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錦織圭、ベルダスコ下して次はハチャノフと ー2017ハレ大会ー

2017ハレ大会&アンタルヤ大会
Flotography / Pixabay
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こんにちは、Yuriです。

ドイツで行われているATP500のハレの大会で、錦織は無事、初戦を突破しました。

相手は今大会のダブルスのパートナーでもある、フェルナンド・ベルダスコでした。

スコアは錦織から見て、6-7(7), 6-3, 6-4 と、相変わらずの1セット落としてからの逆転勝ちでした。

↑飛んでますねw。もしかしたら1セット目のタイブレでの、バックハンドのジャックナイフ(エア・ケイ)の時のショットかな?

 

最近は錦織が第1セットを落とすとかえって安心することが多いです(笑)。特に彼は基本的にスロースターター気味なので、最初のセットが良すぎると不安になります。

 

先日の全仏での、対ベルダスコ戦と対マレー戦が良い例ではないでしょうか?

ベルダスコ戦ではベルダスコの出だしが良く、最初のセットは0-6で錦織はベーグル焼かれてしまいましたが、その後逆転し最後のセットは逆に6-0でベーグル焼いて勝ってしまいました。ツイッターで誰かが「ベーグルサンド」wとか言ってましたが、言い得て妙ですね。

反対にマレー戦では、錦織がかつてないような素晴らしい立ち上がりで最初のセットを取りますが、その後徐々にトーンダウンして負けてしまいました。

 

これは錦織に限ったことではなく、テニスの試合ではよくあることなんですが、最初のセットをあっさり取ると(例えば6-0とか6-1)、そのあと逆転されて負けてしまうことがよくあります。

もちろんいつもじゃありませんよ?

でも地力が高い選手は特にそうですが、1セット目を落としてもその後修正してくるので、そういう試合になることが多いです。

そんなことも頭に置きながら試合を見ると、面白いと思います。

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錦織のグラスコートの初戦

 

今年最初の芝のコートでの試合としては、上々だったんじゃないかと私は思いました。

前記事の、2017年グラス(芝)シーズン突入 錦織圭は今週のハレの大会からスタート!

でも言及しましたが、赤土のクレーコートから滑る芝のコートに対応するのは大変です。

 

昨日も、ロンドンで同時期に行われているクイーンズの大会で、

アンディ・マレーが、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に、

ラオニッチが、タナシ・コキナキス(オーストラリア)に、

バブリンカが、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)に

それぞれ初戦で敗れてしまいましたTOP3シードが全滅したことになります。Σ(゚д゚lll)

フェデラーも先週のシュツットガルトの大会でハースに初戦で負けてましたね。

 

そのことを考えても、昨日の錦織の試合は、十分に期待が持てる内容だったのではないかと思います。

取られた第1セットもそんなに悪くはなかったと思います。

ベルダスコのサービスが良かったです。でも錦織もサーブも悪くなかったですし、特にバックハンドの切れが良くバックのダウンザラインを何本も打ち込んで決めていました。

結局このセットはタイブレークになり、錦織の「エア・ケイ」とか、

ベルダスコのサウスポーならではのダウンザライン鋭角な「凄いフォアハンド」とかで、

両者共一歩も引かないスーパーショットの応酬でしたが、最後にベルダスコがミニブレークし、そのまま取られてしまいました。

 

第2セット、第3セットは、ベルダスコの調子が少し落ち、疲れが見え、サービスやショットの精度が下がりました。

それと同時に、錦織の調子が少し上がって安定したことで、大事なポイントで先手を取ることができてそのまま勝ち切りました。

 

結果的には、地力で上回る錦織の順当勝ちと言える試合だったような気がします。

 

第3セットの途中でベルダスコが腰の痛みを訴えて、MTO(メディカルタイムアウト)を取り、トリートメント(手当て)を受けていたのが少し心配です。

今日のダブルスに出られるのかどうか。様子見ですね。

*無事、ダブルスは出場しましたが、残念ながらNo.1ペアに敗れてしまいました。スコアは競っていたので、良い試合だったんだと思います。映像で見たかった・・。

 

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次の相手はロシアのカレン・ハチャノフ

 

残念ながら私の一押しだった、ジル・シモンは負けてしまったので、初対戦はお預けです(泣)。早く見れますように。

 

ロシア出身のNEXT GENの一人、カレン・ハチャノフ 21才 38位です。

*前回まで、カチャノフと表記していましたが、正しい発音は「ハチャノフ」の方がより近いのでこちらにしました。フィギュアスケートなどでよく使われる、仮面舞踏会などの作曲で有名なハチャトリアンと同じ発音ですね。

↓の写真の一番右のでかい奴wが、ハチャノフです。

Embed from Getty Images

 

錦織とは、昨年の2016年の全米の2回戦で一度、対戦があります。

確か、1セット目は錦織が取り、2セット目はハチャノフが取った後、雨による中断をはさんで錦織が2セット取り返して勝った試合だったと思います。決して楽な試合ではなかったと思います。

体格が良くてパワーもテクニックもある選手です。

同じロシアの元世界NO.1選手のマラト・サフィンを彷彿とさせる選手ですね。

背が高くてパワーがあるので、芝ではサーブが生きるタイプ、いわゆるビッグサーバーの部類に入るのではないでしょうか?でも、フットワークも悪くないので怖い存在であるのは間違いないです。

でも錦織にとって、今年結果を出したいウィンブルドンを控えて、いろいろなタイプの選手と当たっておくのは良いことだと思うので、試合が楽しみです。

追記:試合時間が決まりました。

日本時間6/22の19:00~スタートです。前回と一緒ですね。

 

更に追記:ハチャノフのインタビュー(英語)がATPサイトに上がってました。

 

簡単に要約&日本語訳を書きました。(紫がハチャノフの答え)

全てを訳しているわけではありません。m(__)m.

グラスコートについて:

グラスコートではあまり試合をしたことなくて、ウィンブルドンのジュニアと去年予選に出ただけなので、経験が少ない。

 

38位になったけどどう?と聞かれて:

「もちろん嬉しい。チームと一緒に頑張ってるよ。」

 

最近はクレーで良い成績を出してるけど、得意なサーフェス?と聞かれて:

「ハードとクレーで結果が出てるけど、まだ今年も残り半年あるし、わからないよ。」と。

 

他のNEXT GENも頑張ってるけどどう思う?という質問には:

「サーシャが凄いね、TOP10に入ったし、でも自分も他の選手(チョリッチやルブレフとか)も頑張ってるよ。」てな感じ。

 

次は錦織だけど?:

「前回の対戦とは別の大会、違うサーフェスで、別の試合だと思ってる。自分のゲームにフォーカスして、自分が何ができるのか、チームと一緒になって練習してきたことを見せたい。」

 

という内容でした。

落ち着いていて、良いインタビューでしたね。

今日の対戦が楽しみです(ちょっと怖いけどw)。

 

でも!もちろん、錦織に勝ってもらいたいです!!

 

杉田がフェデラーと対戦!

ところで、

昨日組まれていたフェデラーVSルーの試合が、急遽ルーが怪我で棄権したため、

なんと杉田祐一がLL(ラッキー・ルーザー)として入ることになりました。

本当にその名の通り、ラッキー・ルーザーでしたね~。

 

あの、ロジャー・フェデラーと、芝のコートで彼の強さを体感できるなんて、多くの選手が願ってもなかなかその機会に恵まれませんよ~。

持ってます、おすぎ。

予選でユーズニーと死闘を繰り広げたご褒美が待ってましたね。結果はストレートで負けてしまいましたが、杉田も十分に見せ場を作っていました!

 

でもとにかく、ロジャーが良すぎました。

芝のコートのフェデラーのプレーはいつにも増して美しい~✨。

 

試合後に海外の解説者が、

「杉田のプレーは悪くなかったよ。ロジャーが圧倒してただけだ。」

” Sugita didn’t play bad. Just Roger was dominating! “

 

と言っていました。

でもつくづく杉田のプレーは本当に芝に適してるな~と思いました。

ウィンブルドンが楽しみです。

 

さあ、今日の相手はNEXT GENのハチャノフ!

しっかり勝ってもらいましょう!

Yuriでした。

コメント

  1. h-iga より:

    圭君、元気にテニスが出きる日をまた辛抱強く待ちますか

  2. h-iga より:

    我が家にも現在、ねこ2匹います。そすしてアガシが生涯グランドスラムを
    た達成した時と同じモデルのラケットをを使用して週一テニスをしてます。

    • yuri より:

      本当に残念です~涙。
      ウィンブルドンに間に合う程度の怪我であることを祈ります。
      それにしても、そろそろハレをあきらめてクイーンズに行くとかしても良い気がします。

      芝のせいなのかな~やっぱり。(:_;)

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