのはスイッチの入ったスーパーフェデラーくらいじゃないのかなあ。またそんなフェデラー見たいな~とか考えてしまいました。

      錦織はまだまだ強くなれると思います。なおみちゃんの活躍に刺激も受けたと思うので、もう1段階、彼も進化して欲しいですね。なおみちゃんのコーチに期間限定コーチを頼むとか?(笑)

  3. ゆうた より:

    yuriさま
    記事立てありがとうございます。
    来シーズンの足掛かりになる今シーズンにおいてここまでは「至って順調なシーズン」という印象です。

    体力面について色々言う人も一部でいる様ですが、復帰から今までがランク的に下位シードか下手すればノーシードで序盤から体力を削られる立場を強いられてた訳ですから故障前の「常に上位シード」とは違いますし、マドリードMSに至っては「いきなりジョコビッチ」でしたから・・・

    しかしランクを上げてその厳しい立場からの脱出も時間の問題ですし、そうなると「序盤の削り」も格段に減りますから体力面の不安はかなり解消されるかなぁって思っています。

    御指摘の通り残りシーズンは加算のみですし、来シーズンも春の北米MSまでの3カ月で235ptとそれほど稼いでいませんから、事実上の加算期間となりますので楽しみは来年も続きそうです。

    モンテカルロMS準優勝や全英QFなど「未開の地に踏み入れた」錦織選手、ならば次に個人的に踏み入れて欲しいのは「東京500・上海MSを共に上位に行く事」です。各々の大会では結果を出していますが「共に」は今までは無い「未開の地」ですので是非とも踏み入れて欲しいですね。

    • yuri より:

      ゆうたさん、この秋以降の錦織の活躍に期待したいですね~。特に最近結果が出ていない上海マスターズで良い成績を出して欲しいです。とはいえ、復活したジョコや上海が得意なフェデラーとか上位陣を崩すのは並大抵ではなさそうですが、頑張って欲しいです。

  4. まり子 より:

    >フェデラーに対する攻略法を同じように錦織に対してもしているというのは、それはそれですごいことだと思います。(ちょっと悔しいですが、いや、かなり・・w)
    声を大にして同感です!
    本当にyuri_sanのブログ読むと
    スッキリします(^-^)

    >錦織の敗退は残念ですが、怪我から復帰して今年出場したグランドスラムで、

    全仏4回戦
    ウィンブルドン準々決勝
    全米準決勝
    って、素晴らしいと思います。

    マスターズのモンテカルロでは準優勝でしたし。
    この結果も拍手ものですよ!本当に!

    私もデルポさん 応援してます
    (o^-^)尸
    ジョコジョコもケガ明けだけど
    今年すでにGS優勝してるし
    デルポは手首のケガ で長い間苦労努力してきたし
    頑張れデルポ!

    なおみちゃん 優勝!嬉しいですね\(^o^)/
    お母さんとの包容見て泣きました
    そして セレモニーに開始時のなおみちゃん見て (涙)しました
    なおみちゃん本当に頑張った!
    東レパンパシフィック観戦する日
    なおみちゃんのゲームが有れば
    良いけど……なにより
    おめでとうー\(^o^)/言いたいです!

    • yuri より:

      まり子さん、スッキリして頂いて何よりですw。
      なおみちゃんの優勝は良かったですね~。まあ、色々ありましたが優勝の事実は消えません。今後の活躍を大いに期待したいですね。
      デルポは残念でしたが、ジョコが強すぎでした。