上海マスターズ大会2017ベスト8決定、さらにキリオス棄権の舞台裏

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Yuriです。

楽天観戦&応援疲れで、ボケボケしているうちに(笑)あっという間に上海マスターズ大会も、クオーターファイナルまで来ました。

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さすがに全ての大会を網羅するのはハードル高過ぎですね。

*錦織がいないというのもいまいち気持ちが盛り上がらない理由の一つですが・・・。

ATPさん、スケジュール何とかしてください。m(__)m

上海マスターズ大会2017ここまでの経過

ナダル、フェデラーの充実ぶり

それにしても、去年のTOP2のジョコビッチとマレーがいないグランドスラムやマスターズ大会なんて、想像もしていませんでした。

さらに、バブリンカと錦織とラオニッチもいません。

去年、一昨年のTOP5選手が全員欠場しているようなものです。

まさに異常事態です。

そんな中、去年の後半にしっかり休んで怪我を治し、復活してきた二人の現役レジェンドプレーヤー、第1シードのラファエル・ナダル第2シードのロジャー・フェデラーはしっかりと勝ちあがっています。

今のところ盤石に見えます。特にナダルの充実ぶりに驚いています。

上海マスターズ大会は、毎回前週のATP500大会である、楽天ジャパンオープンと北京大会の翌週から始まります。

そのため、その二つの大会で決勝まで行きついた選手は過酷なスケジュールを強いられることになります。(そのさらに前の週には250の大会もあります)

今年は楽天オープンダビド・ゴファンアドリアン・マナリノの対決で、ゴファンが優勝しました。

北京大会ラファエル・ナダルニック・キリオスの対決で、ナダルが優勝しました。

この4人の中で、初戦を突破できたのはナダルただ一人です。

全仏を優勝した後、ウィンブルドン、夏の北米マスターズではいまいち振るわなかったナダルでしたが、

全米で優勝した後、北京大会でキリオスを倒して優勝し、この上海マスターズでも順調に勝ち進んできています。

残りの3人、ゴファン、キリオス、マナリノは全員初戦敗退です。

マナリノは見ていませんでしたが、相手がケビン・アンダーソンだったので、まあ順当と言えば順当ですが、ゴファンとキリオスは見るからに疲労困憊な感じでした。

特にゴファンは既に2週連続で優勝✨してましたからね~。3週連続は死んじゃいますよ。

残りのシーズンに向けて体を休めて欲しいです。

ファイナルの可能性も出てきましたね。頑張って欲しいです。

*以前の錦織も同じことがありましたね。

ベスト8の顔ぶれ

  • ナダル
  • フェデラー
  • チリッチ
  • デルポトロ
  • ディミトロフ
  • ラモス・ビニョラス
  • ガスケ
  • トロイツキ

です。

試合予定は

チリッチ  VS ラモス・ビニョラス

ナダル   VS ディミトロフ

デルポトロ VS トロイツキ

フェデラー VS ガスケ

となっていますが、

すでにチリッチがベスト4に進出しています。

ナダルとディミトロフの勝者と対戦ですね。

ナダルの復活と快進撃は恐ろしいです(笑)。

フェデラーの復活ももちろんもそうなんですが、ナダルの場合はその体力が本当に計り知れません。一体どれだけ連戦に耐えうるのか、空恐ろしいです。

ディミトロフは初戦のライアン・ハリソン戦ではほとんど負けていたのに(フルセットタイブレークでハリソンの6-3リード)、ハリソンが最後に決めきれずにミスを重ねてラッキーに近い形で勝利してから、ここまで上がってきました。

ナダル相手にどうなるのか?見ものです。

デルポトロは若手NO.1サーシャ・ズベレフをフルセットで破って上がってきました。

元NO.4、元全米チャンピオンが復活を遂げつつあります。

少し前まで、スライス一辺倒だったバックハンドが普通に打てるようになってきました。

このまま強いデルポトロが完全復活するのか、期待したいですね。

一方、負けたサーシャは派手にラケットを壊しまくったようです。去年も上海でラケット破壊してましたね。キリオスもサーシャも上海とは縁が薄いのかもしれません(笑)。

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↓こらこら、子供が見てますよ?

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ラケット破壊と言えば、私は見てはいませんが、ティームも1回戦で負けた際にやったそうです。ティームはこのところ調子が上がりませんね。心配です。

フェデラーは調子が良さそうです。ドルゴポロフ相手に何もさせずにストレートで勝利しました。次の相手はガスケ。

ガスケはフェデラーにクレーで大昔に2回勝ったことはありますが、それ以外はほとんど勝てていません。

今回ガスケは、シモン相手に素晴らしいショットを連発していましたが、フェデラー相手にどうなるか?楽しみです。

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キリオスがまたも問題行動で棄権

さて、問題のキリオスです。

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せっかく、少し前に本人が

「目標が見つかった。恵まれない子供たちの居場所を作るんだ。テニス選手であることでこれを実現できるのは素晴らしい。」

という話をしていて、「ようやく奴も大人になったか~(涙)」と、世界中が感動してホッとしていたのもつかの間、またやらかしてしまいました。

一回戦の相手は楽天でも(ルイージとしてw)大活躍だった、アメリカのスティーブ・ジョンソンでした。

キリオスはかなり体が重そうで疲れているように見えましたね。

第1セット途中でアウトコールのキリオスのショットがホークアイでインになりましたが、そのジャッジに怒ったのか、ボールを客席の方に?強く叩きこみ、1回目のウォーニングを取られます。

そのショットはジョンソンがかろうじて触ったものの、返せなかったにもかかわらずなぜかリプレイザポイントになります。これについては、

英語解説者が「キリオスのポイントにならないのは驚いた。」と言っていました。

そうして突入したタイブレークでは、二人の素晴らしい長いラリーがあり、そのポイントを物にしたキリオスが良い感じでリードしていたのですが、

観客席でかなりうるさく何か言ってる客がいたようで、そのことと更にそれをコントロールしない審判にキリオスの不満が爆発します。

ポイントを失った直後に、観客側から(たぶん)何かまた言われたのか、キリオスが悪い言葉を投げかけます(B…s….!)みたいな。

それに対して審判が2回目のウォーニング。2回目なので今度はポイントを失ってしまいました。

私が聞き取れたのはキリオスが審判の方に向かって

” What are you doing? “

「あんた何やってんの?」

” You should’ve stopped this happened.”(完全には聞き取れなかったけどこんな感じ)

「こんなのやめるように言うべきだろう!」(たぶん観客がうるさいことに対して)

これに対して、審判が

” I did. “ 「言ったよ。」

それに対してキリオスが

“No, you didn’t. “ 「言ってねえよ。」

と文句を言い、今度は陣営の方に向かって、

” Is that normal ? ” 「あれって普通なの?」(観客と審判のこと?)

と怒ってあきれたように文句を言い続けます。

この時点で完全に理性を失ってましたね。

私は聞こえませんでしたが「このセット落としたら俺はこの試合やめる」とキリオスは言い放ち、実際にこのセットを落とした直後にネットに歩み寄り、リタイヤしました。

ジョンソンが「お前~、もっと頑張れよ~!」と言わんばかりに残念そうな困った顔で、キリオスの背中を強くたたいていたのが印象的でした。

あまりにもショッキングな幕切れでした。見ていた私も唖然・・・。


その後、自身のアカウントにキリオスが謝罪文を載せていましたが、見ていた側からすると、体調不良が事実だとしても、取った行動は正当化できないですよね・・・。

その後、なぜか謝罪文のツイート自体が消されていました。(現在は見れない)

結局キリオスは、

罰金1万ドル(約112万円)に加え、1回戦出場の賞金2万1085ドル(約240万円)の没収処分を言い渡されました。

罰金は非スポーツマン行為(ウォーニング)に対してと、賞金の没収は試合後にメディカルチェック?治療?を受けなかったからだという話です。

もうなんでこうなるんでしょうね~。去年とおんなじです。(泣)

でも取った行動は許されませんが、確かにかわいそうな面はありました。

後から録画を見直して状況を観察しましたが、一部の観客がかなり叫んだり怒鳴ったりする声が聞こえましたし、審判のジャッジにも??と思うところがないわけではありませんでした。

それでも、我慢して欲しかったですが・・・。

キリオスは実は前週の北京の決勝でも、危うくキレそうになる気配がありました。

その前の準決勝でサーシャ・ズベレフ相手に素晴らしい勝ち上がりを見せ、

「これはキリオスようやく落ち着きを身につけて覚醒したか!?」

と思いましたが、

決勝ではブツブツ文句を言ったりしていて、集中しているようには見えず、あっさりナダルが勝ちました。

彼はおそらく、

疲労困憊になると、頭も身体もコントロールできなくなる

のではないでしょうか?

去年も楽天で素晴らしい1週間を経て優勝し、最後までキリオスはキレる姿は見せませんでした。

にもかかわらず直後の上海では、ミーシャ・ズベレフ相手に無気力試合でペナルティを食らいました。

その時は本人が「疲れすぎててダメだった。」ということを話していたという記事を読んだ気がします。

今のところ、更なるペナルティーの話は出ていないのですが、私としてはこのまま収まって欲しいです。

キリオスの感情コントロールには、まだ少し時間が必要なようですが、それでも魅力的なテニスをする、本当は心優しい人だと思うので、良い方向に向かって欲しいです。

今日はベスト4が決まります。

本命はやはり、ナダル対フェデラーかな?

個人的にはフェデラーかデルポトロの優勝が見たいです。

Yuriでした。

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コメント

  1. マコさん より:

    初めまして!13日に移動して、ベスト8とベスト4を観戦してきました。私は福岡に住んでいるのですが、上海は近いので、楽天に東京へ行くより好んでいて観戦は2回目です。フェデラーとガスケ&デルポの試合。ナダルとディミ&マリンの試合 すべて素晴らしかったです。でもフェデラーを応援するあまりですが、中国の観客の態度は水を指すものでした。マナー(勝手に空いている席に座る等)やスタッフ(ガードマンが昼寝やタバコ吸っています)の勤務態度も改善の余地がありますね。会場のつくりや試合は本当に素晴らしいのですがね。来年もフェデラーは出るそうなのでまた見に行きたいと思います。

    • yuri より:

      いらっしゃいませ~。
      コメントありがとうございます。
      生観戦したんですね!うらやましい限りです。

      観客の態度はやはりあまり良くないんですね・・・。
      フェデラー押しが凄いですものね。
      せっかくこれだけの選手が揃う大会なんですから、大会側ももう少し頑張って欲しいですね。
      国民性が関係してるのかどうかまではわかりませんが、マスターズ大会なんですから!
      またいつでもコメントしにいらしてください。

  2. ROM より:

    去年もキリオス選手は上海で観客ともめたんですよね…。華麗にスルーする術を身につけてほしいものです。とはいえ、かなりひどい事を言う観客もいるので、選手ばかりでなく観客のマナーに関してもマスコミは苦言を呈して欲しいと思います。

    • yuri より:

      今回はかなりひどいみたいですね。
      デルポがあれだけ抗議するのは見たことなかったので、キリオスが怒るのも無理ないか・・と思いました。
      去年もそうだったのかしら?
      結局試合の途中で通訳できる司会者?が呼び出されて、中国語で「ポイント間は静かに」とアナウンスしてましたね。

      上海は、キリオスもサーシャも2年連続でキレちゃってますね。
      キリオスは無気力試合と棄権。
      サーシャは2回とも派手にラケット破壊。

      まだまだ先輩たちには追い付けませんね。