Yuriです。
前回の続きです。
前回は2017年前半の1月~3月のハードコートシーズンについて振り返りました。
今回はその後に続く、クレーシーズンについて振り返りたいと思います。
私がこのブログを開設したのが、4月の終わりだったので、ちょうどこの頃からテニス記事を書き始めました。
2017年4月~5月はクレーシーズン
錦織の棄権の裏で、杉田祐一が大活躍!
錦織はマイアミ大会で悪化させた怪我の影響で、3度決勝に進み、そのうち2度も優勝した大好きなバルセロナ大会(去年はナダルに決勝で負けて準優勝)を直前で棄権しました。
そのおかげで?予選で負けていた杉田祐一がラッキールーザーの権利を得て本戦出場を果たします。そして、突然覚醒✨します。
本戦に入り初戦はなんと元世界5位、スペインのトミー・ロブレド。
年齢もさることながら怪我も重なり、最近ランキングは落としていましたが、2013年の全米ではフェデラーを破ったり、2年前?にはインドアの大会でマレーと死闘を演じたりと、元々相当な実力者です。
その彼をあっさりストレートで下すと、次はフランスのリシャール・ガスケです。
彼を知らない人はいないと思いますが、元世界7位にして片手バックハンドの名手、錦織がなかなか勝てなかったあの、ガスケです。
そのガスケを相手にフルセットでまたもや勝利!これは本当に驚きました。
だってガスケですよ?クレーコートですよ?
いやいやこれは・・・でもさすがに次は厳しいでしょう。ATP500の大会で3回戦ですよ?そんなに甘くないよね。
次は最近メキメキと力をつけてきた、こちらも地元スペインの若手でランキングも20位まで上げてきていたパブロ・カレーニョ・ブスタだし・・・。
と思っていたら、ここでも勝利!!おまけにストレート!
おいおいおいおい。すごいよお杉?どーしちゃったの?クォーターファイナルまで来ちゃったよ?
次は準ラスボスwとも言える、ドミニク・ティームです。
さすがにここは厳しかった。
でも!
そうそうたるメンツを倒して、ここまで辿り着いたことは本当に凄いです。だって、クレーコートですよ?決して得意なコートではなかったと思います。
海外のメディアもかなり杉田について言及してたと思います。
これを機に、杉田は自信をつけてプレーレベルが上がっていったように思います。
錦織はずっと怪我と戦っていた
とにかく、錦織は年初のブリスベンから始まって、ずっと怪我がちでした。
2014年にはあと一歩のところまでナダルを追い詰めながら、やはり怪我に泣き、準優勝に終わったマドリード大会でもジョコビッチ戦を前に棄権してしまいました。
そのジョコビッチも全くそれまでの鬼の様な強さが嘘のように影を潜め、別人のように敗退します。
結局優勝は、ティームを破ったラファエル・ナダルでした。
その後のローマ大会では怪我の影響を心配されましたが、フェレールを再度圧倒的な力でねじ伏せ、因縁の?フアン・マルティン・デルポトロとの再戦となりました。
クレーコートなら錦織に分があるかと思いましたが、デルポは粘り強かったです。錦織は3回戦で敗退しました。
そんな中、なんとサーシャ・ズベレフが初マスターズタイトルを獲得してしまいました。
その後、錦織は負けが続いて試合勘がつかめないということで、急遽ATP250のジェノバ大会に出ましたが、ミーシャ・ズベレフに敗退しました。
この試合はサーブ&ボレープレイヤーのはずのミーシャが、まるで弟サーシャのようにベースライナーと化していて、ビックリしました。思ってもみない展開でしたね。
2017全仏オープン
錦織はフラストレーションが溜まる展開が続く
錦織の試合は、もう全てハラハラドキドキするような展開が多かったです。
最初のコキナキス戦も接戦でしたし、圧倒していたように見えたシャルディ戦でもメディカルを取って流れが変わりそうになったりして、なんとなくチグハグしてました。
そんな中行われた、ネクストジェンのアジア代表チョン・ヒョンとの3回戦が大変でした。
絶体絶命か~と思われた流れで、恵みの雨で雨天順延。
何とか勝ち切りました。
その後、前年も全仏で対戦したベルダスコと再戦し、これを勝利して準々決勝に進出!!
次はアンディ・マレーとの対戦になりました。
結果は、上のレビュー記事にも詳しく書きましたが、残念な敗退でした。
今年の負けるパターンと同じでしたね。突然切れる集中、自分にイライラ、ラケット破壊・・・。
勝てた試合だったと、本当に今でも思います。
その他の選手
こちらの準決勝のレビュー記事を読んでいただきたいです(笑)。バブリンカがどれだけ強いか、ということが書いてあります。
本当にあきれるほど強かったバブリンカ。全仏優勝者だけあります。というか、結局ウィンブルドン以外のグランドスラムを優勝したんですから、強いに決まってるんですが、マレー相手にあんな試合ができる選手は、そうそういないと思います。
結局決勝は、全仏優勝者のバブリンカとクレーキング、ナダルの対決となりました。
結果は・・・ラファエル・ナダルの10回目の全仏優勝となりました。
いや、でもバブリンカ、凄かったですよ?その凄いバブリンカを力でねじ伏せたナダルの強さが物凄かったです。
結局、クレーコートシーズンはナダルがほぼタイトル総なめして終わりました。
まとめ記事なのに、色々あり過ぎて終わらないですね。(笑)
続きは次の記事で。
Yuriでした。
コメント
yuriさま
お父様の入院大変でしたね。私も一昨年クリスマス前に親に倒れられて入院…とまではいきませんでしたが、一人南国バカンスを返上して半介護生活を経験致しましたので、ドタバタ感理解できます。
まとめ記事の続きは時間のある時にゆっくりと…。待つのは慣れております(^-^)v
ありがとうございます。
本当、びっくりしました。元旦の朝に・・・。
おかげさまで、当初思っていたほどは酷くないようですが、年齢が年齢だけに(70代)回復には時間はかかるようです。
ROMさんもそんなことがあったんですね。
人生いろいろありますよね~。
まとめ記事は全豪が始まるまでには・・・と思っております。(笑)